2006年1月の巻頭日記

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01/05




 あけましておめでとうございます。旧年中は大変にお世話になりました。
 この年末年始は久しぶりに休みが取れたのですが、コミケ、忘年会、新年会と割と忙しく、何かあまり休んだ感じがしませんな。
 と・言うわけで絶対と誓った12月中の再更新は結局なりませんでした。大人はウソツキなのではなくてただ間違えるだけなんですよ?



 アニメ話。
 というわけでコミケでは「錬金3級まじかる?ぽか〜ん」の企業ブースへ。訪れたのが2日目の午後だったせいかCD-R配布は終了してしまってたんですが、オープニングが上映されていたので一通りチェック。む、基本設定からは想像できないシリアス風味ですな。クオリティも上々なのではないかと。で鉄子(あいこ)さんですが、映像から判断するには四肢の先端と首周り以外は柔肌ボディらしいので、そっちの方向(どっちよ)にも期待ですよ。2006年春改編スタート予定、ネット局などは未定、と。UHFだけでなくCSで掛かると有り難いのですが。


 アニメ版「ToHeart2」#10「約束」をチェック。イルファさん登場話だったわけですが、シリーズの例に漏れずあまりゲーム本編から逸脱せずに大人しくまとめた印象ですね。イルファさんのロボ主観なんかははなかなか宜しかったのではないかと。…さすがにミルファさん、シルファさんの登場はありませんでしたか。とまれ、リスト入りです。
 ちなみに搭載されている「大根インゲンあきてんじゃー」(正式名忘れた)は環境、刺激に対する好悪を学習させて行くことで造り上げる人工知能システムとの由ですが、これも実在の人工知能製作プロセスとして有力視されている方法なんですね。「金属の塊の様に重い」「ぎこちなく動く」「カタコトでしゃべる」といった既にパストフューチャーなロボット観に続き、「人工知能は無感情で非人間的」ってステロタイプが過去の遺物になる可能性があると言うのもなかなか面白い話だと思います。


 DVD「Nitro+ LIVE MIX」(ニトロプラス/ホビボックス)は、「全ロボット作品データベース」さん経由で情報をゲットした一枚。タイトル通りNitro+作品のライブイベントを収録しています。
で、併録されているフル3Dアニメーション「Gothic Lolita Fighting Sequence」が対象作品です。ランタイム3分程度の小品ですが、この作品の主人公の殺戮院鏖禍(さつりくいんおうか)さんが審議キャラに。オープニングアニメといえばダイコン、のひそみに習い 巨大な敵たちと戦う戦闘美少女なのですが、アンドロイドと言う事でリスト入りです。比較対象物に乏しく身長が分かりにくいのですが、付録の 冊子の設定や4コママンガから判断するに普通に人間サイズみたいですね。 手首から先が様々な武器に変形したり、空を飛んだりとロボっぽさも中々。リスト入り。
 …ライブ本編はまだ見てません、ええ、まだ(笑)。

 

 OVA「スーパーロボット大戦オリジナルジェネレーション The Animation3 迷宮の囚人(プリズナー)」(バンダイビジュアル)を購入、鑑賞。
 1巻ラストからずっと敵に攫われっぱなしだったラミアさんですが、今回敵機のコントロールユニットとして取り込まれるに当たり、手足にメカバレ、パネルライン有りとかなりの大サービス。ラストでは宇宙空間に裸で放り出されても無問題、なシーンや修理シーンもあり、既出の各作品の中でも特にメカっぽくロボっぽく描かれてます。個人的にはこれだけでもシリーズが作られた価値があったと言うか(笑)。や、良かった良かった。


 WOWWOWアニメ「エルゴプラクシー」。2/25の本放送開始に先駆けて、2/5の17:30から第一話の先行無料放送があるとかで、こりゃ要チェックですよ。1/7〜、1/14〜の2回に渡って
ミニ番組もオンエアされるとかで(AM7:24〜他)、力の入れようが伺えますな。まぁ既に管理人はWOWWOWへ加入する気満々です。我が身は既に覚悟完了。
 未定だったキャストもほぼFIXされ、肝心のピノさんの声は矢島晶子さんに。…まぁ勿論不安のあるキャスティングでは無いんですが、…Rドロシーさんとキャラが被りそうな予感…。
 


 あ、4日早朝の「めざましテレビ」で「月面兎兵器ミーナ」製作中のGONZOスタジオの映像が!(秋葉原オタクツアー紹介の流れで。まぁさすがフジというか)。「電車男」内では見た事のないカットやCGもあって、着々と製作は進んでいる事が伺えまずは一安心。


 CSの新チャンネル、トゥーン・ディズニーで「トータリースパイズ」が始まっている…んですが、気付くと第3シーズンやってるー!?って事は第2シーズンにあった(筈の)ロボチアリーダーさん話とかも既にO.A.されたって事ですよね…ぐむう見落としておったわ!あと「スーパーロボットモンキーチームハイパーフォースGo!」にもロボ娘さんも出たらしく(本日放送の#24は総集編で、ちらりと登場してました。台詞からアンドロイドなのは間違いなさそう)、これも第1シーズンの再放送を待つしかなさそうですな…。しかし侮れないですよディズニー。一方、この1月でニコロデオンは契約から自動的に外れてしまいちと寂しいです…。

 

 引き続きCS話。
 「アンドロメダ」#106「二人のアンドロイド」視聴。とうとうドイルさんとロミィさんの競演&ロミィさん完全復活話ですよ!ロボ的な観点からも、顔以外フレーム剥き出しで動くロミィさんとか、二人の超高速バトルとか、ドイルさん機能停止とか、見どころも一杯で頂きますご馳走さまですよ!ラスト、気になったドイルさんの身の振り方も何とか無難に収まった感じで、良かった良かった…といいつつ、実はオーラスまで後何話も残ってないんですよね…


 ついで特撮話。
 「ウルトラマンマックス」#26「クリスマスのエリー」を視聴。うん、まぁ何と言うか太田愛脚本ぽかったですね(笑)。犬塚弘の飄々とした演技とエリーさんの堅さがいい対比になってたのではないでしょうか。なによりエリーさんが久しぶりに可愛く撮られていたのと、さりげない怪力描写に大喜びの管理人ですよ。ここで全体の折り返しって事で、あと1、2度はまたエリーさんメイン話を観たい所ですな。



 DVD話。
 長らくVHS版の絶版が続いていた「ビキニマシン」ですが、紀伊国屋書店からDVD版がリリースされるとか。んー、折角の機会なんだから「Girls Bomb」の日本語版も制作して欲しかった…二枚組ぼったくり価格でも買ったのに。…まぁそんな無い物ねだりはさておき、それにしても最近の紀伊国屋書店は、TVM版「火星年代記」のDVD-BOX化といい意欲的な仕事をしてますね。発売日は1/28、と。買おう。



ゲーム。
 年末年始でややまとまった時間が取れたので、積みゲー撲滅週間を実施。…でも、どうぶつの森ともっと脳トレとガンダム麻雀(とちょっとマリオカート)のDS漬けになっていた時間が長く、あんまり有効に消化できなかったのは内緒。


 散々積みっぱなしだったPS2「ランブルローズ」(コナミ)をプレイ。いやぁ、発売日近くに買ったは良いけどその後廉価版は出るわ会社の同僚に「もういらんから」と中古を譲り受けるわで(二本は要らんのですが…)、全く光陰矢の如しですな(そういう問題か)。…でも基本操作も禄に知らないまま始めた初ストーリーモードで、最終形態Lady-Xさんで一回コンティーニュしただけで割と難なくクリアしてしまい、こんな事ならさっさとやっとくんでしたね。
 で、そのLady-Xさんですが…これまた判断が難しいですよね…。主人公の母親が「ベース」になってるとの事ですが、「遺伝子を注入した」が具体的にどういう事を指すのか(ボディそのものは機械仕掛けと判断できそう)。また、顔のマスク状のパーツは只のマスクなのか、ビルトインされているのか(後者だと人間型の範疇から外れます)。攻略本の製作者インタビューでは「ロボット」という言質はとれているものの、決定的な条件は満たせていない感じです。でまぁ一応リストには入れつつ、他のキャラのストーリーモードなどもクリアしてみて最終的な結論を出したいと思います。


 PS2「D.C.ダカーポ・フォーシーズンズ」 (角川書店/サーカス )をゲット。勿論お目当てはロボ美春さんってことで天枷美春シナリオをプレイ(以下ネタばれあり)。
 …ええと…復活して頂いたのは嬉しいのですが、これは本当にあのロボ美春さん自身なんでしょうか?いや別人(ロボ)であるという確証も無いんですが…。少なくともネジ巻きとかオーバーヒートとか、無印にはあったロボっぽい描写は絶無なのが判断を一層難しくしています。まぁ退場の仕方を鑑みるに、やはり少々オカルト寄りな存在と判断するよりなさそうです。とりあえずファンブックや設定資料集などでの今後の情報収集を前提として、今回はリスト対象外と言う事に。


 ガッカリ新情報と言うと、裏掲示板で、PS2「SIMPLE2000シリーズ THE戦娘(なでしこ)」(D3パブリッシャー)に関する情報を頂きました。…んー、であれば完全に対象外ですね…。一応、一度は管理人本人がエンディングまでの流れを確認すると言う前提で、一旦リストから外す事にします。このページで知ってロボネタ目当てで買った向きがおられたらひょっとして申し訳ない事になっているかも…。でも購入は最終的に自己責任でヨロシク!(あ逃げた)


 しかし突然PS2の調子が悪くなってしまい、サモンナイトエクステーゼが途中から全然認識されなくなったのには往生しました。折角リニアさんを追っかけようとしたのに…。まぁ最初期型ですから良く頑張ったとも言えるんですが、しかし買い替えるにも時期的にかなり微妙だし…困りましたね。



 今週の発掘品。

  ビデオで一本。
 「アストロコップ」(原題Lunar cop、タキ・コーポレーション)は、B級アクション映画の雄マイケル・パレ主演のSF映画。

 『一部選民層が荒廃した地球を捨て、月に新政府を樹立して数十年が経った西暦2050年。地球側のレジスタンスが月から盗み出した新技術アマランスを奪還するため、月のエージェント、ルナ・コップのジョーが地球に降り立った。荒野の民、トーラと出会ったジョーはレジスタンスのアジトに潜入する事に成功するが、そこで彼は月と地球をめぐる意外な真相に辿り着いてしまう。秘密を知ったジョーに刺客を差し向ける月政府。アマランスの在り処とは?トーラに秘められた謎とは?タイムリミットが迫りつつあった…』

 大昔レンタルで観た筈なのですが、その存在をすっかり忘れていました。見返してみても朧げにしか覚えていないんですが…
 で(以下ネタバレを含む)、アマランスが隠されていたのは「実はアンドロイド」だったトーラさんの体の中だった、というお話でした。とはいえロボっぽい描写は皆無、用語も「サイボーグ」が使われており(台詞による説明からはロボットであると判断できるんですが)、まぁ印象が極薄だったのもむべなるかなぁ、って感じです。ともあれリスト入りですよ。


 コミック雑誌から1本。
 森永あい「ONE BAD TOY」は、パッツイ1994年8月号増刊「ZERO」(青磁ビブロス)ナツ号掲載の短編SFコメディ。

 『アーニーは人間型ロボットの開発をしている研究者。しかし今一歩完成に近付けないでいた。ある日、助手としてやってきた女性キャロル・ジョーンズを一目見た彼は驚愕する。自分の開発中のロボット、アリスに瓜二つだったのだ…』

 …まぁオチからバラしてしまうと、秘密裏に起動実験が行われたアリスさんが人間のフリをしてキャロルさんを名乗っていた、という話だったんですが、痛覚が無いとか怪力とか羞恥心が無いとか、主に行動面でロボっぽさを魅せてくれます。生首状態も出てきますが、ハードウェアとしては同型の別物のようですね。総じてなかなかチャーミングで宜しいかと。リスト入りです。



買ったものとか

コミック。
 越智一裕とダイナミックプロ「ダイナミックヒーローズ」(講談社e-manga KCDX)は第1巻。講談社のe-MANGAに掲載中の作品のフルカラーコミックス化です。
 リアル頭身版「CBキャラ」シリーズていうかマンガ版「レジェンド オブ ダイナミック 豪翔伝」っていうか、スパロボ系キャラ集合モノですな。
 各作品ともオリジナル版と直接繋がっているという設定で、つまりキューティーハニーさんも純正アンドロイドってことですな!今回の出版物化で、無事リスト入りです。


 掲示板で情報を頂いて、増田こうすけ「ギャグマンガ日和」(集英社JC)第2巻収録の27幕「内田内夫物語」をチェック。登場しているウェイトレスさんが対象キャラという事ですが、作中でロボットって明示は一切無いので、ひょっとするとあーゆーメイクの人なのかも知れません(笑)。
 とはいえ近未来のロボット社会が舞台になってるお話なんで、まぁ間違いないとは思いますが。一応リスト入り。 気になったのでちょっと調べてみたのですが、どうもアニメ版には該当エピソードは無いようです。残念。
 情報提供ありがとうございました!


 六道神士「エクセルサーガ」(少年画報社YKコミックス)15巻。今回は六本松さんズの出番は殆ど無し。でも 豹変したエクセルさんの正体はやっぱり…。イルパラッツオの言っていた「まがい物」が、六本松さん(のコア?)がエクセルのソレである、という意味だと、さらに一段謎が潜んでそうですな。カバー折り込み部に一式さんの水着姿のサービスカットも有り。

 ゆうきまさみ「鉄腕バーディ」(小学館ヤングサンデーコミックス)11巻。水中用オンディーヌさん大活躍の巻。エラ萌え。萌え?オマケ4コマも可愛いですよ。

 中西達郎「ドリムゴート」(マッグガーデン ブレイドコミックス)は完結となる第4巻。うむ、判らん!色んな意味で!(とうとう開き直った)

 あと周辺ジャンル作では「ガンスリンガーガール」6巻とかも。



 小説。
 須堂項「彼女はミサイル」(メディアワークスMF文庫J)は第3巻。タイトルから第1巻発売時には期待してたんですが、非人間型ロボット(作中では「サーバー」、実際にサーバーとして機能する)は登場するものの…だったのですが、遂に今回、少女型サーバーのドロシーさんが登場。
 人間そっくりの外見ながら、重い・何か固い・全身武器内蔵型、とツボはガッチリ押さえていて良い感じ。クライマックスではロボっぽくアレするし…次巻以降の登場も期待したい所。


 千束北男「ウルトラマン ジャイアント作戦」(講談社)は、同名の未映像化脚本のノベライズ版。ファンには有名な作品で、管理人もずっと前にシナリオ形式の本を確かに読んでいたのですが、今回出版されたこの本を店頭で見かけるまですっかり忘れておりました。しっかりしろ俺。
 で、ここで扱うからにはロボ娘さんが登場しておるわけですよ。ラストのネタバレになるんで詳細は書けないのですが、しかしそう書く時点で既にバラしてるも同然です、いつもの事ですけどスイマセンスイマセン。 …と言う事でユカリさんを対象キャラとしてリスト入りです。だから「ロボット工学者の娘」には気をつけろと言うのに!


 「萌え占い」(エンターブレイン)を購読。 まぁオタク要素+占いという昨今ありがちな企画と言ってしまえばそれまでなんですが、属性に「ロボ娘」が存在すると言う事でチェックしたのですが……まぁ占果については何も言うまい言いますまいですが、各キャラに付随するミニストーリーを以って小説編にリスト入りって事で。


 発売日には買っていながら、すっかり紹介するのを忘れていたのが、長野聖樹「WSW EXODUS -地平の涯へ、ぼくは転がり続ける」(富士見ファンタジア文庫)。
 『大富豪の御曹子である以外はいたって平凡な少年、大輔の前に、天空から巨大ロボットと共に落ちてきたのは可愛いメイドさんだった…!』
 所謂落ちモノですね?で、この宗像涼子さんが対象キャラです。最近のラノベではアンドロイドも普通の存在として描かれる事が多く、「実はロボ娘」さんが自分の正体を主人公に明かすシーン、なんてのは意外と珍しいシチュエーションになってるんですが、いややっぱりイイもんですねぇ。宗像芽衣さん、宗像環さん共々、リスト入りです。


 「S-Fマガジン」2月号のリーダーズ・ストーリィ「請求記号四六〇・七三」がアンドロイド登場作品。む、やはり図書館にはロボ娘さんが似合いますな!読者投稿ページってことで一応リスト対象外と言う事になります、ご了承下さい。
 他、林譲治、小川一水、藤崎健吾によるロボットテーマの鼎談「AIとファーストコンタクト」、それをふまえた小説、小川一水「ハイフライト・マイスター」も掲載されてます。後者には微妙に女性型っぽいヘルパーロボ、ミヨ登場。共に機械知性について示唆に富んだ内容になっております。あと「はやぶさ」成功して良かったですねぇ。


 柿沼秀樹「ジャンクフォース」(メディアワークスMF文庫J)5巻はついに最終巻。…しかしこの終わり方はどうなのか…ううむ…ともあれ新刊の発売が楽しみだったシリーズがまた一つ完結って 事で感慨有り有りです。肝心のマメットさんは中活躍くらい。


 庄司卓「トゥインクル☆スターシップ」(ファミ通文庫)は第9巻。 今回デイジーさんは表紙にも登場。イェシァーダさんも変わらず麗しゅう。



 古橋秀之「超妹大戦シスマゲドン」(ファミ通文庫)は第1巻。 …マジキュー連載時にははっきりしなかったんですが、まとめて読むと やっぱりマリアさん怪しいですね…サイボーグのキャシィにすらも設定されている 血液型が「不明」だし。ちと掲載話以降の本誌も再チェックしてみますか…


 新井素子「あたしの中の…」(集英社コバルト文庫)は新装丁による再版。 ロボ娘である杉浦ミュウさん登場タイトル「大きな壁の中と外」が収録されてるんですが、旧版が行方不明な事もあって購入しました。奥付の初版年月日で気付いたんですが、初めて読んだのは小学生の時って事ですか…いやはや。


 早川書房オンラインで、2月発売予定のハヤカワ文庫SFに『プルトニウム・ブロンド』の名前を発見。うわ、日本語版出るんだー!。美女アンドロイドを巡るパルプフィクション風SFアクション小説、ってことで発売直後辺りに勇んでオリジナルのペーパーバックを買ったは良いものの、主に英語力の不足が原因で積ん読にしてから既に幾星霜…まぁ、とりあえず良かった良かった。

「ザ・スニーカー」2月号、仁木健『Add 機械の党大会』。無機人の皆さんに変革の予感…?最近はミナさん以外に目立った女性型無機人が出てこないのでちと寂しかったのですが、今作のイイジマ=ハルカさんは中々素敵お姉さんですね。 通算5巻目の文庫本「機械の息子」は2/1発売、と。



雑誌。
「週刊少年サンデー超(スーパー)」1月号。審議対象作品が2作。

 瀬尾結貴「マミーの恋」はギャグ短編。

 『舞台の主演女優オーディションに参加した主人公。だがライバルとして 登場したのは変なロボット、一ツ橋ミヨ子だった…!』

 …んー,一応外骨格系かなぁ…髪型(トロン様風味)もメカの一部っぽいし… まぁリスト対象外って事で。


 東毅「Dead or Love」は読み切り40P。

 『仲の良かった幼なじみ、海野まりんが事故で亡くなり5年。主人公さとるは未だその死を受け入れられないでいた。だがある日隣家に越して来た少女は、 まりんの姿と記憶を持つロボットだった…!しかし、自分は既に死んでおり、この世にあってはならないと認識しているまりんは、さとるに自分の存在を消して欲しいと望む…』

 当ページ的には「人間の記憶を受け継いだ人工知能」はオッケーで、当作もその範疇に収まりそうです。自我もそのまま、というのは何かともの悲しい結末を予感させますが…さて。メカっぽさロボっぽさは皆無ですが、こちらはリスト入り。


 「電撃大王」2月号、どれえじゃっきぃ「錬金3級まじかる?ぽか〜ん」は同名アニメのコミカライズ新連載。
 それにしてもこれ、アニメ版ではどう言うお話になるのか皆目見当が付かないんですが…っていうか地上波じゃ流せないでしょ!(笑)。まぁ同じキャラデザ、同じ掲載誌だった「G-onらいだーす」という偉大な先達がある以上絶対無いとも言い切れませんが!
 で、肝心の鉄子(あいこ)さんですが、ゼンマイ動力、CPUはZ80A相当でメモリ32KB(PC8801ですかよ!ってことは俺でもアセンブラで鉄子さんのプログラムをいじれるって事でつまりそれってアレ)って事で、人造人間と言ってもメカロボ系なのは間違いないようですよ。 色々ギミックも期待できそう。リスト入り。


 「コミックガム」2月号、間嶋健太「守れ!科学防衛隊」。時代の変化に取り残され、解体寸前の地球防衛隊が舞台のギャグ短編。
 で隊員で紅一点のエリカ隊員がアンドロイドと言う事でリスト入りです。 出番と活躍は少なめ。


 季刊S増刊「E2(えつ)」vol.2掲載の、坂巻あきむ「クレーンゲーム あぁむたん」は、クレーンゲームのアームがヒロインの短編。…え?
作中「擬人化」とは形容されるものの、ちゃんと「機械」なのは間違いないようですんで一応オッケーそうですね。故障すると煙吐くし!リスト入りです。


 「コミックブレイド」2月号。瀬都ナルミ「Ares」は何やら因縁ありげな敵(?)の皆さん 顔見せ登場。単行本第1巻も2/10の発売が予定されております。
空廼(そらの)カイリ「マザーキーパー」はSF新連載。む、ちょっと気になるゴスロリ少女が出てますな。マークしておきましょう。


 「ヤングキングOURS」2月号、六道神士「エクセルサーガ」…うむ、やはりデキる方のエクセルさんの中の人は六本松一式さんで間違いなさそうですな。怪力無双萌え電磁波で機能停止も萌え。      
 小だまたけし「平成COMPLEX」は、電撃大賞受賞作品「平成イリュージョン」の続編的新作。前作では「メイドロボ」さんが登場するエピソードがあっただけにチェックしておきたい所です。…まぁ遠隔操作式で、人工皮膚が使われているのは顔だけのゴツいロボさんでしたが…(別の読み切りではアンドロイドモノも描いてます)。


 「マジキュー」vol.22、風上旬「5階美少女家電売り場でございます」は萌え型コタツTF-G8こたつちゃん登場。…立ち上がるとどういう構造になるんだ…?
 要チェック案件の「シスマゲドン」は今回で連載終了、以後は文庫書き下ろしになる模様。


 「電撃萌王」は最終刊、vol.16。「まろまゆ」等と並び「こはるびより」も最終回…!?最後まで天晴れな駄目人間ぶりでしたぞ、村瀬さん!
 …え。6月にリニューアル新創刊されるだけなんですか?「こはるびより」は続投ということで、別に「帝王」移籍ってわけじゃ無かったんですね。
 また、別冊付録「おとなの萌王」は表紙がゆいさん、外伝マンガも載ってます(ただしエロ担当は残念ながらみのり)。


 「ビジネスジャンプ」、「桜二号」は最終回。急転感は否めませんが、これはこれで良い終わり方だと思います。ただもっと桜さんとの間で積み重ねられたエピソードの層が厚ければ尚良かったのは間違いなく、残念さは拭い切れませんね…。単行本は06年2月、全一巻。とにかくちゃんと出る事を寿ぎたい所。


 「ガンガンWINGS」連載中だった、審議対象タイトルの喜名朝飛「ANGEL DUST」が、2月号で最終回に。結局「遺産」の皆さんの正体については、今ひとつはっきりロボに類するモノという確証が得られず仕舞いでしたね…。まぁ、大丈夫だとは思いますが。「遺産」さん初登場&完結編となる第3巻はまだ発売未定の模様。


 「ビッグコミックオリジナル」06年vol.2、浦沢直樹「PLUTO」は2ヶ月ぶりとなるAct.26。アトムお兄ちゃんが、アトムお兄ちゃんが…!こうなればあとはウランちゃんが頑張るしか無いんですよ!なぜならこれは「地上最大のロボット」なのだからー!

 

 「コミックBLADE MASAMUNE」冬号、牽次郎「戦闘人形GUNDOLL」は連載2回目。今回はメイド人形の紅葉(あかは)さん登場編、レギュラー化しそうで今後も楽しみです。

 「まんがタイムきららMAX」1月号、ザンクロー「無敵せんせい」。今月のフェイさんは…ポパイでいうとウインピーの役?

 「電撃マ王」2月号、谷川流「ボクのセカイをまもるヒト」、猫子さん可愛いけど出番少なっ。 「ランブルローズ」のコミカライズ(絵:カスカベアキラ)が掲載されてるのも目が離せませんね。

 「月刊少年シリウス」2月号、光永康則「怪物王女」。ごきげんようお姉さま。フラン姉妹の出番は少な目。待望の単行本第1巻は1/23発売予定、と。

 「マガジンZ」2月号、鷹氏隆之(原作:七月鏡一)「エイトマンインフィニティ」は看護婦さんロボ編最終回。アンナさんに心境の変化が?…ええと、筑波に行くとエルダさんに会えますか?

 「電撃コミックガオ!」2月号、「ネジマキ」最終回。懸案だったエネルギー問題は、ネジ子さんを自動巻き式に換装した事で解決ですな!ってそれw永久機関ww。単行本は2/10発売予定。…これでガオともしばしのお別れですか。

 「コミックゼロサム」2月号、馬場敦史「ゼノサーガ エピソードI」は久しぶりにKOS-MOSさんが本編に登場。…起動してませんが。たつねこ「そにょもの」は何か久しぶりの通常営業な感じ。

 「少年エース」2月号、丸川トモヒロ「成恵の世界」はアメリカ合星国の策謀によって一気に緊迫した展開に。人間に危害を与える事の出来る合星国の機族に拉致られる成恵たち、バチスカーフさんの秘めた決意、と珍しくかなりシリアスな雰囲気で次号に引いてます。…待て次号!

 「電撃ホビーマガジン」2月号、「15Go!Go!」は一気にシリアス展開に。 1Pマンガでやる事じゃないよぅ(笑)。一部界隈で期待されたメカバレは無し、残念。



ほか関連ジャンル。
 掲示板で情報を頂いて、「Ohスーパージャンプ」06年vol.1掲載の平松伸二「杏ドロイド刑事(デカ)」を調査。非常にそそられるそのタイトルに反して 「仮死状態から蘇らせた」だの催眠剤で眠らせられたりだのさっぱりロボな感じはしませんねぇ。…まぁリスト対象外と言う事になりそうです。
 まぁ物語は揺るぎのない平松伸二メソッドと、ありありと伺える「無理して萌え要素投入してみました」感が奇跡のバランスを保っており、是非次を読んでみたいと(管理人に)思わせずにいない作品に仕上がっております。連載希望。
 ということで情報提供ありがとうございました!


 「ユーゲー」2月号、波多野ユウスケ「MECG外伝:恋パラ支部長とファ美のファミコン相対性理論」は落ちた企画の穴埋め4コマ。ファ美さんはいわゆる擬人化ファミコンで、ネタとしては良くあるのですが、どことなくロボっぽい雰囲気を醸し出しているのが気になります。…でもまぁ、全8コマではどうにも判断は付きませんね(笑)。


 「ヤングアニマル」24号、「ユリア100式」第3話。結局今回もロボ認定できる材料は出なかったのですが、ロボっぽいメカっぽい描写も散見できるようになってきてますね。カラーでは初登場となるタイトルロゴも実にメカメカしく、期待は大きいのですが…続きがあればはっきりするかも。もう引っ張るのは良い加減にしてとっとと連載化して頂きたいんですがねぇいかがですかねぇ。


 「ヤングチャンピオン」no.2、星野小麦「キューティーハ二ーSEED」(ネタバレ有り)。審議中だったQTシリーズの皆さんですが、今回で一気に全滅させられてしまいました。で、挿入された回想シーンによれば彼女たちはサイボーグみたいですね…。二重の意味で残念ですわ。まぁこれにて審議終了、と言う事で。
 また、巻頭グラビアと付録のクリアファイルにはマックスのエリー隊員こと満島ひかりがフューチャーされているので、ファンは要チェックかも。…うむ…適度にマニアックな体型が…うむ…。セイザーXのレミーさんも巻末グラビアに載っており、さながら土曜特撮対決の様相を呈してますですよ。



 ムック。

 「旋光の輪舞 バリスティクメサイヤ」(エンターブレイン)を購入。ペルナさんの書き下ろしイラストがギザ可愛いんですけど!エンディングも載ってるし、こりゃもうXBOX360版はいらんね(いや買いますけど) 。それにしてもCHOCOデザインみたいなメカだなぁと思っていたらご本人のデザインだったと言う罠。鑑定眼レベル低っ。ともあれデザインワークを眺めているだけでも結構楽しい一冊ですな。




 インディーズ。
 掲示板で情報を頂いて、「超精密機械人形サキチン」(アイドルタウン)を購入、鑑賞。
 『ある日、主人公の元に超精密機械人形サキチンが送りつけられてくる。今ひとつ距離感の掴めない彼はサキチンを扱いかねるが、そんな奇妙な日々を過ごす中で一人と一機の間にはいつしか絆が育まれて行った。だが、ある事故が切っ掛けで悲しい別れの時が訪れる…』
 典型的な「ロボ娘さんが小包で送られてきて来てみるみる」話ですな。ロボ描写は起動時と序盤の無機質な行動位なのですが(あ「息も切らさず走る」もありますわ)、総じてキュートに描かれているので個人的にはなかなか満足です。 
 情報提供ありがとうございました!

 また、同シリーズの「電子ガール」 も実に気になったので即座に注文したのですが、まぁ年末年始付近という事もあってか未だ届かず…



 インディーズでもう一つ。「ミライダーガール」で管理人をいたく落胆させた(笑) ZENピクチャーズさんの発売予定表に「少女アンドロイド前・後編(仮)」 なる大変に気になるタイトルが…で、内容に付いて少々オフレコ気味なことも風の噂に聞いたのですが、ともかくロボットヒロインという事にある程度のこだわりを見せて頂ければ幸いでありますよ。




 アダルト。

 コミック。
 掲示板でご指摘頂いて、吉川かば夫「ぱにくるクロニクル」 をリスト移動に。何故かすっぽり単行本化リストへの移動を忘れておりました。かなり好きな作品なんですがねぇ…。修正いたしました。
 ご指摘、ありがとうございます!

 以前当欄でちょっと触れた、高橋くるみ名義の単行本「純情痴態」(メディアックスMDコミックス)が、ジェームスほたて名義で再リリースされてます。手に入れやすくなったのではないでしょうか。これに伴い、リスト上の名義も変更しておきます。


 雑誌。

 「ペンギンクラブ山賊版」1月号、ZOL「ゆうわくワーク」は連載OL物の第3回。『主人公の企業の受付嬢として試験運用の始まったアンドロイド、セラフィータX-69。彼女には実は極秘裏にセクサロイド機能が搭載されていて…』みたいなお話でした。…ただラストシーン、壊れるなら壊れるでこー、もっと思いきって!バラバラになるとかあちこち外れるとか誤作動大暴走とか!(熱弁)…というわけでリスト入りです。

 

 「コミックキャンドール」2月号、井荻寿一「メイドロイド雪之丞」…とうとう次回で本当に最終回ですか… 期間的にはかなりの長期連載だっただけに、寂しさも一入ですな…。


 「コミックPOT」2月号、睦月のぞみ「M411★/終」は、タイトル通りシリーズ最終回。零落した御曹子が最後にはただ一つ残されたメイドロボとの愛に生きると決心する、って話、流行ってるんですかねぇ…でも美しい話じゃないですか。素晴らしいじゃないですか。乙(もろは)「鋼鉄少女」は…ズルいぞ!そんなタイトルは反則だ!


 あとプチ発掘品として、「ホットシェイク」1995年7月号掲載の、あらなが輝「GoGoシャロン」を発掘。第2話は持っていたのですが、ようやく第1話を読む事が出来ました。初出をリストに記入しときます。



ゲーム。

 「ToHeart2 XRATED」(Leaf)を購入、インストール。まだやってません。どうも基本的なお話はPS2版とほとんど全く同じ、との事なのですが…では一体どうすればアレな事態に…むぅ、その謎を解くにはやってみるしかないのですが。一応、別タイトルとしてリスト入りって事に。


 いろいろと問題作気味なコレですが …まぁ適材適所かもしれませんが…買うのか俺コレ 。


 「かすみ遊戯」の続編的作品としてアナウンスされ管理人の多大な期待を受けたものの、度重なるタイトル変更、販売形態の変更と二転三転四転五転していた「.fuck(ドットファック)」(BLACK RAINBOW) なのですが、結局最終的にダウンロードによるキャラクター別販売という形になった本編は、何故か「電脳世界上に存在する人工知能エージェントを陵辱する」という当初とは全く異なるコンセプトのゲームになっていましたとさ、と言う事でチェックの対象外に。…現実世界の義体にダウンロードする展開とか無いんですか?無いんですね?ちぇ。

 

 DVD。
「ボク、専用。君はボクの専属メイド」(MOODYZ)を購入、鑑賞。あれ?ゴーゴーズの「僕、専用。」って会社移籍したの?と思う位フォーマットから設定から何もかも同じなんですが、どうも本家も普通に続いている模様。…どう言う事?…まぁ余り追求するのは止めておきましょう…。ちなみに中身は「Z」シリーズ程度の、ひかえめ低ロボ度。ただし冒頭、設定で語られる性能はかなりロボットっぽく、ほぼ唯一の萌えポイントでありましたよ。それにしても心配なのはサブタイトルに「Mo-01」という通しナンバーっぽいのが付いてる事ですよ?シリーズ化はちょっと勘弁ですよ?さすがにこんな類似シリーズ、2ラインも面倒見切れませんよ?




 コミケ話。
 今回も様々な所で様々な方々にお世話になりました!ありがとうございます!
 ロボ娘系で総括をすると(ってい言うほどそんな丁寧には回っていない)、まずセリオさんとイルファさんがやや目立った感がありました。特に前者は明らかに前回より盛り返してますよね…。これは多分アレですよ、THRでのセリオさんの活躍やTH2でのイルファさんシナリオを期待していたメイドロボスキーがその扱いに失望する余り、反動で自作に走ったんじゃないかと愚考するアレですよ。 …そう考えるとアニメ版TH2やX-RATEDでも補完は仕切れない所でしょうから、こりゃ夏にも期待ですよ(笑)?
 イルファさんと言えば海野螢氏の「機械じかけのイルファ」も購入したのですが、あとがきにコミックピーメイトの休刊で宙に浮いている「機械じかけのシズク」が他誌で復活する可能性が高いと言う嬉しいニュースが。良かった…こりゃ楽しみですよ。
 
 あとビートンのネンネン本、サンバルカンのゼロガールズ本なんかを発見して、今回もコミケの底知れぬ奥深さにおののく管理人なのでした。どちらもロボ度はかなり低かったですけどまぁそれはそれ。

 企業ブースでは前述の「まじかる?ぽか〜ん」以外ではソリッドシアターで限定エルザさんフィギュアをゲットした位。




まぁそんな感じで。今年も是非、御愛顧のほどを。


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