2006年4月の巻頭日記

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4/4



前回の更新からまた中一か月以上開いちゃいましたが、大丈夫です別にやる気が無くなってる訳じゃありません大丈夫ですってば!
しかしもはや月刊ペースの維持も怪しくなっており、抜本的にどうにかしないと…「巻頭日記」を「巻頭月報」に変えるとか(そこをか)。



アニメ話。
 OVA「警察戦車隊 TANK S.W.A.T.01」を購入。「ドミニオン」のフルCGアニメです。アンナ、ユニさん共に割と出番が多く、特にユニさんは怪力と超頑丈な所を見せてくれますよ。
 短い尺の中で、舞台や登場キャラクターを大幅に絞ってコンパクトにまとめた印象ですが、会話の関西訛りやテンポ、キャラクターの性格付けなどの点で原作のコンフリクト編の雰囲気を上手に醸し出しており、過去の映像化と比較しても成功しているのではないでしょうか。何よりいつになっても続編の描かれないマンガ本編の続きとして楽しめるのが、ファンとしては嬉しいところでした。
 作劇的、技術的な観点からいうと、同じ士郎政宗原作、フルCGアニメの「アップルシード」とのアプローチの違いが大変に興味深いです。


 情報をいただいて、「クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望 」を鑑賞。
 劇場版クレしんは割と観ているのですが「雲黒斎」は未見でありました。雲黒斎の部下の一人、ダイアナお銀さんは確かにロボットっぽいですね。「人形」呼ばわりされてますし。
 サイボーグの可能性もあるんですが、それだと赤い鎧武者をガトリング砲で倒したしんちゃんが人(サイボーグ)殺しをした事になりかねないので(笑)現場でスカウトされた浪人者や忍者以外はロボットと考えた方が色々と都合は良さそうです。というわけでリスト入りです。怪力、不死身、暴走、壊れ、ガス吐きとロボっぽい挙動も色々。


 木曜深夜アニメもこの春改編でそろって終了。
 「舞-乙HiME」は膨大な数にのぼる登場人物をなんとか捌き切ってクライマックスを盛り上げた腕力膂力には感服を禁じ得ません。ただ、それ故ミユさんは鍵を握っていたキャラの割にワリを喰ったと言わざるを得ません。ドリルやチェーンソーの活躍はまたしてもお預けだし。とはいえ、一番美味しそうな所を端折られてしまうのは前作からそうだった訳ですが(失笑)。
 秋には新作OVAがあるとの事で、再登場も期待したい!

 
 「ソルティレイ」もきっちり伏線を回収しつつ、納得のいく展開と盛り上がるラスト、そして駄目押しの最終話、とかなり宜しかったのではなかろうかと。やっぱりGONZOはやればできる子なんですよ!
 しかし何より当ページ的に特筆すべきはラストシーンですよ!最後の最後にロボットならではの大技を披露していただきまして、そこまでやっていただければもう充分です。惜しむらくはもうちょっとはっきりとディテールが分かるアングルも欲しかった(笑)。 …え?DVD版はあと2話あんの?…まぁ相変わらずDVD売る手段が汚な…狡か…お上手なのもまたGONZOクオリチー…


 AT-Xで「トップをねらえ2!」#5を視聴。作画は女の子が流麗で、エフェクトアニメが凄まじく、実に眼福な30分だった訳ですが、いやしかし後一話、どうやって話に決着を付ける気なのかまるで読めませんなぁ。
 恒例の最終回のタイトル引用は「あなたの人生の物語」(ハヤカワ文庫)。気になって読んでみたんですが、面白かったです。でもあんまり最終回の内容のヒントにはならない…かも…。


 3月末に開催された東京アニメーションフェスティバルでも、幾つか気になる企画が発表されてます。

 「009-1」(なんで009ノ1じゃないんだろう?)は紺野直幸監督/作画監督で企画進行中。随分前(石森プロがアニメ部門を立ち上げた辺り)から2ちゃんにスレが立っていた未確認情報だったんですが、漸くの正式発表って事ですね。噂では今秋あたり、ひょっとすると地上波深夜枠、という話も出ているようですが…かなり楽しみな一本です。

 マガジンZで連載中の「エイトマン・インフィニティ」にもアニメ化企画進行中だとか。まぁ不思議ではない気がしますが…エイプリルフールネタじゃないですよね?

 去年同じ場で発表されてから進展のない「バイオニックエンジェル」みたいな企画もあるので、まぁとにかく頓挫しないで頂ければと。



ゲーム話。
 まず公式ホームページに怪しいキャラを発見、設定資料集で複数のロボ娘キャラの存在を確認しましたのでPS2「アルトネリコ」(バンプレスト)を購入、ちょこっとプレイしたわけですよ。
 セキュリティーサービス担当のメイメイさんを確認しましたので、リスト入りです。本職はメイドロボなんですね。バッテリー不足て稼働時間が短く、いつも眠っているというような設定もロボげで宜しい。
 また、 件の資料集によれば、カナデという戦闘ロボットの妹さんも登場するようで、もう少し進めてみないとですよ、


携帯ゲームで二本。
 PSP「ロックマンロックマン」を購入、プレイ。他のモードには目もくれず、「ロールちゃんもがんばる」だけ遊びました。しかしリーチが短いのは兎も角、ボスを倒しても武器が増えないためとにかく攻略が辛いです…かなりの上級者向けですな。確実に腕が衰えつつあるロートルゲーマーには厳しい状況と言わざるを得ない。現在、3面クリアした時点で頓挫中です。ボスケテ。


 DSでは「ゼノサーガI.II」(ナムコ)。7月発売予定の「III」の前に、従来のファンにはお手軽にストーリーを復習して頂き、新規層にはとっつきやすいシステムでお試しで遊んで頂こう…っていう思惑な感じのソフトですね。実際ストレスの少ない作りでサクサク遊べるのは悪くないですね。一枚絵やムービーも割と奇麗ですし、ドットで描かれるプレイヤーキャラはちょっとゼノギアスを思い起こさせなくもありません。
 一応新規タイトルということでリスト入りです。


 掲示板で情報をいただいたのですが、「ギターフリークス」および「ドラムマニア」に収録されている曲、「COSMIC COWGIRL」のミュージッククリップに登場しているキャラがカウ子さんというアンドロイドである、という事でリスト入りで。あれ?これって一挙2タイトル増えるって事ですよね?
 んー、ずいぶん前から遊んでいた曲だったんですが言われなければ気付かないですよねぇ、コレは。現行ver.の「V2」にも収録されているので、興味のおありの向きは是非。


ゲーム関係の新着情報も幾つか。
「アルカディア」5月号。
 ネットに情報が流れるや一部に大混乱を引き起した「鋳薔薇」の続編(?)「ピンクスゥイーツ」(ケイブ)の詳報が掲載されています。今回はローズ姉妹が主人公で、謎の双子 ピンク姉妹が敵として登場するとか。で「体の調子の悪いピンク姉妹が、その『治療』のためテレサ博士をさらう」という導入部は期待を抱かせなくは無いんですが、もう期待を抱かせるだけじゃなくてそれなりに設定を明かして下さいお願いします(半泣き)。
 期待の新作「トリガーハートエグゼリカ」の第一報も。「人間に近いパーソナリティを持ち」みたいな解説、「少女型兵器」「姉妹機」といったタームには滾るものがありますが、さて実態は如何に。リリースは5月予定と。


「ファミ通」からも。
 PS2「サンライズ英雄譚3」第1報。今回は参入作品が10作品と大幅に絞り込まれ、ジャンルもRPGになっている模様。個別作品的には「トライダーG7」位しか可能性を見いだせないのですが、主人公のサポート役としてメアリという外骨格系女性型ロボット(?)が登場するみたいですね。どこか昔日のブチメカっぽい雰囲気が気になります。6/1発売予定。



 3/24号の付録、「ペルソナ3独占映像DVD」を鑑賞。 学園を舞台にしたセカイ系メガテン、って感じのゲームでしょうか。
 断片的な出番ながらどうにもロボ娘さんっぽいキャラが登場してるんですが…。主人公側の割と重要そうなサブキャラらしいのですが雑誌記事側には何も無し。少々外骨格っぽいシルエットは気になりますが、これも要チェックですな。7/13発売予定。


 今夏発売予定の新着ソフト「サルゲッチュ ミリオンモンキーズ」(SCE) の主役キャラの一人、チャルさんがなんかもう猛烈に怪しいんですが… さすが前作ではスパッツの描き込みに命を削っていたシリーズ。
 今回もやってくれそうです。…サルゲッチュ買うのかなぁ…参ったなぁ…


 今月はまたひどい散財でありました。しかしそんな金欠の管理人に「ウィザードリィエクス2」にロボ娘登場の報が…ええ、まぁ、買うんですけども!





DVD。
Recon(リーコン)2020 バイオモンスターズ侵略」(ポニーキャニオン)。カナダ映画という事もあるのか、Fembot centralでも扱われてないっぽいタイトルを見つけてきました。
 
 『未来。人類は謎の宇宙生命体マハールが行うアブダクションの脅威にさらされていた。マハールの侵略を受け全滅した植民惑星が彼等の拠点になっていると知った人類は、少数精鋭部隊を送り込む。だがその地は、拉致された人類に対する大規模な人体実験場と化していた。襲いくる数々の脅威の前に、部隊は厳しい脱出戦を強いられる事になるが…』

 この部隊に、途中援軍として登場するのがアンドロイド兵士のキャーラさん。設定上はワンマンアーミーな強さらしいんですが、作中の描写ではあまりロボっぽい所も無く(声にエフェクタが掛かっている位)その点結構ガッカリですよ。とは言えまぁ人工知能で中身はメカという事で、リスト入りには問題なさそうです。
 また敵としてもちょっとメカっぽい女性が出てきますが、字幕だと「サイボーグ」、吹き替えだと「アンドロイド」と統一されてないという問題が。設定上、人体実験の犠牲者である可能性も考えられるのでこちらはとりあえずノーカンで。

 いやぁ、どこか妙に懐かしい感触というか…レンタルビデオ勃興期〜最盛期を思い起こさせるようなC級D級っぷりはちょっと嬉しい位です。それでもCGやエフェクトはふんだんに投入されていてそれなりの見栄えはするのが21世紀の作品って感じですな。



 前田智広監督「fake」は、「第8回インディーズムービー・フェスティバル」参加作品の中編。現在、TSUTAYA各店(一部店舗除く)でレンタル中です。

 『未来。刑事である根本美咲は、人間と見分けのつかない一種のロボット、レイバロイドが引き起こす犯罪を取り締まる部署に配属された。レイバロイドをただのモノとして冷淡に扱う上司に対し、彼等にも心があると考える美咲は反発を覚える。そして、人間に紛れて女子高生として生活しているカオリというレイバロイドの内偵任務に就いてから、彼等の運命は大きく動くことになる』

 率直にフランクに言ってしまえば、要するにブレードランナーでして、オチもそんな感じです。レイバロイドもレプリカントに準じてか、撃たれれば赤い血を流すし、アミノ酸などが生存に必須とされるなどかなり生っぽい雰囲気を醸してしまっています。しかしそれでも内蔵メカがちらりと見えたり、いわゆるロボ主観(緑ベースの画像がロボコップっぽい)が登場したり、と機械っぽい要素も少なくなく、ちょっと判断に悩む感じです。
 また、インディーズムービーではありますが、以前リスト入りした「ガラクタノココロ」同様、CSの「衛星劇場」で放送がある事、全国のTSUTAYAで借りられる事から準商業作品と看做します。まぁ、注釈付きでリスト入り出来るでしょう、という事で。怪力や並外れた跳躍力の描写も有り。




今週の発掘作品。
 コミックでは要審議案件が1つ。
 馬場康士(現:馬場康誌)「STREET FIGHTER II V 烈伝」(講談社ボンボンKC)全3巻は、「空手小公子 小日向海流」の作者による人気ゲームのコミカライズ。…と言って良いのか…
タイトルから判じるにTVアニメ版をベースにしている筈ですが、完全にオリジナルストーリーで、しかもボンボン掲載とは思えないスプラッタ&ゴアな人体破壊描写満載でお送りしています。
 で、対象キャラは第3巻に僅かに登場するキャミィ、春麗、春日野さくらの偽物の皆さん。伏線として1巻からリュウ、サンダーホークの偽物が登場しており、05号と呼ばれるこれらはこれでもかとメカバレ描写が続き、内蔵兵器も搭載していて、いわゆるロボットと思われます。ただ、06号が人間に機械を埋め込んだ存在、07号が完全な人造生命体、とまったく通し番号に統一性がないため、今ひとつその正体に確信が持てないんですよね…
 「ロボットである可能性はかなり高いけれど、それを裏付ける描写は無い」という事で、残念ながらリスト入りは無しですな。むぅ。3巻にはプレミア価格が付いていて結構な出費だったのに〜。


 小説では情報提供をいただいて
 葛城稜「メタリック・チェイス」(ソノラマ文庫) を再発掘。長らく漏れていましたが、勿論問題なくリスト入りです。
 ヒロインのヒカルさんの人工知能は、重大事件の証人保護の為コンピュータにコピーされた少女の思考や記憶が独自の成長を遂げたもので、一応リスト入り要件は満たしていると看做します。
 また、中盤以降ある思惑をもって主人公を助ける謎の美女、メアリーさんが実はアンドロイド&ラスボスという(個人的には大変嬉しい)展開も用意されています。



今週の海外作品。
 アメコミでは「JASON X」Issue 1(AVATAR)。
 どうも本編からの直接の続編という設定の様で、あの時宇宙船から放逐された先は植民惑星「Earth II」だった…という所から始まってます。
 
 『Earth IIでは住民たちの生命力が衰退するという原因不明の現象に襲われており、女性科学者クリスティーンはジェイソンを捕らえ、その不死とも言える生命力を利用しようと試みるのだが…』

 で、登場人物の多くがサイボーグだかアンドロイドだかです。クリスティーンの相棒、ミッシェルさんもその一人。はっきりさせておきたい所なのですが、そこらへんの設定が明示されていない事と、語学力の壁もあって(笑)どうにも詳細は不明です。生命力の衰えを機械で補っているとも、減り過ぎた人口をロボットで増やしているとも考えられるのが難しいんですよねぇ。続刊があるとすればまた手掛かりが掴めるかも知れないんですが、Issue2の予定は未だに無いみたいですね…。



 ユン・ジェホ「メタルハート」5巻も購入。前巻で敵っぽく登場したフェアリーさん(かなり自信なし)と早速馴れ合い気味です。ロボ度は全般に低めの一冊。



買ったものとか。


コミック。
 情報提供をいただいて2件。

 すがわらくにゆき「魔術っ子! 海堂くん!!」(アスペクト)をチェック。 収録されている「地球侵略 ハカセとみこさん 」に登場する、助手の みこさんが対象キャラクターです。…ところで名前は「みこ」さん?「みこさん」さん?白衣メガネに腕部内蔵スラスター、それに伴う腕外しとなかなか(管理人の)ツボを突いてきますよ?こやつめフフフハハハ。リスト入りです。


 てんとう虫コミックス未収録作品集、「ドラえもんプラス」(小学館)の第5巻に収録されている「いたわりロボット」 もリスト入り案件を充たしていそうですね。作品タイトルとしては「ドラえもん」本編扱いとなるので新規ではありませんが、キャラ名欄に追加ということに。
 
 情報提供ありがとうございました!


 濱元隆輔「うれっこどうぶつ」(エンターブレイン マジキューコミックス)。「メシモッフ」が収録されてます。リスト移動で。


 門井亜矢「ヘブンズゲイト」(ワニマガジン ガムコミックス)はフルカラーでの単行本化。
 「BLUE」「PINK」の2冊同時刊行で、うちPINKにロボ娘さん登場話「同棲物語」が収録されてます。


 くすみんと「Maid in はうすα」(双葉社アクションコミック)。
 めでたく単行本化されました!…と素直に喜びたいところなのですが、本誌で読み損ねていた最終回にちと愕然。無印も含めてリスト入りの是非を考え直さないといけないオチですなぁ…
 残念ですが、ちょっと保留しておきます。無印は一応別作品として、現状では触れないでおきます。


 浦沢直樹「PLUTO」3巻。結局豪華版と通常版を両方買った管理人です。まさに、まさに思う壺。しかし毎巻の引きって連載時から計算しつくされているんですねぇ。


 大亜門「太臓もて王サーガ」第2巻。待望のス…まわるさん登場巻です。最近の連載分によるといつもはスピンちゃんの姿でいることが多いそうで、健在が嬉しいような縮んじゃって悲しいような…



小説。
 「トゥインクル☆スターシップ」第10巻。今回はおまけコミック付きで、こちらにもディジーさん登場してます。


 周辺ジャンルでは「まじしゃんず・あかでみいVII」。今回は巨大メイド型ロボット兵器、メガネウス(眼鏡っ娘)登場編。共にファミ通文庫です。



雑誌。
 情報提供をいただいて2件。


 「まんがタイムラブリー」4月号に掲載されている、山田まりお「スタミナ天使」第二回の情報を頂いていろいろチェック。
 第1回掲載の3月号もチェックしてみた所、どうやらこの連載に先行して、「まんがタイム」本誌で数回、読み切り版が掲載されていた模様。
 で、更に調べましたところ95年の6月、7月、9月、11月の4号に掲載されてました(ラブリー誌では「全3回」と表記されていますが、誤りの様です)。
 この読み切り版の第1回は、作者さんご本人のHPで公開されてますね。メニューのgallery→スタミナ天使で読めます。

 …ただ問題は、読めば読むほどロボットかどうか疑わしくなってくるという事ですな(笑)。怪力だったり俊敏だったり常識が欠如したりはしているんですが、どれも人間にはあり得ないというレベルでは無さそうですし。しかしまぁ、「ロボットがロボットっぽく無い」事が笑いのネタであるのだとすれば、そもそも緑さんが人間だったら成立しないとも言えます。
一応注釈付きでリスト入り、行っておきましょう。


 も一本、「ガンガンWing」4月号からの新連載、和泉なぎさ「リアリスの私写真」 。天才カメラ職人、アレンの家に住む少女、リアリスさんの正体は…?という事で、リスト入りです。
 5月号の第2話を読む限りには、リアリスさんの正体がロボットだという事は知る人ぞ知る事実って感じなんですかね。

 情報提供ありがとうございました!


 季刊「S(エス)」、今号の特集は「人造美女」です。以前の「人形少女」特集に比べると圧倒的にロボ濃度が高く、当ページ的にもお勧めできるでしょう。
 村田蓮爾、D.K、平凡といった豪華メンバーのイラストの他、士郎正宗の書き下ろしイラスト+ロングインタビューも。アンナ、ユニの設定上のヒミツも明かされてますよ。

 描き下ろしカラーコミック、Dite「永遠の先に」もロボットテーマ。…但し性別が明示されてないんですよね…一人称「ボク」だし…ただ一応「キテリ」という名前は女性名らしいので、それを根拠にリスト入りで。


 「LaLa」4月号からの新連載、森生まさみ「らぶ・ちょっぷ!」に登場の元気なちびっ子高校生、まめ蔵(本名:柊 まめ)さんが審議対象キャラです。
 「腕が簡単に外れて、しかも本人は平気(足も頭も外れる?)」 「『戦闘モード』有り」「怪力」「学校には初めて来た」 「(腕が)『壊れた』」と、どこまでも怪しい描写が連続しながらも決定的な描写、説明は無し。5月号では脇役に回りながらも、「首180度回転」と小技を効かせてくれます。狂言回し的なキャラって事なんでしょうかね。ともあれその正体が明かされるまでチェックを続けるしかなさそうです。 とりあえずリスト入りに限りなく近い保留ってことで、今回は。


 「コミックフラッパーズ」4月号、荒木風羽(ふう)「はなまるっ!」は学園4コマ。
 ロボ先生というキャラが登場してます。…ロボですよね? っていうかこれ、以前にも載ってたって事ですよね?読み落としてた?
 ああもう謎だらけですよ!調べなきゃ図書館で!
…という経緯があったので調べてました図書館で。この直前の登場は05年9月号まで遡り、このエピソードで人間型の外見を得た事が説明されます(更にその以前に登場した時にはブリキ缶のような無骨な姿)。なんで読み落としていたのかと思ったらこの月はたまたま「ふたつのスピカ」休載号で、買ってなかったんですね…。油断してはいかんですな。
 正確にはその先月、05年8月号にも一コマだけ顔を出しているのでどちらを初出号とするか迷うのですが、人型ロボットであることが明確になる9月号の方を採ろうと思います。
 これからはもっと頻繁に登場してくれると嬉しいんですが、ともかくリスト入りです。


 「近代麻雀」4/1号、上西淳二「ヘンジーラボ」第5話「ワタシは5号」。 ヘンジーさんの発明品の一つ、5号さんを対象にリスト入りです。
 当初は骨格のみ、脚部はタイヤという姿でしたが、自らを二足歩行形態に改造し、完全な女性型に擬態するという大技を見せてくれます。スゲェよヘンジーさん!っていうか1話のあんたはもっと極端にローテクだったような気がするのだが!
 さらに4/15号、5/1号とシリーズが続いております。む、メガネメイドさんが突然内骨格剥き出しの姿に!むしろそっちに惚れ!


 「なかよし」5月号、武内直子「とき☆めか!」は最終回。…最終回!?
と驚くまでもなく、まぁ女児ウケはさぞや悪かったであろうと想像する訳ですが、何にせよ残念です。柱のアオリ文句からはまだ編集部も諦めてはいないように見受けられます。3度目の復活があるといいんですが…
 最後の最後に明かされた事実は、これは読み切り版「トキ☆めか」と本編を繋ぐミッシングリングと捉えていいんでしょうかね?単行本に収録される伏線だと良いんですが。
 


以下、いつもの。

 「コミックBLADE」5月号。 「Ares」は戦闘機械である自分に悩むクリシュナさん。定石だけど良いですね。「マザーキーパー」はマザーさん出番なし。シャルが大破メカバレ、でも残念ながらサイボーグ。

 「まんがタイムきららcarat」5月号、「まめっこイグニッションズ」。
 
 「サンデーGX」5月号、原尾有美子「センツォン・ヒッチャーズ&アンダーテイカー」。

 「コミックRUSH」5月号、しけー「まきなな」の第2話が。敵(?)の機械人形さんも多数登場。

 「ヤングアニマル」7号、「ユリア100式」。何かフツーのエロコメっぽい展開になってきましたよ!?でもまぁ、従来のパターンの繰り返しも確かに辛かろうとも思います。

 「電撃大王」5月号、「まじかる?ぽか〜ん」は鉄子さん出番少なし。

 「少年エース」5月号、「成恵の世界」、本当は恐い機族の皆さん。まぁそこに痺れたり憧れたりするんですけどね。あと萌えたり。

 「チャンピオンRED」5月号、「おキツネさまでChu▼」。首外し、ワイヤーフィストと久しぶりにヒメ子さんがロボっぽく大活躍。

 「E2(えつ)」vol.3、「クレーンゲームあぁむたん」は好評につき第2回。今回は新キャラ、2号たんが主役です。しかし「回路の入れ忘れ」 って大胆な欠陥品ぶりですね…。

 「まんがタイムきらら」4月号、うさぎとねこ「おにぎりめいどメカ奈さん」は「まんがタイムきららMAX」5月号にも掲載されてます。こちらには「にこプリトランス」「無敵せんせい」も。

 「マジキュー」vol.25。風上旬「5階美少女家電売り場でございます」は倍増4ページ。萌型DVDレコーダーRD-X29EXひかりちゃんが登場…東芝製? 

 「マガジンZ」1月号、「エイトマン・インフィニティ」。伊藤勢(原作:夢枕獏)「荒野に獣 慟哭す」は、サイボーグのお姉さん2人が盛大にメカバレ。




アダルト。

コミック。
 環望「スキャンダルしようよ▼」(ワニマガジンコミックス)に「どきどき▼アブダクション」全3話が掲載されてます。雑誌掲載は5年以上前になるのですが、とにかくようやくの単行本化です。


 T.K-1「ふた姫」(茜新社TENMA COMICS)に「樹海墜落日記」が収録されてます。リスト移動…と。収録作品は全部題名通りの内容なんで苦手なヒトはご注意。



雑誌。
 「ばんがいち」5月号、 吉川かば夫 「ハウスキーパーType-D」 。役立たずの割に妙に偉そうなディさんを対象に、リスト入りです。
 触れた家電を吸収し、その機能を(主に間違った方向に)発揮できるという特殊能力のほか、「開店セールの目玉で売価1円」「ユーザが組み立てる」「小型メカから変形する」と中々個性的ですよ。


 「コミックパピポ」5月号、ももんこーじ「僕と彼女と電子頭脳」。 タイトル良いですなー。スク水アンドロイドのみぃこ(MOE-X)さん登場。


 「コミックメガストア」5月号、小林王桂「瞬間オートマタ」。女性型アンドロイドにギミックを仕込むなら後頭部か首筋にしなさいとアシモフ先生も仰っておられました。各種インターフェイスや伸張アンテナ、派手めな後頭部ハッチオープンなどロボ的な見どころアリです。


 「コミック桃姫」4月号、唯登詩樹「Hなおもちゃ、2」はフルカラーショートコミック。登場する、るみ さんが当審査キャラです。描写からは自律性が伺いにくく、タイトル通りちょっと高級な大人の玩具レベル程度の存在である可能性もあるんですが、説明書きに「超高性能自律型ドール」とわざわざ書かれているのでまぁそこはクリアという事で、一応リスト入りです。


ゲーム。
 「らぐな☆サイエンス」(アイル)、メイドアンドロイドのハリエットさんシナリオでクリア。気になるロボ要素的には、本編に腹部ハッチ描写がCG付きで有り、搾乳(?)機能有り、みたいな感じです。
 良くも悪くも本編は普通の「ヒロインの一人がロボット」なエロコメでした。が、クリア後に追加されるおまけシナリオには、いやぁ…ちょっとやられましたな。文章だけで描写されるのが残念なのですが、なんというか「ロケ夏」のはるひ先生シナリオ以来というか、常磐さんの小説かと思いましたよ(笑)。やはりロボは素敵です。
 

 今月の模型各誌で紹介された花輪黄葉さんのフィギュアに「実は機械人形」というキャプションが…!?という事で即刻「塵骸魔京」(ニトロプラス)も購入、プレイ。まさかそんなところでネタバレとは…
 んー…でも結論から言うと、いわゆる憑喪神というか、機械で構成されてはいるもののオカルト的な存在で、ロボットという定義には嵌まりませんね。文字通り「機械」で出来た「人形」ではありますが。
 という事で残念ながらリスト対象外です。 花輪黄葉さん自身は実に素敵なキャラクターなのですが。響子さん好きじゃー、的な感じで。


 ニトロプラス関係ではもう一本、ファンディスク「サバト鍋」も購入。「Gothic Lolita Fighting Sequence」の主人公、殺戮院鏖禍(さつりくいんおうか)さんがプレイヤーキャラとなる自社キャラ総登場のパロディシューティングゲーム「ニトロウォーズ」がお目当て…なんですが、まだ開封もしておりません。内容が分かり次第掲示板の速報にでもレポートしたい所存です。



DVD。
 「松島かえで 僕のラブドール」(アリスJAPAN)。章立ての構成になっていて、1章はタイトル通りドール物だったのでちょっと心配しましたが、2章目はしっかりアンドロイドものでした。まぁ中身はいつもの普通のアレなんですが、ちょっと珍しいのはヒジ、ヒザに関節のライン、いわゆるロボ線を描いている事ですな。そこだけちょっと面白かったです。



今回はこんな所で。


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