6月の速報 
管理人 6/13(月) 01:58:44 No.20160719011819
六月の管理人ですごきげんよう。
ついにクーラーを稼動させてしまいましたよ
(まだ除湿のみですが)。

先週の映画は「デッドプール」「デッドプール
吹替版」そして「エクス・マキナ」。
「デッドプール」は、時制いじりなんかを除けば
驚くほど正統派ヒーロー誕生譚で、表層的な
キャッチーさで捉われがちなデッドプール
という人物を誠実に描いてんじゃないでしょうか。
面白かったです。その勢いで吹き替え版も観に
いく始末で、こちらもテンポ良さや情報量の増量も
あって別の魅力がありましたね。
あとエンドロールに入ってからが超可愛い。

という流れで映画話。
「エクス・マキナ」は散々待たされた挙句の
漸くの日本公開。管理人が買った米版BDには
日本語翻訳が一切入っていなかったのでやっと
物語の詳細が分かりましたよ…!管理人の英語力の
遥か彼方では、緻密な会話によるスリリングな
心理戦が行われていたんですね(笑)。
これは確かに、アカデミー脚本賞ノミネートも
むべなるかなです。
単に人工知能の叛乱モノという捉われ方もする作品
ですが、むしろこれは親殺し、個の自立と巣立ちの
物語という意味で至ってスタンダードな話なんだ
と思います。という事でめでたくも正式に
リスト入り。


あと前回更新でうっかり言及し忘れた映画が1本、
「ラブ・コントロール 恋スルと死んでしまう
彼女ボンス」。
Twitterであれこれ書いたせいですっかり満足して
こちらに書くのを完全に失念していたという…
大丈夫か俺。
「本人も知らなかったけど実はロボ」ボンスさんは
作中一貫して(原語でも字幕でも)サイボーグ
呼ばわりですが、そもそも前提が人工知能のお話
なのでロボ認定に問題は無いでしょう。
リスト入りです。ロボっぽいところでは
注射器の針が通らない、起動・シャットダウン
シーケンス、瞳にインジケーター、メカバレ(と
いうか、皮膚透過描写…?)など有り。


買ったものとか。
雑誌。
「電撃G'sコミック」7月号、吉岡榊「アンジェ・
ヴィエルジェ cross L.I.N.K.s」は同名ゲームの
コミカライズ。「白の世界」のアンドロイド、
コードΩ00ユーフェリアさんとSW=コードΩ46
セニアさんお当番回という事で新規リスト入りです。
夏改編から始まるアニメ版も楽しみです。
「プラスティック・メモリーズSay to goodbye」は
アイラさん最期の日その前日話。あれでも次回
最終回って訳じゃ…ないんですかね…?
「パンチラインMAX」も。
あ、ゲーム版買ったんですけど冒頭だけ遊んで
積んでます…なんかあのシステム、面倒じゃね?
(暴言)。

「週刊少年チャンピオン」27号、28号「AIの遺電子」。
28号#27は複製可能な人格のお話。テーマとしては
オーソドックスですがこの作品らしい切り口で
シャープにまとめてますね。単行本第2巻は7/8
発売、そしてサイン会がTSUTAYA三軒茶屋店で!?
ご近所!行きたい!

「ヤングキング」no.12、「高床式少女」。
お嬢さま物凄い久々の再登場…と思ったら
なんか超重要人物だったとか!?そして遂に
ロボ娘の皆さんは冷徹無比な殺人マシンの本性を
現し始めた!?…とはいえこの作品の事だからなぁ
どんなオチが付くもんだかなぁ(揺らがぬある種の
信頼)。まぁいずれにせよちょっとワクワクは
禁じ得ませんな!


コミックス。
じゅうあみ「われらひとしくギャルゲヒロイン」
(角川コミックスエース)はまさかの単行本化
ロボットヒロインのMACHI-NA/FT17005こと
マキナさんが登場する第6話もしっかり収録されて
ます、って事でリスト移動です。
えしかも第2巻以降もまだ希望があるんですか!?

樋野友行(原作:伊藤計劃/円城塔)「屍者の帝国」
(ドラゴンコミックスエイジ)は第2巻。ザ・ワン
の計画発動編まで収録されてます。相変わらず
ハダリーさんは無闇にエロい格好をしますな…


今週の発掘品。
前田とも「あわい森」「まどいの扉」(共に
シルフコミック)は、つくろい屋シリーズの
第1巻、第2巻(完結)。
次元がほつれ開いてしまった様々な異世界への
出入り口を閉じて回る「つくろい屋」の青年レムと
彼の旅に同行する少女型自動人形のククリの物語。
ファンタジー色も強いのですが、機械仕掛けの
自動人形であるのは間違いない所ですので
ククリさんを対象にリスト入りです。

あとデップーで思い出したのですが
「デッドプールvol.4 デッドプールvsシールド」
(小学館集英社プロダクション)にも
一応触れておこうかな、と…
それまでの事件(色々あった)で肉体を失って
しまい、デッドプールの脳に精神だけが寄生して
いる状態になっていたシールドのエージェント
ブレストン(既婚、一児の母)を現世に戻すための
依代として用意されたシールドご自慢の擬体
(LMD)が登場します。で、陰謀によって
この擬体がデッドプールを襲うんですがこの
状態では人工知能で駆動している訳で、じゃぁ
リスト入りなのかなぁ…いやでもなぁ…
派手目のメカバレもありますが娘ともGIRLとも
呼び辛いので一応リスト対象外で。
でこのエピソードはドラマの「エージェント・
オブ・シールド」とのクロスオーバーにも
なっているんですが、ドラマの方は次の第4シーズン
から女性型LMDが登場する、って話もあって大変に
気になりますぞ。日本には第2シーズンが
入ってきてるところでまだ先の話ですが…



小説。
前回宿題になっていた新木伸「英雄教室」ですが
第3巻からの登場を確認しました。最初の全然
人型ではない(加藤直之版バーサーカー的という
か…)状態から、戦略上の理由から少女型に
変型した、という経緯から、本当に女性型人格を
持っているのかどうか疑問符が付かなくは無いの
ですが、しかし純然たる機械、人工知能であるのは
確認できました。4巻には量産型の皆さんも登場
してます。まぁリスト入りは問題ないかな、
という事で。



じゃ、本日はここまで。
おやすみなさいまし。

1.  KAYU     6/16(木) 04:12:20 No.20160719011819-1
以前ここで、記事になっているのを見た様な記憶もあるのですが・・・
漫画図書館Zの「あたためますか」
http://www.mangaz.com/
フィーナちゃん登場は37Pからです^^


2.  管理人     6/27(月) 00:05:23 No.20160719011819-2
>> KAYU  さま
情報提供ありがとうございます!
いや、これ自炊しようと思って切抜きを揃えたり
抜けのある話は古雑誌を調達したり、それでも
見つかんないのは国会図書館でコピーしたり
してたんですけどね。…そうですかマンガ図書館Z
に…いや、便利な世の中になりましたね…
(やはり落胆は否めず…っ!


3.  管理人     6/27(月) 00:13:12 No.20160719011819-3
管理人ですごきげんよう。
今日は自転車でポタリングするついでに蒲田Pioの
ガルパン即売会ぱんつぁー・ふぉー!を覗いたり、
覗くだけのつもりだったのに結構買い物したり
してました。いやぁ、混んでましたねぇ。

先週の映画は「10クローバーフィールド・レーン」、
「帰ってきたヒトラー」。「クローバーフィールド」
は、尺の大半を占める密室サスペンスと、世界の
真実が明らかになる終盤のアレで二度美味しい…
とはあまりならず、話も主人公のキャラもテーマも
乖離感ばかりが感じられてしまうというか…。
(僅かにネタバレ)たとえばこれが似た構成の
「ミスト」なら、篭城戦中の人間同士の衝突、葛藤
がラストのどんでん返しの末の苦い結末に繋がる、
みたいな上手さを感じるんですけども。
(ネタバレ終わり)ただまぁ、退屈はしなかった
ですけどね。
「帰ってきた〜」はコメディの体裁を取っている
もののあまりに厳しくアクチュアルな視線が
まさに笑い事じゃないリアルを抉っていて
世界の、日本の現状を鑑みるに、今こそ観ておけ、
という痛烈な1作になってました。とはいえ
お笑いの面もエッジが立ってて大変に面白かった
です…あのシーンの完コピはズルいだろ色々!



ゲーム話。
度重なる発売延期を乗り越えて漸く配信開始と
なった「Mighty No.9」(チュン・スパイク)を
購入、ちょっとプレイ中です。
マルチプラットフォームでのリリースという事で
機種はちょっと迷ったのですが、ゲームパッドでも
遊べるのがちょっと魅力的だったのでWiiU版を
購入しております。
で肝心のコールさんですが、ロールちゃんさん
より無機質でロボっぽい性格が大変にキュートで
(まストーリーが進むにつれ変化ありそうですが)
こちらはこちらでまた別の魅力がありますなぁ。
DL専用ソフトという事ですが、海外ではパッケージ
版もあるという事ですので一応リスト入りで。
コールちゃんさんをプレイキャラとして使える
ようなのでもうちょっと頑張ってみますね。



アニメ話。
春改編アニメもボチボチ終了を迎えていますが
「コンクリート・レボルティオ」はテーマを
描ききった力の入った最終回で面白かったです。
メガッシン(というか興呂三枝子さん)も
アースちゃんも機能停止しちゃいましたが
いずれも修理中の絵があったので続編・スピンオフ
に期待が繋がるってもんですよ!

もう1本、「ハンドレッド」では引っ張りに
引っ張ってラス前#11に、セミレギュラーキャラの
メイメイさんが「機械人形」である事が判明する
という嬉しいサプライズが!絵としては肩を撃たれ
火花を散らす、位ですが…
とか思ってたんですよ、原作に当たるまでは。
まさかあんな事になるなんて…(つづく)



買ったものとか。
小説。
松浦寿輝「BB/PP」(講談社)は短編小説集。
うち表題作が対象タイトルです。
『世界的大富豪、BB。超法規的とも言える立場
にいる彼には、しかし恐ろしい裏の顔があった。
だが「生身の女」に飽き切った彼が、超高額な
最新アンドロイドPPを購入した事から、彼が
想像もしなかった惨劇の幕が上がる…』
「青ひげ」をモチーフとした、ジャンルとしては
テクノホラーに属する短編です。
(以下ちょっとネタバレ)
最新人工知能は何をやらせても人間を上回り、
サイコな猟奇殺人嗜好についてもそれは例外では
なかった、というお話でした。
(ネタバレ終わり)
酸鼻きわまる描写もありますが、テーマ的には
「エクス・マキナ」に通じるような…通じない
ような…怪力、顔面(軽)メカバレ、アタッチ
メントで腕部武装切り替え、人間離れした性技
(というか何というか)などのロボ描写あり。
PPさん(何の略称かは本編参照のこと)を対象に
リスト入りです。

(承前)「アニメ版で知って慌てて原作を当たった
のが箕崎雅「ハンドレッド」(GA文庫)シリーズ。
アニメ11話に当たるエピソードは文庫第4巻に
収録されていました。でめでたくリスト入り…
と思ったその矢先、最近出た最新11巻に収録されて
いたメイメイさんの過去話で「人間の脳をそのまま
ハードウェアとして使っている」という衝撃の
真実が明かされてしまってさあ大変、急遽リスト
対象外に。胎児の脳に人工知能をインストールして
使ってているという設定で、電子頭脳に中身を
移し換える技術は示唆されているものの、現状では
どうにもならん感じですね…。ちぇ。


「ガイノイド」とされる美少女がド派手にメカバレ
しながら分解されていく、という何とも素晴らしい
導入部で始まるのが(「GATE」の)柳内たくみ
「IOTA 戦術機巧歩兵」(宝島社)。
ただしすぐに脳殻内から生身の脳が出てきちゃって
サイボーグの類であるのが明らかになる、という
のがさっきどっかで感じたばかりのガッカリ感に
似てますが、こちらは序盤で明かされるので
傷は浅い感じです。こちらは逆に、元・人間の脳と
思われたものが実は培養された人工物である事が
中盤で明かされますが、まぁ生脳には違いない
ですよね…
でこのサイボーグのヒロイン・リブとは別に、
アンドロイド技術が広まりつつある世界観で、
警察や防衛隊に制式採用されているガイノイドが
登場しますので一応リスト入りです。描写としては
完全にモブ扱いなのがちょっと残念ですが…



コミックス。
先日割と唐突に感動の連載最終回を迎えた
tugeneko「彼とカレット。」(アスキー)は
今回もフルカラーコミックス第4巻(完結)。
結局カレットさんが(観測可能な最小単位ギリギリ
に)デレるまでの長い長い物語だった訳ですね…
そして読み応えのあるあとがきマンガ、プロト
タイプといえる読みきり版「れなれなハテナ」、
各キャラクター紹介コラムといずれもやはり
フルカラーの新規描き下ろしが大充実してます。

こちらも先日最終回を迎えたばかりの
山東ユカ「ロボ娘のアーキテクチャ」
(竹書房バンブーコミックス)も完結、第4巻。
こちらは口絵カラー(のせいで意味が変わって
しまったネタが1本)、レプトンさんメインの
描き下ろし後日談、などが収録されています。
裏表紙は…クォークさんの商品バリエーション!?

奇しくも同時に最終巻が出たこの2作、いずれも
随分長く続いてきただけに寂しくなりますね…。


あともう無関係ですが(冷たいな急に)
コミカライズ版おおのいも「ハンドレッド」
(REXコミックス)第1巻も出てます。周辺ジャンル
という事で一応。



雑誌。
「@バンチ」8月号、速水螺旋人「男爵に
ふさわしい銀河旅行」は連載第2回。
頑張ってオーバーヒートしてるランパチカさんが
不憫可愛い…というかロボコンか君は…。

「月刊ビッグガンガン」2016年vol.7
「ディメンションW」。ある日突然、ミラさんに
7人もの姉妹ができたらどうしますか?
え、どうするの!?なるの!?百合崎博士の底知れ
なさ戦慄しつつも、これは先の展開がますます
気になりすぎる。

「コミックリュウ」8月号、「あせびと空世界の
冒険者」。ノリノリで演劇…というかごっこ遊び
に興じるあせびさんが可愛い過ぎる…。
そしてラストに登場するこの謎のキャラクターは、
え、こっちも姉妹(ロボ)なの!?それとも…

「ヤングキングOursGH」8月号、「クロスライン」。
今回はカフェ開業編。意外と貧乏しているというか
ナノマテリアルにも出来る事と出来ない事が
あるんですねぇ。

「月刊少年シリウス」8月号、「クロックワーク
プラネット」はナオト一行が本格的にテロリストへ
ジョブチェンジ編。「ペルソナQ」も。

「ドラゴンエイジ」7月号「屍者の帝国」は
遂に本丸に突入、最終決戦編。



配信コミックスで1本、
集英社系のコミック配信サイト画楽の杜
http://www.garakunomori.com/
で連載が始まっている同名名作マンガのリブート
たくま朋正「BLACK MAGIC GHOST DRIVE」
http://www.garakunomori.com/?manga=blackmagic
は、旧作のリメイク的な第1話を経て
第2話ではそのM-66の電子頭脳で駆動する美少女
アンドロイド、館野マリアさん登場という驚愕の
展開に…!士郎正宗ワールドで、超高度な電脳
アクセス能力を持つ異能の少女主人公と彼女を護る
ロリ系アンドロイド、となるとどうしたって
紅殻のパンドラを思い起こすわけですが、その点
如何に差別化を図っていくのかも楽しみです。
というかまぁ、美少女アンドロイドネタが幾ら
被ったって一向にかまわないんですけども!
こっちは!
館野マリアさんは、本気を出すと額に(例の)
逆三角状のパーツが浮き出るギミックなどが
確認されてます。



その他色々。
宝塚歌劇団「アイラブアインシュタイン」
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/2016/einstein/
女性型アンドロイドのエルザさんがヒロインなのは
確定ですが、これは観に行けない…色んな意味で
観に行けない…!何とも歯痒い限りですがせめて
スカパーでの舞台中継かDVD化を待つより他にない
でしょうなぁ。


あと、Netflixで例の「ホットボット(Hot Bot)が
しっかり日本語化されて(吹き替え、字幕両方有り)
配信中だと知って慌てて契約&サインインですよ!
以前viemoで(たぶん公式に)公開されていた
バージョンに比べると音楽やエフェクト、スタッフ
ロールも完全版になっていてより楽しめる感じに
仕上がってますね。特にロボ主観の絵面が色々
遊んでて面白いです。あの衝撃的なオイル撒きの
シーンも相変わらず素敵。

でついでに、以前情報を頂いていた「コング 猿の
王者(Kong:The King of apes)も日本語化されて
配信されててとても無料期間内では観切れないので
もう本契約で良いやって感じです!




アダルト。
コミックでは「エンジェルクラブ」7月号、
ナナイロ「だって、モノですから」。
いやこれは違法改造されたメグさんが一方的に
被害者だから!全然悪く無いじゃん!
男も女も人間はホント碌な事しねぇな!
といういつもの感じの感想を抱きました!
新規リスト入りで。

小説でも1作、杜山のずく「言いなりコピードール」
(竹書房ラブロマン文庫)。いわゆる官能小説の
カテゴリーですね。
題名通り、特定の人間そのままに化ける事が
出来るロボットを手に入れた主人公が憧れの
アイドルをコピーしてあれやこれや、みたいな
お話で、まぁ要するにバード星製のアレそのまま
というか作中の扱いも「そういうガジェット」で
あってSF的ロボット的旨味は皆無ではあります。
一応未来のテクノロジーで作られた機械式ロボット
であるのは間違いないと思いますの注釈付きで
リスト入り、行けるんじゃないでしょうか。




じゃじゃじゃ、今宵はこんな所で。
次回が6月分になるのか7月分の新スレになるのか
実はまだ未定なのですが
ともあれまたお会いしましょう。
おやすみなさいませ。


4.  KAYU     7/17(日) 08:47:53 No.20160719011819-5
Promised town
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00811/v09381/
GYAOにあったとは・・・


5.  管理人     7/19(火) 01:18:19 No.20160719011819-6
情報提供ありがとうございます!

>Promised town
そういえば当掲示板では言及してませんでしたね
(というか、多分純正ロボでは無い気がしますが)。
まだこの先の展開もあるっぽいのがちょっと
楽しみのようなすこし不安なようなですよ!


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