夢のシチュエーション | |
使い捨てマスクマン | 10/7(木) 21:40:55 No.20101011232218 |
こんばんは。普段、ROM専門の「使い捨てマスクマン」です。 現在開催中のCEATEC(IT・エレクトロニクスの巨大展示会)に、産業技術総合研究所のロボ娘「HRP-4C 未夢」が出展されていると聞いて、会いに行ってきました。 展示内容は、初音ミクでおなじみ「Vocaloid2」に自然な歌声を生成する技術「ぼかりす」を組み合わせ、さらにヒトの歌い手の表情・口の動きをスキャンして再現する技術「VocaWatcher」を加えて、人間の観客の前で、「未夢」が本当に歌っているかのように振舞う、というプレゼンでした。(なぜ国の機関が、我々の妄想の具現化にここまで熱心なのか不明ですが、都合がよいので思考を停止することにします) 曲が始まると、思った以上に目や口元が自然に動き、見蕩れてしまいました。これだけでも、時間を割いて幕張まで出かけた甲斐があったというものです。ところが、曲が終盤に差し掛かると未夢の表情が痙攣したようになり、司会者の方があわて始めました。そして、曲が終わる前に実演が中止になり、「彼女」は瞬く間にカーテンの中へ回収されてしまいました。 「一般人の前でロボ娘が故障する→エンジニアがあわてて駆けつけて回収」というマンガやゲームでおなじみの「あのシーン」が遂に実体化した歴史的瞬間でした。ほかの観客の方は、普通に残念そうな顔をしていました。しかし、ここの掲示板で鍛えられている私にとっては、まさに「我々の業界ではご褒美ですw」という心境でした(笑) この喜びを、どうしても同好の皆様と分かちたく、投稿させていただきました。長文になってしまい、すみませんでした。 |
|
|
〔 掲示板に戻る 〕 | 〔 ホームページに戻る 〕 |