2006年2月の巻頭日記

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02/28



 一か月半ぶりのご無沙汰でした。何とか2月中の更新には間に合いましたか…。管理人の処理能力を大幅に越える案件が積もってしまいましたが、とりあえずどうにかして片付けねば。
 「きっとこのページとの両立はできないだろうなぁ」と思って手を出しかねていたmixiを試しに始めて見たら、それはもう覿面に両立できなかったってわけですよ、ぶっちゃけると(笑)。相変わらずのシングルタスクぶりです。まぁ覗ける人は覗きに来てみて下さい。ただし、あんまりロボ娘の話題は…あれ?無くもないですな。



アニメ話。
 WOWWOWで「エルゴプラクシー」が放送開始されたので、とりあえず15日間無料試聴期間を利用してチェック。
 先行放送版との違いはEDとテロップの有無位しか気付きませんでしたが、このマングローブらしくスタイリッシュオサレな仕上がりが今後どう面白さに転化していくか期待したい所。
 とりあえず第1話にして登場した愛玩用オートレイヴのビノさん(C.V.矢島晶子)を対象キャラとして、リストです。
 というわけで3月から本契約することになりそうです…。個人的にWOWWOWには「レンタル屋に行っても借りるかどうか微妙な感じの映画」を大量に放送しているってイメージがあって、その気が無くてもつい見てしまうのが色々と危険かも…。


 「ロックマンエグゼ BEAST」#20「ディメンショナルエリア研究所」をチェック。
 異次元世界「ビヨンダード」の住人であるアイリスさんが、現実世界での依代として「コピーロイド」と呼ばれる汎用機械体を使用していた事が判明するお話でした。んー、まぁ定義的にはロボットと呼べそうな気がします、一応リスト入りで。ロックマン世界では希代の悲劇性を背負うその名前に負けないで頑張って欲しい所です。それにしても無印エグゼからだらだらと見続けて早幾星霜、このシリーズにロボ娘さんが登場するとは感無量ですな。


 CSのトゥーン・ディズニーで「スーパーロボットモンキーチームハイパーフォースGo!」をエアチェック。
 懸案だったロボ娘さん登場エピソードは第1話「チロの恋人」でした。 2クール目終了直後にすかさず最初にループしてくれたお陰で捕捉も早かったですよ。

 『休暇中のチロが、町中で偶然知り合った少女、ジンメイ。お互い一目で恋に落ちた運命の出会いであった。だがしかし彼女には自分自身も知らない大きな秘密が隠されていたのだ!』

 という事でリスト入りです。「主人公と仲良くなった女の子が実はロボ」モノの定石を上手く踏まえていて中々宜しいのではないかと思います。巨大ロボットに変型する大技の他、胸部にプチメカバレ有り。それにしてもこのお話が1話って何か変ですよね…まぁ、ここに先行するパイロットエピソードがあるんだとは思いますが。
 ちなみに第1クール最終エピソードとなる第12、13話「骨の砦の悪人たち PART1、2」にも再登場しており(12話は巨大ロボット形態と回想シーンのみ)、人気の高さが伺えますな。第3シーズン以降があるなら再々登場を期待したいところ。


 トゥーンディズニーではもう1本、「トータリースパイズ」#17「チアガールでゴー!」 を捕捉。
 悪のチアリーディング部ロボ娘さん達を対象にリスト入りです。
 首から下全身メカむき出し状態、怪力、壊れと、アメリカアニメでの平均的な悪役ロボ娘さんっぽい扱われ方をされてる印象ですな。平均値とれるほど存在するかどうかはともかく。
 いやしかしここまでが長かった…。初登場のテレビ東京、CSに移ってのAT-X、カトゥーンネットワークとその尽くが第1シーズンしか放送してくれなかったですからねぇ…。


 衛星でもう一本、キッズステーションでOAされた「きらめき☆プロジェクト」第5話は最終回。
 何とか収拾はつきましたが、やはり動かしきれなかったキャラと消化されなかった伏線を積み残しちゃいましたね(まさかあのアイテムが何なのか語られないとは)。まぁ、続編に生かされるんだと無理矢理ポジティブに納得しておきましょう。
 とりわけ個人的に、当ページ的に残念だったのはリンクルさんの扱いですね。もうちょっと長いシリーズだったら主役話の一本もあったろうに…
 あ、でも社長秘書さんの言動が冷静過ぎてちょっとロボっぽかったのは萌えポイントでしたよ。あの後社長もろとも消息不明なのが実に気掛かりです。


 もう1本。掲示板で情報をいただいた、DVD「アニメの王国・チャージマン研」に収録されている「スーパータロム」を視聴。
「アニメの王国」は、ナック製作のアニメを収録したシリーズで、CSでも見かけないようなレア作品、蔵出しとなるパイロット版までもがラインナップされており、一部好事家には大好評だったりするのですが(笑)、一般の流通には乗っておらず、古書店、ネットショップなどでしか見かけない上、そもそも何処がリリースしているかすらはっきりしないという、ちょっと謎な存在なのです。

 『正義の科学者ニシザワ博士は、おのれの寿命の尽きる事を悟り、タロム、ルビー、ファイターの3体のロボットを製作し、その精神を彼等に託す。時は流れ、ニシザワ博士の親友の子供として引き取られ、人間として健やかに生活をしていた3人だったが、世界の危機に際し自分達の正体を知る事になる。世界を救え、スーパータロム!』

 いや、他の二人はともかくファイター君が自分を人間の子供だと思い込んでいたのは無理がある気がするよ?
 という事でヒロインのルビーさんをロボ娘認定致しました。しかしながらコレ、正式な商業作品にカウントできるかどうか微妙な所なんですよね…まぁ一応、注釈付きでリスト入りでもいいかな、という事にしました。貴重な情報提供ありがとうございました!


 「魔法先生ネギま!」新作アニメの情報がネットに漏れてきてますな。
 新房昭之監督の登板というのも驚きですが、キャラデザも「ぱにぽに」まんまというのはどうなんだろう…(笑)。現状、茶々丸さんの情報はありませんがとりあえず期待して待つことにします。正式な第一報は今週号の週マガみたいですね。


 「MegamiMagazein」4月号は「舞乙-HiME」特集号。しかし特にミユさんについての新情報は無し。「錬金3級まじかる?ぽか〜ん」のネット局がほぼ決定、関東圏ではいつものU局に加え東京MXTVでも、CSではキッズステーションでそう遅れずにネットされるとの事で、まぁ一安心。



 さて「ミラクル少女リミットちゃん」DVD-BOXをついうっかり買ってしまいまった管理人ですが、ほとんどチェック進んでません。
 WOWWOW観たりとかモンハンとか舞HiMEとかえいご漬けとか遊んでる所為かも知れません…。時間が欲しいなぁ…。というわけでリミットちゃんの正体についての調査は次回更新以降に持ち越し。



特撮。
 CSのAXNで長らく続いていた「アンドロメダ」が、第5シーズン110話を持って大団円を迎えました。
 ちゃんとした最終回があって良かった…(まぁ昔と違って最近は結構あるみたいですけどね、アメリカのテレビシリーズでも) 。
ロミィさんが復活した後、ドイルさんとの俺とお前でダブルアンドロイドだ状態はかなり登場頻度や扱いが良く、シリーズ終盤を(管理人的に)大変盛り上げていた訳ですけど、それだけにその期間が短かったのは残念でしたねぇ…いやしかし実に楽しませて頂いた作品でした。


 DVDでは「ビキニマシン」(紀伊国屋書店)を、たまたま紀伊国屋本店で購入。
 長らくビデオの絶版が続いており、中古ビデオやテレ東放送版のヤレた画質しかお目にかかれなかっただけに、リマスター済み(多分)の鮮明な映像は目に眩しいですよ。
 残念ながら日本語吹き替え版は収録されてませんが、素直にDVD化が嬉しいタイトルと言えましょうか。



ゲーム話。
 PSP「舞HiME 爆裂!風華学園激闘史!?」を購入。
 ファミ通のクロスレビュー、5557にも怯まず特攻をかましたわけですが…覚悟完了を決めていたわけですが…
 …まぁ何も申しますまい。
 …とにかく深優さんのストーリーモード、格闘ゲーム部分、ミニゲーム全てでの登場を確認いたしました。リスト入りです。
 …ロボ娘が出ているアレなゲームがあったらいつでも呼んでくれ! え、4/27に続編「舞HiME 鮮烈!真風華学園激闘史」が出るんですか?出るんですね…
 …深優さんに太腿ミサイルが追加されていれば一考します。


 今週3/2発売のPSP版「ロックマンロックマン」にロールちゃんモードがあるとかで、こちらは購入意欲倍増。幸いちょっと欲しかったDSLiteの当日の入手はほぼ不可能になりつつあるようで、まぁ好都合って奴ですよ。とにかくこれでFC版メガマンのハックロムじゃない、オフィシャルのロールちゃんゲームが遊べるのですからいい時代になったものです。



今週のアメコミ

DC「LEX LUTHOR」は、題名通りスーパーマンの宿敵、レックス・ルーサーが主役のミニシリーズ。今回、コミックブック化されたのでゲットしてみました。(以下深刻なネタバレあり)
 人間世界の正義や倫理が、宇宙から来た一人の超人に律されかねない状況に一人叛旗を翻すアンチ・ヒーローとしてのルーサーが実に格好良いんですが、スーパーマンに対抗する人類側の「力」として彼が開発したスーパーヒロイン「HOPE」さんが審議対象キャラに。メカバレ等有り。
 実はリーフで読んだ時、HOPEさんが「もう私は只の少女じゃないわ」と言う台詞がある為、サイボーグか何かの類いだと思い込んでいたのですがよくよく読んでみるとどうやらそれは実はルーサーの与えた「人間としての偽記憶」に過ぎないと書いてあるんですよね。文脈的にもアンドロイドって事で間違いなさそうです。
 それにしてもルーサー、羨ましいと言うか…どうなんだそれは(笑)。


 あと「JASON X」もご紹介の予定でしたが、小規模なブックドラフトの発生に伴い目下行方不明です。ざっと読んだ分には、映画版の設定に似てかなり非なるお話で、読み込みが足りないせいか良く正体が分からないのですが、大量のメカ系の女性が登場しているんですよね(サイボーグの可能性も高そう)。ともかく次回以降に廻します…。



コミックス。
 掲示板で情報を頂いたもの幾つか。

 
 1本目は藤代健「ながされて藍蘭島」(スクウェア・エニックス ガンガンコミック)7巻。
 温泉宿の押し掛け女将、さくやさんを対象にリスト入りですね。首外れ、武装モードと中々賑やかです。


 高屋奈月「翼を持つ者」(白泉社花とゆめコミックス)全6巻。  
 3巻から複数のロボ娘さんたちが登場しています。中でも第4巻ではその一人、鈴さんが顔面メカバレまで見せてくれてます。ついでに内蔵兵器や防弾おでこも女性型の皆さんのを見たかった…ッ!さらにそのうちの一人、彩さんはラストまでレギュラーキャラ化しています。


 水田恐竜「じゃじゃ忍トリッパー」(ぶんか社)。
 ロボ娘が登場していると断定できるのは四コマ一本だけですが(「実はロボ娘」だ!)、おっぱいミサイル、電動美女と気になる描写もちらほら。


 以上3本、新規リスト入りとなります。情報提供ありがとうございました!



 中山敦支(原作:村上ひでお)「アストラルエンジン」(集英社ジャンプコミックス)は上下巻。「月刊少年ジャンプ」掲載の全編だけでなく、設定資料集、デザイン画、裏話等も収録されているお得な2冊ですよ!ん、やはりロランドさんは素敵ですな。


 瀬都ナルミ「Ares」(マッグガーデン ブレイドコミックス)第1巻。
 カバー下のおまけ設定集によるとクリシュナさんの設定年齢は14歳だとか。むぅ…14にしては随分立派な…いやいやそれはそれで…!表紙もセクシー、裏表紙はさらに大胆に脱いでいて(脱ぎ過ぎですが)管理人大喜び、の巻。


 しかげなき「ネジマキ」(メディアワークス電撃コミックスEX)全1巻。カラーページも豊富に収録されています。む、まさに究極の「巻きますか?巻きませんか?」 ですよ。


 たけやまたけを「桜2号」(集英社ビージャンコミックス)全一巻は待望の単行本化。
 気合いの入ったカバーのアートワークが宜しいですな!
 現実のロボット工業サイドからのアプローチでロボ娘モノを描く、という野心的な試みはもっともっと評価されて然るべきだと管理人は思うのですよ。
 …あ、「スピーカー」に直ってる。


 光永康則「怪物王女」(講談社シリウスKC)第1巻。フランドル、フランシスカ姉妹を対象に、リスト移動です。


 あと既出タイトル。
 槙よう子「STAR BLACKS」(集英社りぼんコミックス)は完結となる第2巻。結局ツキさんの正体に対する(更には他の大量に積み残された謎の)種明かしは無し。…むぅ、やはり保留は外せませんな。残念。

 外薗昌也「わたしはあい」(講談社モーニングKC)は、完結となる第3巻。定番のオーバーロードネタに萌えという新機軸を持ち込んだラストはある意味斬新ですが、連載初頭の方向性で突き詰めるだけ突き詰めた姿も見てみたかった…とこれは無い物ねだり。実に楽しめた作品でした。

 鷹氏隆之「エイトマン・インフィニティ」(講談社KCZ)第3巻。看護ロボ娘さんテロ事件編までを収録ってことでロボ濃度高め。

 みずきたけひと「こはるびより」(メディアワークス電撃コミックス)は第2巻。
お蔵入りしていたエピソードも復活、楽しい一冊になっておりますな。帝王での連載が始まった関係上、第3巻の発売は意外と早そうとの事で、こちらも楽しみ。

 六道神士「エクセル・サーガ」(少年画報社 ヤングキングコミックス)は15巻。六本松さんの出番は少なめ…と思わせつつ。カバー折り返しにカラーで水着姿も披露しています。

 赤松健「魔法先生ネギま!」(講談社KC)は13巻。出番少ないよ茶々丸さん。

 「舞-乙HiME」第2巻。ミユさん大登場大活躍編ですよ。何度でも言いますが素晴らしい。実に。

  馬場敦史「ゼノサーガEpisode I」(一迅社 ゼロサムコミックス)第2巻も。


 周辺ジャンル作では、かのえゆうし「食玩少女レアだもん!!」(メディアワークス電撃コミックスEX)全1巻、むっく「ねこみの暮らし」(メディアワークス電撃コミックスEX)全1巻、あさりよしとお「荒野の蒸気娘」(ワニマガジンGUMコミックス)第1巻も



小説。
 洋物二題。
 掲示板で情報を頂いて、アイザック・アシモフ「銀河帝国興亡史」シリーズ (ハヤカワ文庫)。
 また超大物が出て参りましたなぁ…。途中から出てくるある主要登場人物が「実はアンドロイド」です。長い長い伏線を経て正体が明かされるのはその最後であるため、ここでは一応名を秘しておきます。まぁ、リストの方には載せちゃいますけども。ある意味、ロボ好きには堪らないキャラですよね。

 また、他の作者による外伝、「新・銀河帝国興亡史」の3シリーズにも登場しており、グレゴリィ・ベンフォード「ファウンデーションの危機」、グレッグ・ベア「ファウンデーションと混沌」、デイヴィッド・ブリン「ファウンデーションの勝利」各上下巻(全てハヤカワ文庫)が該当作品となります。既に読者には誰がアンドロイドなのかオープンになっているのが前提になっているため、「危機」には本編にも見られなかった(見せられなかった)メカバレ付き修理シーンなんてあるんですね。直接的にはこちらもオススメです…とはいえ、まぁどれも長いし、全部読むとなるとかなりの時間と労力を要求されるのですが…
 情報提供ありがとうございました!


 J・ザコーアー&L・ゲイネム「プルトニウム・ブロンド」(ハヤカワ文庫)を速攻ゲット。やっと日本語で読める…

 『24世紀。地球最後の私立探偵、ザカリーの元に、大企業の美人女社長からの依頼が舞い込む。彼女の姿と精神を模した、超強力なアンドロイドが暴走、逃亡したというのだ…』

 パルプフィクションの体裁をパロディ化した、ユーモアSFって所でしょうか。
 で、この暴走アンドロイドことプラチナ・ブロンドのBB2さんがトータルの登場ページ数は少なめながら実に魅力的でして、ラストのターミネーターばりの大暴れまで大変に楽しめました。 ラストにつながるちょっと実存的な悩みも含めて、ロボ的な魅力も満載です。ただ、オチへの展開はさすがにちょっと解りやす過ぎたようなような…
 ちなみに日本語版のカバー絵、本文イラストは橋本正枝。ちょっと意外な人選なような、でも結構いい感じですな。
 BB2さんの他、名前のあるキャラ無いキャラ、複数のロボ娘さんを対象としてリスト入り。

 ちなみに本国ではシリーズ化しているとの事で、今回のようにメインキャラ級かどうかはともかく、ロボが出てくる可能性は高そうですな。こちらも邦訳を期待したいところ。


 有澤透世「世界のキズナ2 桜舞う世界で微笑(わら)う君」(角川スニーカー文庫)は、シリーズ第2作。

 『空間アンカーが引き起こした混成世界をめぐる事件が解決したと思ったのもつかの間。主人公・耕介の世界に再び混乱が訪れようとしていた…!』

 様々な世界の住人たちが違和感なく共生を続けてしまう世界を舞台にしたラノベです。前作では「身長十数センチの少女が操縦する、対人用巨大(つまり等身大)ロボット」や「イケメン執事型アンドロイド」などは登場するものの所謂ロボ娘さんはいなかったのですが、今作には「少女型生成応力中和装置制御ユニット」のキリンさんがメイン級キャラとして登場しています。自称、また実際の描写からもはっきりとその中身は機械だと判断できますんで、晴れてリスト入りですよ。や、良かった良かった。なかなか切ない感じも宜しいのではないかと。イラストは椿あす。
 


 栗原かずさ「V-MAX ヴァーシャマックス 正義を貫く物語」(富士見ファンタジア文庫)。
去年12月の発売時にはチェック済みだったのですがすっかりご紹介が遅れてしまいましたね。銀髪ショート、眼鏡を掛けたボクっ娘(実はロボ)が、体内のメカを
見せつつメタルヒロインに変身する、という属性過剰気味なヒーロー物でした。
良くも悪くも若書きという印象が残る作風ですが、今後の展開も含めて続巻を期待できそうです。
 


 新創刊されたソフトバンククリエイティブGA文庫に、結構微妙なのが2作品。共に要審議タイトルですね

 織田兄弟「ハノン〜君の目指す明日へ〜」は時間改変モノSFセカイ系風味(以下ネタばれ有り)。

 『人工生命体「サーティ」により滅亡させられた地球。惑星管理機構はこの破滅を未然に防ぐべく、もう一人の人工生命体「HA-0」を過去の世界に送り込む…』

 で、このHA-0さんが対象キャラです。「意識」によってどんな性質にも変化・変形する特殊な無機質素材をボディとし、人工知能で制御される人型兵器…という事です。当人の口から「ロボットみたいなもの」との発言もありますしこれはロボ娘認定いけるんじゃないでしょうか。 一応リスト入りです。


 神野オキナ「虚攻の戦士」。世界を侵食する「集積者」の脅威に対抗するヒーロー、舞矢(但し外見デブヲタ)に付き従う少女、霧音さんが対象キャラ。「サイボーグ技術と非グリッド型 思考システム」からなる「人工」の「電気妖精」とかで、それってロボットなんじゃね?とは思うんですが、描写はどうも生臭い気もするんですよね…
 これは次巻以降の更なる解説が出るまで保留ってことでお許し願いたい。


 端役っていうかガジェット的な扱いですが、菊地秀行「新・魔界行」(祥伝社NONノベル)第1巻にアンドロイドさん登場。
 短い出番ながらも、怪力・壊れをプチ披露してます。んー、設定的には今後の登場が期待できないことも無いんですが…。 ともかく、ロボ戸田麻里子さんを対象にリスト入りです。
 今回は新刊ということもあって見つけやすかったのですが、既刊の菊地秀行作品にもまだ幾つかアンドロイドが埋もれているような気がするんですよね…
 いつか手を付けないといけない領域です。


 仁木健「Add 機械の息子」(角川スニーカー文庫)。
 今回は短編集です。予想に反して3/5が書き下ろしで、雑誌連載版が全て収録されている訳じゃ無いんですね。


 周辺ジャンルでは「レジンキャストミルク2」とかも
 小説の周辺ジャンルでは「パラケルスの娘3」も。レギーネさん出番減ってないか。
 周辺ジャンルでは「アスククライン」第3巻も。


 雑誌では「電撃マ王」3月号、「ボクのセカイをまもるヒトex」。今回も猫子さんの出番は僅少。ちょっとだけ怪力描写あり



雑誌。
「コミックREX」2月号、瀧宮一隆「SoltyRei 赤の淑女」。
 外伝ということでしたが、ソルティさんの登場の有無についてやきもきする間もなく2話目で早速登場、おおあばれ。ということでリスト入りですよ。しかし3月号の展開を見ると、あくまでサブキャラクターという立ち位置ではあるようです。


「ドラゴンエイジ」3月号。
 伊藤有子「ザ・サード」は、メイリンさん登場編。ただし端役で、その上ロボという説明も無いのが微妙ですが…まぁ設定は変わってないでしょう、リスト入りの方向で。


「コミックBLADE」3月号。
要チェックタイトルだった「マザーキーパー」ですが、2話目にしてある程度概要が判明しましたよ。1話でバトルしてた女性はサイボーグだったのですが、少女の方が「マザーコンピューター」との事。コードに接続されてるシーン有り。
瀬都ナルミ「「Ares」。一応、市販アンドロイドも存在する世界観なんですな。…んー「無気味の谷」問題が壁になって普及していないって設定ですか…。いや、それはロボ娘リテラシーが低いだけだ(笑)!そこに萌えてこそ!
4月号。「Ares」。うむ、「余計な機能充実」は萌えポイントと心得よ。空廼(そらの)カイリ 「マザーキーパー」ではマザーさんが「外見はいたいけな少女だが中身は純粋なロボット」と明言されてますな。こういう親切さは全ての作品に標準装備されるべきだ!という事で新規リスト入りです。


「特撮エース」vol.13、トミィ大塚「ウルトラマンマックス」には、待望のエリー隊員登場。リスト入りです。
…何このウルトラマンネクサス。 人間(ロボ)不信が渦巻くギスギスした雰囲気が宜しいですな!エリーさんもなにやら裏がありそうな行動に出てるし。こういうコミカライズの試みは意外と好きだったりします。


 「まんがタイムきらら」2月号、うさぎとねこ「おにぎりめいどメカ奈さん」はおにぎりが得意技のメイドロボ、メカ奈さんが主役の読み切り四コマ。

 「まんがタイムきららMAX」3月号。門井亜矢「天然女子高生物語」…ってちょっと待て!それは本編には出ないと言うのかね君!?責任を取って来月号にはちゃんと登場させたまえ!
 MR+「アイオン」…その全然本編とは関係ないのに激しいロボ萌えを催す扉絵は何事かね君!?責任を取って来月号にはちゃんと登場させたまえ!
 ザンクロー「無敵せんせい」は先生が色んなギミックを見せてくれますよ。他「にこプリトランス」も。
 4月号は「にこプリトランス」「無敵せんせい」。次号予告によると、上記の「おにぎりめいどすず奈さん」復活の模様。


「まんがタイムきららCarat」3月号、櫻太助「鳩町まめっこイグニッションズ」。
 主人公の一人、恋歌が拾ってきたのは少女型アンドロイドだった…! ということでなし崩しにレギュラー入りですな。ミューさんを対象キャラにリスト入りです。どっかに落ちてませんかね、野良ロボ娘さん。
 同4月号ではミューさん、早速巻中カラーで登場。む、そのロボット三原則はウルトラ7つの誓いみたいな感じかね?


「電撃帝王」vol.8、高遠るい「SCAPE-GOD」#4。前号の鮮烈な引きが印象的なブラックゴートさんですが、今回ロボットであると明言されてますね。「バイオCPU」がちと引っかからんでは無いですが、リスト入りで。それにしてもこういう展開になるとは…(笑)
「こはるびより」は…また濃い方向に…。周辺ジャンルでは、かのえゆうし「食玩少女レアだもん!! Special」も。


「サンデーGX」3月号、新連載の原尾有美子「センツォン・ヒッチャーズ&アンダーテイカー」。
 ヒロインの死神看護婦、ドロシー・オブ・ガーランドさんがオートレイブであると確認しました。リスト入りですね。
「エルゴプラクシー」の設定を使った外伝作品かと思ったら、早速ピノさんが登場して本編とのリンクを臭わせています。次回以降も楽しみですよ。


 「ヤングアニマル」4号から新連載が始まった萩尾ノブト(原作:原田重光 )「ユリア100式」。
 5号(通算第5話)ではユリアさんの動力(一部)が電力であることが明かされたり、演算能力の限界でフリーズしたりとかなりメカ寄りな感じですなー。これはもうOKで良いかも。


 「マガジンGREAT」3月号。野本真哉「変身ポッポコピ」は読み切り SFアクション55P。
 『ヒロイン、カナンの母親の電子化された精神が移植されたアンドロイドが何者かに盗まれる。彼女は流れ者のアンドロイド、ポッポコピに捜索を依頼すするが…』
ということで、このカナンのママのアンドロイドが対象キャラ。敵として登場し、メカバレ満載で大暴れしてくれてます。またこれらのシーンでは人間時の精神云々とは独立した制御系で動いているみたいですね。特に問題なくリスト入りです。


 レギュラー連載陣いろいろ。
 リニューアル号となる「マジキュー」vol.23。風上旬「5階美少女家電売り場でございます」は萌型マッサージチェアEP8200の萌みちゃん。ゆうの「麒麟町ぼうえいぐみ」には戦闘ロボ(?)「ネコ・パーフェクト」さん登場。外骨格っぽいですが。
 vol.24、「5階美少女家電売り場でございます」は萌え型ヘルスメーターBC-X88、グラムちゃん。ロボ線、埋め込み型ディスプレイといつに無くロボっぽいー。

「ヤングキングOURS」3月号、「エクセルサーガ」。コアが無い筈なのに二式さん登場&大活躍編。ワ条オリジナルの人工知能で動いてるらしく、いつもと違ういかにもロボ然とした雰囲気もまた宜しからずやですな!
4月号には特にロボ娘コンテンツなし。アニメがお仕事!が4巻の続きをすぐ読めて嬉しかったくらい。

 「電撃ホビーマガジン」3月号、「15Go!Go!」。テレトラン15さんの腕は無事修復されました。しかもT-Xさんばりに丸ノコへの変形機能付きで…む、内蔵ギミックは正義。これで人工知能+メカボディは確定ですね、よしよし。 4月号では通常運営に。

 「少年エース」4月号、丸川トモヒロ「成恵の世界」は一回休みを挟んでの続き。緊迫する事態に集結する機族のみなさん(と香奈花)、対照的に何か呑気な囚われの成恵ちゃんとその他一名。更に緊迫の次回に続く…って、何か根本的な設定に迫るお話になりつつあるような…まさかクライマックスだったりしませんよね?


 「チャンピオンRED」3月号。「こいこい7」は久しぶりにガンタイちゃん登場。 でも出番は少なめ。
 「おキツネさまでChu▼」は久しぶりにヒメコさん登場話。
 4月号では折角ヒメコさんとの同棲(?)が始まったと言うのに出番は少なめ。ち。
 

 「電撃大王」3月号。「まじかる?ぽか〜ん」は…やっぱりこの路線で行くのだね?
 取りあえずの作法としてオーバーヒートする鉄子(あいこ)さんに萌えたり、体重を気にする鉄子(あいこ)さんに萌えたりしておきましょう。アニメ版のC.V.は明坂聡美…って「恋風」の双葉役の人ですか。
 久しぶりの登場となるのは、はせ☆裕「不死LOVE」第4話。アンドロイドメイドのパフィーさん、出番少なめ。
 同じく4月号。「まじかる?ぽか〜ん」は鉄子(あいこ)さんの寝室初登場。…固そう。「To Heart2」、次回にイルファさん出るかな?

 「花とゆめ」4号から始まった「カラクリオデット」集中連載ですが、6号で終了。え、ちょ、終わるの早すぎ!まぁ読み切り版を含めれば丁度単行本1冊分くらいですけど!
 ………と思ったら10号(4/20発売号)から改めて新連載スタートってことで、これは2巻モノ以上に続くってことですよね!?オーケーそう来なくてはだ!
 4話に登場の舶来ロボ娘、アーシアさんもリストに追加しておますね。

 「月刊少年シリウス」4月号。光永康則「怪物王女」#9「追憶王女」は、いわばフランドルさん主役話。であると同時に、この作品世界の「人造人間」が機械知性で動く機械体である事がはっきりするお話でもあります。ちょっとだけメカバレ有り、体重2t(!)も判明、と、こー、何と言うか、心沸き立つものがありますけよ?

  「コミックZEROSUM」4月号、たつねこ「そにょもの」、馬場敦史「ゼノサーガEp.I」といつもの。
 ゼノサーガ情報ページには、DS「ゼノサーガI・II」に登場するII仕様KOSMOSさんの設定イラストも登場しています。
 あと今月で最終回となった浅田やすか「Capricious Bullet」に登場しているアンさんですが…何者!?うわ、気になるけど分かんない。3月号には登場していませんが、それ以前のバックナンバーは整理しちゃったし…単行本(全一巻)が4/25に出るとの事で、こちらをチェックするより無さそうです。

「マガジンZ」1月号、鷹氏隆之(原作:七月鏡一)「エイトマン・インフィニティ」は連載再開。「マジンガーエンジェル」はゴッドマジンガーネタ…って事はいつかゴーバリアンネタもやるんだろうね?

「アフタヌーン」4月号、「ヨコハマ買い出し紀行」が遂に最終回。足掛け12年の長期連載だったんですねぇ。実はもっとずっと遠未来までお話が続く事も期待していたのですが…ともあれお疲れ様でした。単行本最終巻は5月、と。

「コミックキラリティ」vol.2。版型が変わっていたのでNORA辺りに先祖返りしたかと思いましたよ。今回は「きらめき☆プロジェクト」のコミカライズは無く、「舞乙HiME」のコミカライズにもミユさんは登場せず、でロボ娘関連コンテンツは前回に引き続きの「時計仕掛けノ猫」位ですね。

「コミックブレイドMASAMUNE」初春号、牽次郎 「戦闘人形GUNDOLLS」。


 「週刊少年マガジン」9号。「マガジンSPECIAL」05年11月号に掲載された「ちきゅう観測隊!」が本誌にも読み切りで登場。しかも2話一挙掲載です。掲載2話目はちょっとフレミィさんがシリアスモードで、意外な芸風の広さを楽しませて頂きました。それにしても「ネギま!」「えこ」と合わせてロボ娘濃度の高い一冊でした。(スミレ17歳は勘定に入れません)。
 で、「マガジンSpecial」3月号ではその「ちきゅう観測隊!」が本誌からの凱旋掲載(?)。あと一押しで連載化できそうなんですが…どうにかなりませんかね。今回は彷徨えるメイドロボ、サクヤさん登場編。そこだ!回収騒ぎだ!(やめれ)

 「コミックBIRZ」3月号、福原鉄平「キカイ探偵シリーズ 神歩く」はシリーズ連載。また何と言うかエロースですな!武器内蔵、変形、壊れとロボ萌え満艦飾。穢土浄真央里(えどじょう・ちおり)さん、素敵です。
 4月号では「マリージュとサンタナ〜その後〜」が。以前の読み切り短編の続きで、こちらも機械人形趣味炸裂の一編になっております。

 周辺ジャンル(?)では、「コミックRUSH」4月号でアニメ化第1報が発表された「コヨーテラグタイムショー」。
 「マルチアーノの十二姉妹」の皆さん、その身体能力の極端な高さから普通人では無かろうとは思ってはいましたが、今月号でメカバレ付きで少なくともサイボーグか何かである事が判明。「顔面だけは人間のようだな」という台詞を信じるなら、その他は全部ロボの可能性も…まぁ過大な期待はせずに次回以降&アニメ版を待つ事にするのだ。



インディーズ。
インディーズ特撮レーベル「禅ピクチャーズ」で製作中だった「少女アンドロイド(仮)」は「時空女戦士ジュリアナ」「レナ」の二本シリーズとして撮影終了した模様。
人間形態からマスクヒロインに変身する本格派みたいですね。それぞれ4/14、28発売予定と。…それにしてもこのマスクのデザイン、どこかで見たよね…?



アダルト。

ゲーム話。
「らぐな☆サイエンス」(アイル)を購入。
 珍発明ばかりしている天才、二宮博士と、主人公である学生が引き起こすドタバタSFアドベンチャーゲームです。で、この博士が第2話にて開発するのがメイドアンドロイドのハリエットさん。造った人が人にも関わらず真面目な常識家です。まだあまり進めていない(全7話構成)ので詳細は分からない点もあるのですが、ちょっと力持ちだったりは確認済み。
 リスト入りですね。


 同日発売のエロげーではもう一本、「ぐろぶら」(Bonbee)にメイドロボさんが出ているらしい、という事は調査済みなんですが、詳細が不明、脇キャラである事などからちと後回しになってます。こちらも何とか早めに片を付けないと。


 他、これから発売予定の作品2題。
ルナそら」(Light)は、二機の試作形アンドロイドの女の子(ルナ、そら)が、文字通り押し掛け女房しにやって来るラブコメADV。公式HPもオープンした模様です。
 結構以前に当ページで「新妻企画(仮)」の段階で言及したタイトルなんですが、調べたら2004年3月の話でしたよ。…よくぞここまでポシャらずに…
 発売日はまだ未定。


 今一本は「D.C. II」(サーカス)。以前から要監視タイトルだった訳ですが、「コンプティーク」3月号でついに天枷美夏さんの正体がロボットであると正式発表されました!やた!
 しかしその後、それをオープンにしている雑誌記事が無いのは気になりますなぁ。コンプティークに情報掲載の優先権があるだけならいいんですが…
 ただ他にもサブキャラにアンドロイドメイド、μさんの登場も確認されており期待は高まります。…カスタムってどういう意味なのかね?そこをもうちょっと詳しくだね、
 っていうか今度こそ一周目から攻略出来るように頼みますよ!?



雑誌。
 「ポプリクラブ」4月号、BENNY'S「ママ▼レモン」。
 ほほう、属性オーダーメイドのロボ娘さんですとな?んー、管理人だったらどうしますかねぇ…じゃあ属性ロボ娘で。何だそれ。
 ツンデレロリツインテール属性のチャーミー☆緑(グリーン)さん、ママ属性のママ檸檬さん等を対象にリスト入りです。


 「コミックキャンドール」4月号、井荻寿一「メイドロイド雪之丞」はついに最終回。
 いくつもの雑誌の創休刊に立ち会い、休載期間も含めるとかなりの長期に亘るお付き合いだっただけに感慨も一入なのですが、ちょっとこのラストは(無いパターンでは無いんですが)予想外でしたねぇ…。ヒトとロボとの関わり方の一つの形でありましょう。おつかれさまでした。単行本最終第4巻は4/28発売予定。



コミック。
 思うつぼ「遊撃機動隊アイギース」はアンソロジー「近未来ポリス」(キルタイムコミュニケーションズ)収録の短編。
 未来の警察に所属する女性型警官ロボット、ののん さんが審議キャラ。ほんの脇役で、しかも微妙に外骨格っぽい気もするのですが、まぁ一応行けるでしょうという事で。


 小説。
 島津出水(原作:サーカス)「すくみず2 泳・げ・な・い ミカ・ピコ編」(パラダイム)は同名ゲームのノベライズ。
タイトル通り。ミカとピコさん編のお話をミックスしています。ピコさんパートに関していえば、ほぼゲーム版の流れを踏襲したものと言って良いでしょう。ただ、構成上いわゆる「ピコさん編エンド」では無いのがちと残念ですが…。ともかく、リスト入りです。




 先週の日曜日はワンフェス&コミティア&トイフェスへ。
 レポート代わりと言っては何ですが、幾つかロボっぽいのを。
 今回一番衝撃的だったネンネンさん(ろぼっ子ビートン)。買っちゃいました。残念ながら参考出店だったリニアさん(サモンナイトエクステーゼ)。ふう、売ってたら買っている所だったぜ…眼鏡め‥。可動モノではレイナさん、桜姫さんは何と通常版の他、プラレスラーVAN版も!前回原型が展示され衝撃を(管理人に)与えた1/2キャティさんは今回、彩色原型まで進んでました。バスターマシン7号さん、早すぎだよ!いつ作ったんだよ!鉄腕アッキーさん(侵略ちょ〜美少女ミリ)、って、ちょ、おまっ。ワンフェスは恐ろしいところですよ…



まぁ今回はこんな所で勘弁しといたるか。


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