2001年10月の巻頭日記

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10/2

 持ち帰りのお仕事なんかをぼちぼち片付けながら、CSを流し観。今月から始まったG弾劾凰とか、新必殺からくり人とか。後者では丁度、志ん朝師匠が劇中で高座をかけるシーンがあったりして何か追悼番組気分。現役で一番好きな噺家だったですよ〜。
 
 今回の発掘品は、弓月光「ハンドメイドのイブ」83年りぼんOriginal掲載作品です。
弓月氏最後の少女マンガ誌掲載作品という事情もあって、単行本になりそこなった様ですね。時期的に「みんなあげちゃう」の連載が既にヤンジャンで始まっていて、絵柄も作風も完全に周囲から浮いています。青年誌に掲載しても違和感は全く無さそう、というか完全にフォーマットがソレになっちゃってますな。
弓月氏は何作かロボ娘テーマの作品を発表していますが、分けてもなかなかにキュートな逸品になっているのではないでしょうか(ただし男の子向け作品として/笑)。今後の単行本化が望まれる一作です。

OVA「プリンセス・メモリー」後編が出ていたので、借りて来て鑑賞。…めちゃめちゃ半端な所でモノスゴク強引に終わっているんですけど…。さも当然の様に、ラスボスたる「プリンセスのレプリカント」は出て来ません。レンタル料返してー。返してー。

スターログ誌をチェック。なんか夏予定だった全米公開が遅れに遅れている「JASON X」ですが、どうも原因が「出来が悪いから様子見中」らしいですな。うお、ガッカリ。下手をすると来春と言われている劇場公開もキャンセルで、そのままビデオスルーも有り得るとか…もうそれでもイイから(日本で観る分にはそっちのが話が早そうだし)何とか現状を収拾して下さい。って誰に言えばいいんだ。
スタートレック新シリーズも結局「U.S.S.黎明期」モノに決定で、噂されていた女性アンドロイド士官の話はやはり噂であった、と。まぁ、デイタ以前に人工知能の士官がいるわけはないので仕方は無いですが〜。

「スーパー特撮大戦2001」攻略本が出ていたので購入。いやぁー想像を絶する分岐条件が笑えるやら納得いかないやら。なんでキレンジャーにカレーをおごるとゾフィー出現フラグが立たんのか(笑)。気になるビジンダー入手法は「メタル系主人公を選ぶ」、「偽のワルダーの果たし状を本物と判断する」、の2点のみ留意すれば良いので簡単…なのですが適当なセーブポイントが残って無いので最初からやり直しですか!?うぁ。




10/9

何処にも出歩かないまま連休が終わり結構鬱。体調を崩したと言うかソレが原因で気力が低下しっぱなしというか…でもま、悪い事ばっかりじゃ無くて、重い頭でぼけっとテレビ観ていたら思わぬ所でロボ娘を発見できましたよ〜。普段だったらまず観ない「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の190話「湯けむりポロリ!2001年・京都の旅」、1時間のスペシャルに出て来た両津勘吉の命を狙う殺人ロボット「ターミ姉ちゃん」が該当キャラ。
冒頭10分を観損ねているので実は詳細な設定が判らないのですが、「宇宙人の脅威に曝されている未来世界から、歴史上両津勘吉だけが持つ、宇宙人の弱点であるある種の『抗体』を採取するべく、両津の子孫がタイムマシーンでやってくる。だが、彼がお供に連れて来た女性ロボットが、何らかの事情(これが判らない)で狂い、両津を殺そうと暴走を始める」てな話。で、その「ターミ姉ちゃん」はT-1000系の液体金属体と、T-800系のロボ主観を合わせ持つアンドロイドです。まぁ、両津を殺しあぐねた「ターミ姉ちゃん」が、その最大の弱点を突く為、終盤はずっと「両津の天敵であるところの大原部長」に化けっぱなし(成りゆき上全裸でしかも巨大化状態)なのが激しく萎えます。が、まぁリスト入り。
サブタイトルもサブタイトルだし、偶然に頼らなければ観れない作品だったですよ。良かった良かった。

「ターミ姉ちゃん」といえば、しばらく探していたある作品を観る目処がつきそうなので、もし当たりだったら御報告する次第…するのか?特殊な映像ジャンルなんですが。あ、「テルミねえちゃん」ではないです(ごく一部で笑)。

そういえばアニメ版「まほろまてぃっく」ひっそりと始まってるんですよね。ある種の(笑)評価も高いみたいですし、観たいよう。おのれBS-i何の恨みがあって。それでもソフト化は間違い無いあたり、いくら待ってもビデオ化されない「STARぼうず」よりはナンボかマシかも…ってこれもBS-iか…。いやホント、気に触る事があったならちゃんと言って欲しいです謝りますから。
現実問題としてBSデジタルチューナーは45000円位が安値の相場って感じで、これならまだ個別にソフトを買ったり借りたりした方が良い、という水準ではあるんですよねぇ。

あと、新EDのメテオさん★に別の意味で悶絶死させられたり。心底恐ろしい娘だよぅ。


10/17

結局体調の悪さと言うのは単なる前触れだったようで、この一週間程は質の悪い風邪にやられて病床に臥せっっぱなしでした。更新もメール等の連絡もすっかり滞りっぱなしで申し訳ないです。
でまぁする事も無いので本を読んだりテレビを観たり。宮部みゆき「R.P.G.」はどうしても気になる事が一つあったので買い置いてあったのを。でも最後まで無かったですねぇ『R.P.G.はバンダイの登録商標です』の一文。あ、いや、本編はいつもの宮部節で面白かったです念のため。

さてロボ娘関連では、まずCSのシアターTVで演っていたカムカムミニキーナ「サイエンス・ジャンボ・ヨーグルト」を鑑賞。巨大ロボットだの演劇青年だの火星人(?)だの政治劇だのアクションだのミステリだの何でもありで実にあらすじにまとめにくい構造のストーリーなんですが、まぁSF風コメディというジャンルで括って良いでしょう。主人公格の一人、国立博士の妻が「実はロボット」で、舞台劇にしては頑張ってメカバレもやってます。11月上旬まで同局でリピート中。

次はAXNでオンエアされた「アンドロメダ」前夜祭。といっても1話2話の先行放送にミニ特番が挟まっているだけでしたが。で気になるアンドロメダさんは宇宙戦艦アンドロメダの人工知能人格で、目下の所モニター上の存在に過ぎない様でちと残念。でもオープニング映像から判断する限りのちのち実体を持つようで、まだ期待は残しておけそうです。ま、どこかのヤシガニアニメの様に「質量のあるホログラム」かも知れないので油断はできねぇですが。本編は良くも悪くも「90年代アメリカSFドラマ」のフォーマットを踏み外していない印象ですが、本国では第2シーズンも製作中との事ですし、今後に期待が持てそうです。本放送開始を待つ事としましょう〜。

最後は「破邪巨星Gダンガイオー」#7。ファンの間では脚本演出ともに寒めなエピソードとして評価が低い様ですが、管理人的にはわらわら湧いてくるメイドアンドロイド軍団と、女ボスの隠し武器の2点で買い決定です(笑)。女ボスがロボットなのかサイボーグなのか判然としないのがちょっと残念ですな。レンタル版がそろそろ出回ってるので興味がある向きはチェックしてみるのも一興かもです。

週刊漫画アクション版「キューティーハニー」では今作のハニーの正体が語られましたが、やや生っぽい(笑)ながらも一応要件はクリアしている模様。リスト入り。



10/26


今回の更新では、「テッコンV(76年版)」を「その他」に追加しました。初の英語圏外の海外作品の紹介になりますね。
今月は、発売される予定だったパソゲーが軒並み延びたことを考慮に入れても微妙にロボ娘関連の新作が不作気味なので、周辺ジャンルを漁ってみたり。「フィギア17」1、2巻を視聴。うわぁ、丁寧な造りだにゃ〜。ヒカル&つばさ萌え。ヒカルちゃんは金属生命体って設定だけど人間形態のときにはあくまで人間そのものなのがちと残念というか、戦闘形態ではちょっとメカっぽい所(インターフェイスとか)があるんですけどねぇ。

「ナジカ電撃作戦」3話。ヒューマリットってあくまで人工的に産み出された遺伝子改造人間、辺りだと思っていたのですが、今回のゲストキャラのお姉さんはかなりロボっぽかったというかヒト離れしていたというか…リラの思考パターンも生物のソレっぽくないし、それなら素直にロボットにして欲しかったですよ〜。それはそうと実は結構面白いですかコレ?


掲示板で教えて頂いた「9月は30日まであった」を読みに図書館へ。行き掛けに買った今月のS-Fマガジンでは収録本「ジョナサンと宇宙クジラ」の紹介があってちょっとしたシンクロニシティですか。


でそのS-Fマガジンによると「クレオパトラ2025」のビデオ化情報が。スペオペ版チャーリーズエンジェル、みたいなSFテレビシリーズなんですが、ファンにベストエピソードと評される#11「DOUBLE」が結構なロボ娘エピソードらしいんですよ。でも今回のリリースは5、6話と26話の再編集版一本、との事でガッカリ。もっとも、これはどこかが権利を買い付けたということで、CSあたりでのシリーズ放送に期待が持てそうです。


他「ドラゴンHG」を購入。休刊した「AICコミックLOVE」を受け継ぐ形の雑誌で、「マリアナ伝説」の続きがちゃんと読めます。良かった良かった。園田健一「レスロイドベイビイ」も序章が掲載されてます。プラレスやレイヤーのに比べるとずっと大きい(ドルフィーサイズつうか)くて、それだけで結構艶かしく感じますな(笑)。
CSでは、PPV146チャンネルで、11/2〜のメトロポリスに続いて、11/9〜15まで市販ソフト版に先駆けて、キカイダー01 The Animationがオンエアされるとの事。しかも何と1話2話をまとめて、と大盤振る舞いで、これならコピーガード付きでも一日800円は全然惜しく無いですな〜。楽しみ。


キカイダーといえば良性腫瘍様からビジンダーの同人誌を頂きました〜。テレビ版のみならずコミック版なども徹底して調査考察してある、一級の資料本です。ファンならずともロボ好きには是非って事で、即売会などの入手法は追ってお知らせできれば。


10/29

 11月分ではもーいー加減巻頭絵を更新したくいろいろやっていますがどうも悪戦苦闘中。全般に調子悪め。ちゆ占いでも仕事運悪いって出てるし。
 掲示板でキリ番の話題がでたのでしばらく気にしてなかったカウンターを調べてみたら、ちょっと誤差が大きい様な気が…。とりあえず、しばらくHitGraphのも併用してみる事に。Hit〜の方は今年2月からの集計なのに追い越してるなぁ…どっちもリロードはカウントしていると思うんだけど、何故だろ?

 土曜日は東京ファンタスティック映画祭を観に渋谷へ。お目当てはオープニング作品の「スパイ・キッズ」なんですが。それにしても久し振りのファンタっつーか、以前来たのは「サイボーグ」「アニメ版少女椿(笑)」「ヘルレイザー4」のオールナイトだったんだから無慮9年振りですか〜。で、作品的には良く出来たファミリー映画でした。ロリロボ好きとしては物量的には満足、質的には不満(笑)というか、でも夢のあるラストでしたよ(笑/いや詳しく言っちゃうとネタバレなんだけど…)。一体くれ。

 ちょっと気になって検索してみたら「テッコンV」より「テコンV」の方がずっとヒット数が多かったので、「その他」の更新分タイトルを「テコンV(76年版)」に変更。たしかに英語表記を見ると撥音は入らなそうですね。

 他、お買い物など。ペンギンクラブ12月号、飛龍乱「Kindergarten Teacher」のユウナ先生はロボットであるとの旨は明言されていませんが、描写が氏の他のアンドロイド物と多く一致する点から保留気味ながら一応リスト入り。この号、コレを含めると3本のロボ娘モノが掲載されてます。

 前回紹介したビジンダー本「ビジンダーかく戦えり」ですが、制作&執筆&編集者である良性腫瘍さんが通販を受け付けていますので興味がお有りの方はメールでお問い合わせ下さいませ。一冊800円+送料で領布だそうです。少なくとも冬コミまで即売会での販売は無し、との事ですので是非この機会に〜。もいっぺん書きますが、オススメです。


10/31

今期のアニメも出揃いましたが、何故か観損ね続けているカスミンを除くとこれといって大ハマリなのは無さげ。キャラ的には「雪使いシュガー」のグレタさんがちと気になるあの娘。ってまたそのパターンですか。

香港映画「特攻BAD BOYS」上映中のキネカ大森3へ。全50席程度という極端な小ささがラブリ〜。生体アンドロイド娘がヒロインと聞いて周辺ジャンルとして観に行ったんですが実際には「DNA改造クローン体にインターフェイス類をサイボーグ手術で後付け」って感じでしたね。結構ロボっぽい言動や描写もあるんですが、当ページ的には埒外。
作品的には、オシャレなつもりの映像上のギミックや演出やギャグが上滑りしていくのを、体を張ったアクションが何とか支えているって感じで、まぁビデオ待っても良かったかなぁと。上映中再三機材トラブルがあってちょっと気分悪くしたんだけど、終了時にお詫びとして招待券をくれたので逆に好印象を受けました。いやぁいい映画館だなあ(笑/現金…)。次回上映の「ジェネックスコップ2」か、キネカ1でやってる千と千尋でも観に行こうっと。余談ですがキネカ大森が入っている西友大森店のゲームコーナーは半端に古い大型筐体ゲームの墓場になってて面白かったです。ウイニングラン鈴鹿とかファイナルラップ3とかターミネーター2(ガンシューティング)とか。おもわず純正ギャラクシーストームをプレイしてしまう管理人。変わらずつまんなかったので満足。

りぼん11月号で全員サービスしていた、「りぼんおたのしみアニメ祭り2001」のビデオが送られて来たので視聴。「グッドモーニングコール」(原作は知らないけど、アニメ版のキャストとスタッフはエラく豪華)とカップリングで収録されている「時空異邦人KYOKOちょこらにおまかせ!」がお目当てだったのですが、15分にきっちりまとめた小品に仕上がっていましたね。ロボ的な見どころとしては「目がサーチライトに」とか「動力源のチョコレートが切れて機能停止」位ですが、宍戸留美の声でちょろちょろ動き回るちょこらの、頑固さと健気さが相当可愛かったので満足満足。恥を忍んで応募した甲斐はあったというものです。500円だったし。
非売品なので一応内規にしたがってリスト入りは見送りですが、以前同じ経過で製作された「こどものおもちゃ」などは市販ビデオとしてリリースされ、レンタルにも廻っているので、今回ももしかして、といった所ですか。



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