2001年9月の巻頭日記

2000 2001 /01/02/03/04/05/06/07/08/09/10/11/12 2002 2003 2004  

戻る


9/2

9月ですな〜。

結局キッズギア向けのACアダプターは汎用の物を購入。本体(+ソフト1本)の倍以上
の価格ですか…何となく釈然としない気分で「ファンタシースターアドベンチャー」を
プレイ開始〜。プレイ終了〜。短けぇよ!定価でも買ってもコストパフォーマンスには
問題アリですな(推定適正価格980円)。でまー肝心のライラさんはアンドロイドで
あると認定、無事リスト入りです。結局一番の見所は赤石沢ジャケットだった気が
しないでもないです(笑)。

人形姫ビデオ上映OFFで中里融司さんがお話の中で挙げていた、小松左京
「空中都市008」小説版を図書館で読む。主人公の隣人、セカール博士の召し使いの
お姉さんがアンドロイドですね〜。インド系美少女という外見も斬新で宜しいです
なっ。ただし出番は極少なのが残念。和田誠氏の挿し絵もキャラ萌えにはならんです
(笑)、さすがに。空中〜都〜市〜は僕らの〜町だ〜♪

「天使禁猟区」の由貴香織里氏の単行本「螺子+ねじ-」にロボ娘が出ているのを
発見、購読。後半の「ノーマ・ジーン編」からの登場なので危うく見落とす所でした。
正直言ってプロットはどこかで見た事あるんですが魅せ方が上手いのが良いですな〜。

明日はコミティアてんで珍しく事前にカタログを買って一通りサークルチェックをして
あるという気の入れようです。まぁそんな時に限って寝過ごしたりするんですが。


9/3

本日はコミティア57。モノレールでTRSまで。夏コミ直後のティアということで、
いつもの所を廻るというより新規の開拓を目的としてみました〜。どの即売会でも
滅多にしないサークルチェックも済ませて、やる気満々の模様。
というかそのやる気に応じるかのように買うべき本が幾らでもある状況で、夏コミより
購買量的に上回ってしまう始末。コミティアで購入総額が五桁を越えるとは…。

ロボ娘関連同人誌も豊作だったので、下にミニレビューを用意しました。
それ以外にも、ヤスダスズヒト氏(セガガガのカオリンのデザイナー。←いや間違って
はいないが…)の2冊組画集や、新刊を見ると脊椎反射のように必ず買ってしまう
滝季山国際騒動局の政治ギャグ本やら多数。
WAIWAIスタジオに挨拶に伺うも新田五郎さんには何故かどうしてもお会いできなかった
り、あんず屋の新刊がギリギリで落ちていたり(笑)、の積み残しはあるものの概ね
満足して帰途へ。

帰りは野暮用で秋葉原。同人屋で夏コミで入手し損ねたスタジオ砂時計「M.A.I.DROID」
CG第2集を確保。相変わらず良い仕事ですわ〜。あとトライタワーの音ゲーが全部100円
になっており立錐の余地のない混雑ぶりでしたが、「MANBO A GOGO」は更に4曲設定
という理想的な環境だったので久し振りにちょっとやり込んでみたり。☆5つはもう
大丈夫そう。6つも半ば攻略終了ですな〜。でも結局キトゥン777さん萌え。
後は発掘したNOMAD用に比較的初期のメガドラの裸ソフト(リージョンコードがないの
で煩わしいメガキーなしで動く)を数本買って帰る。…マージャンCOP竜難しいよう。

CD「スーパーゼビウス」の発売が10/11にやっと決まった様ですね。問題は収録される
という小説版ゼビウスでして、遠藤雅伸氏の手になる市販の小説版「ファードラウト」
ではイヴさんは外骨格丸出しだったのですが、ウェブ版ではどうなっているか気になる
所です。

CSのAXNで、ジーンロッテンベリーの「アンドロメダ」が10月放送開始ですってよ!?
観なきゃ!でも海外サイトみても「人工知能」という以上の説明はないんですよね〜。
ホログラムとかだったら悲しい。

---------------------------------------------------------------

ロボ娘レ同人誌レビュー: コミティア57特集

星(5段階)は「ロボ娘度」、「本中のロボ占有率」を示す物で
その他の指標にはなりません(笑)。基本的に50音順。

(サークル名失念、モノに表記なし)「OTONE」 ★★★★★

■田舎を飛び出したまでは良かったが、結局下宿先で怠惰な生活を送っている浪人生
の主人公の元に、それを見兼ねた実家(金持ち)からかっての世話係であったメイド用
アンドロイド「音々(おとね)」が送られてくる。当初は干渉を嫌い反発する主人公
だったが、音々の、やや破天荒だが優しい心に触れ心境に変化が訪れる。

かって月刊キャプテンに読みきりで掲載された、押し掛けお手伝いロボットマンガ
「OTONE」のフルカラーリメイク作をデジタルコミックとしてCD-ROMに纏めたもの。
よりパワフルに、ちょっとHにバージョンアップした典型的な「SF押しかけ女房モノの
1話」に続く2話3話は新作で、各々「ロボットと主人公の絆が深まる話」と「最終回
(!)」で、かっちりとした完結感があって読みごたえありです。
つうか音々さん萌え〜。メカ露出もあるしね!←結局ソレか…。
実は内容的には作家さんのTOM TRAUBERTwith HOMERUNさんのHP「3RS REAL」上で
発表されているものとほぼ同一のもので、既に読んだ事もあったのですが、それでも
パッケージで手許に欲しかったという、お気に入りの作品。

-----------------------------------------

いちご未満「ルーシーの恋人」 ★★★★

■大草原の一軒家に、年老いた祖父と旧式の執事ロボット「M・K」の三人で住まう
少女ルーシー。恋に恋するお年頃のルーシーは、町に出ていきたいと常々考えている。
そして悲しい祖父との別れを期に、M・Kの反対を押し切って家を出ようとする
ルーシーだったが…

流星ひかる氏による掌編。何気ない田園風景、退屈な日常、どこにでもいるような
女の子、が実は…というお話。…ここで取り扱った時点で大ネタバレのような気も
しますが(笑)。SF黄金期の短編、っぽい雰囲気もあるですね。

-----------------------------------------

プロポリス「インデコ」 ★★

『主人公の女の子の名前が「インデコ」』という縛りの(多分)、短編マンガ集。
バラエティーに富んだ(富みすぎな気も)作品群のうち、「世のため人のため
たちばなちゃん」(永井ゆうじ氏)の「たちばなインデコ」(小三)ちゃんが
ロボですな。このインデコちゃんもそうですが、表紙といい、なんかロールちゃん
っぽいキャラがあちこちに散見できる本です。管理人的には嬉しいです。

-----------------------------------------

花好月圓(かこうげつえん)「CARBON FISH」vol.1、2 ★★★★

■老夫婦の家で住み込みで働いているロボットの少女、みけ。
一見能天気に見える彼女だったが、ケンカっ早くてグータラな性格、更にメイドロボと
しての機能が制限されている現状に、自分の存在意義を悩む事もあった(が、暴れると
すぐ忘れる)。vol.2では友人(?)で良きケンカ相手の、近所のメイドロボ「フォコ」
も登場。

オフビートな展開が楽しい、香深村練氏の短編×2。絵柄、ギャグともにニア_7の
影響は感じるのですが、それらの要素を上手い事ロボットテーマと摺り合わせていて、
結果としてオリジナリティあるロボ娘マンガになってるのではないかと。みけさんに
劣らぬフォコさんの凶暴さもラヴリ〜。

-----------------------------------------

ドリームシップ「EVE」vol.6、7 ★★★★★ (vol.7 ★★)

各冊ごとのテーマに沿った「少女マンガ」集。vol.6はズバリ、ロボットテーマ(少女型
限定)、vol.7はメイドテーマの中の一本がソレ系だったので購入。現在vol.8まで既刊。

少女系創作には疎いので執筆している各作家さんについては何ともいえませんが(各々
自サークルで活動している人たちが寄稿しているスタイルのようです)、同人誌として
のレベルは高いです。少女マンガのリリカルにアテられて酔いそうですが(笑)。
「少女マンガ系ロボ娘」好きには是非も無くお勧め。

-----------------------------------------

PLASMA PLUS「UCHIWA BON 3」 ★★★★

恐らく名前の通り内輪で作っているのであろう、懐かし気な雰囲気が漂う一冊。
「3」のテーマは「ANDROID」ということで購買〜。
型落ちしたロボットって、現実にはこう扱われるんだろうなあ〜と思わせる
巻頭作(あまの氏)、遠未来を舞台に、機械に自我を与えることができる
ロボットと彼をマスターとするアンドロイドの少女のスケッチ「人形達の黄昏」
など。

-----------------------------------------

BROKEN EGG「心 A's EXTRA」 ★★★★★★

■博士のラボでは、今まさに新たなアンドロイドが完成しようとしていた。
博士の助手のアンドロイドに代々与えられる「ナーシャ」の名をその新型に
奪われた旧型アンドロイドが選んだ最後の行動とは。

前回も紹介したサークルの最新刊のコピー誌。もう一冊、対になる本が出ているの
ですが男性型しか出てこないので割愛←正直。相変わらず安心して読めます。

-----------------------------------------

レモナデ「FRENCH 75」 ★★★★★

終末テーマをポップで可愛らしいキャラで綴る原衛氏の短編、「Fish&Chips」と、複数
の作家さんによるイラストページ「ロボット少女図鑑」からなるロボ娘テーマ本。
ロボさんたちが揃いも揃って可愛いなぁもぅ。

うう、外骨格とか魔法人形とか、周辺テーマを相当省いてもこんなにありました〜。
疲れたので以上。


9/6

帰路渋谷へ寄り、読書の秋にかこつけてブックファーストやまんがの森などで散財。

アスキー「NHK少年ドラマシリーズのすべて」増山久明編著は、その名の通りの
ムック。…ってだぁ!(旧)まぼろしのペンフレンドってホントにスチルの一枚も残っ
て無いの!?全く図版が載っていません。半ばソレ目当てだったのに。シオシオ。
それはそれとして、各シリーズのエピソード解説も可能な限り収載されて資料性は
高いのではないかと思います。ただまあ、定価2500円に見合うかどうかは微妙ですが。

文春新書「ロボット21世紀」瀬名秀明は、割と流行ってるらしい「ロボットの現在」の
研究本。この手の本は学者先生か技術系ライターが著す事が多いのですが、そういった
類書に比較すると流石といおうか非常にリーダビリティが高く、300ページ強を一気に
読ませます。最近すっかり定番ネタの「人工知能と認識学」「身体性と自意識」テーマ
も、研究の最前線への突っ込んだ取材と客観性をそなえた記述で分りやすく解説されて
たりもしますが、管理人的に面白かったのは最終章で触れられている、「日本人の
ロボット観」への考察ですな〜。いわゆる「アトム神話」や「西洋に於ける宗教的
タブー」といった、従来の「分かりやすい定説」に対し新たな視点を提供しているのが
新鮮でした。オススメ。

「アクエリアンエイジ 鬼姫転生」中井まれかつ、は角川スニーカー版。コレの続編は
チェック済みだったのですが(美少女ゴーレムしか出てこなかった…)、この前作の
存在は知りませんでした。またこれが出版社が別のバージョンとかがあってややこしい
んですよ〜。で、こちらにはバリバリの美少女アンドロイド、D-9さんが登場してます。
イイ感じのメインテナンスシークエンスやサービスシーンもあって個人的には大満足。
体中武器だらけだしネ!半角でハァハァ。

あとは3号ぶりにアンナさんがでていたので「GEN13」#68。最近は節操なく変型
していますが今回は腕が菜切包丁やハンドミキサーに。萌え〜。…萌えですか…。

6日前後は一杯ゲームが出るんですよね〜。そうでなくても緊縮財政の折、迷い所です。
とりあえずシェンムーIIは無期延期(笑)。デジキャラは様子見、で特撮大戦とメダ
ロットNAVIかなあ〜…。あでもゼロガンナー欲しいなあ…。



9/9

てわけで発売日からボチボチやっておりました「スーパー特撮大戦2001」。
いやあ。やっとマトモな混載系特撮ゲームが出ましたな。ワゴンで拾ったスーパー
ヒーロー作戦は、メガドラのアレなソフト群で相当鍛えられている筈の管理人をして
15分で挫折させた強力な代物だっただけにひとしおですわ〜。スパロボがベース
ですが、よりインターフェイスと読み込み全般が軽く、戦術性が大幅にアップしていて
ゲームとしてもなかなか。音声少な&グラフィック一部難アリ&難しすぎる面が多い、
といった欠点は覆いがたいですが管理人は気に入りました。

で、当ページ的には実はメタルヒーロー系主人公のパートナー、サキさんがずっと
気になっていたのです。果たして本編中では非人間系ボケをはじめ、その手の台詞や
描写が頻繁に…でも結論から云うと「有機ドロイド」だそーです。微妙微妙。
このゲームでのユニットの成長は、自然成長と改造、本体性能と武器性能の2系統x2で
4種あります。つまりウルトラマン等は本体性能=自、武器性能=自。同様に宇宙刑事等
装甲系が(本体:自、武器:改)、ライダー等改造人間系が(本体:改、武器:自)
で、サキさんはキカイダー兄弟や巨大ロボ系、乗り物系同様(本体:改、武器:改)と
云う事を考え合わせると分類上、機械と考えて差し支えないと思えるのですが…
管理人的にはツボなキャラ(同じサキで、想鐘サキ系というか)なだけに煮え切らず。
つうか「有機〜」禁止←またそういう。

そして真打ちのキカイダー系ですが、延々22話まで引っ張ってやっと該当キャラ登場
ですよ。待たせただけあって、ビジンダーマリは言うに及ばず、リエコさん、果ては
バイオレットサザエ(人間体)まで一気に出現の大盤振る舞い。第三ボタンネタも専用
CG付きで(笑)しっかり再現ですよ!ううむ、よしよし。…でも登場作品数というか、
登場キャラ数が半端で無く多いこの作品においては、次のビジンダーマリの出番は8話後
の30話までお預けでした。で、ここが難しくて詰まってます。

というわけで解いたらまた御報告する予定〜。個人的にはBGMが豊富なのもお気に入り
ポイントで、MATが出てくると浸ってます(笑)。(冬木)透ちゃん萌え〜(でも
コスモスは観て無い)。

漫画アクションの「ルパンIII世」に今出てる人形関節の女の子って人工知能なんですか?
この章の1話はお盆中と言う事もあって読み損ねていて、詳細不明です。求む情報。
漫画版ルパンでロボ、といえばリストにもある「新」の他に、無印の「反逆回路」にも
らしいのが…フェムボット風顔外しもあるのですが、やや正体が不明なのでとりあえず
保留中です。

あと本屋であずまんが大王3巻とかいろいろ。以前保留したスギサキユキル(何故
カタカナに…?)「りぜるまいん」が来月のエースNEXTから連載開始との事で、
要チェック案件がまた一つ〜。




9/13

まったりとスーパー特撮大戦メタル編クリア〜。最終面はそれまでが嘘の様なヌルさで
ラスボスはターンが廻って行く前に瞬殺でしたよ。で、結局サキさんは「人機融合体」
と言うか、人間ベースに金属生命体が寄生、的設定だった様で残念無念。
で、お目当てである所のビジンダーは結局、仲間にならず。うう。一説には「剣豪
ワルダーとニ択」らしいのですが…しっかりいますよワルダー。「拙者は此れにて」
とか言ってますよワルダー。うぉぉん。
 まぁかなり分岐の細かいゲームなんで、今度はバイオ編で再チャレンジする所存。
次回作はサンバルカンとかバイオマンとかメタルダーとかジャンパーソンとかマッハ
バロンとか希望。ロボ系以外では、ジェットマンとシャンゼリオンとアギトの共演とか
見たいなぁ。シルバー仮面ジャイアントとアイアインキングの共闘とか。

漫画アクションで掲載中の山上正月「ルパンIII世」、「孤独な女王は夢を見る」編の
ヒロイン(?)アンちゃんはやはり人工知能系ということでリスト入り決定。より人間
に近いナイスボディな義体も用意されているようで、次回以降も期待できそう。
取りあえず人形関節萌えらーな向きは要チェックということで。一方で永井豪
「キューティーハニー天女伝説」は、いや予想を越えてツラい事態になってますな〜
(笑)。あ、毎週連載ではないのね。


9/18

この週末はずっと家族の引っ越しの手伝いで潰れ。心底疲れ果てた心身をチャンネル
NECOのトリプルファイターでいやす今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょう〜。
いいなあ、アクションのキレが鈍くて。

特撮というとまだ引っ張ってますスーパー特撮大戦。バイオ系主人公でのセカンド
プレイも既に終盤に差し掛かっていますが、…ぜんぜんキカイダー系シナリオに
入りません。ビジンダーを入手する、という所定の目的はどーもまた果たし損ねた
模様。ノゥ!。分岐が多数の割にその条件が分りにくく、またフラグがすぐ分岐に
反映されるとは限らない(らしい)のが難物で、こりゃ〜月末の攻略本待ちですか。
で今回は前回あまり出番が無かったデスパー軍団やフーマのシナリオ中心です。
前者には荒川に自分自身のダイオードを譲ったスパイサイボーグの話がシナリオ化
されてたり、ギャバンでは天才少年のお守り用アンドロイド(おばさんだけど)が
出て来たり、当ページの周辺事項もちらほら。レッドバロンシナリオ辺りにまだ
隠れてるとイイなぁ。

ゲームというと、やっぱり延びたよぅ「ゼノサーガ」〜。さすが、たかさん。←誰?
2002年2月との事ですが、…ちゃんと出ると、いいですねぇ。DVDムックもネタバレを
防ぐために敢えて買って無い位には期待しているのですが。

他、リスト更新気味。


9/21

CSのAXNで「サイボーグ2」をやっていたのでまったりと流し観。アフター「ブレ
ラン」作品群の中でも、特にボンクラ系ロボフェチ者的には理想的なハッピーエンド
(てったらハッピーエンドなの!)が癒される〜。やっぱ好きですわ。

割と長年さがしていた、バロン吉元(!)氏のロボ娘関連マンガの発掘に成功し上機嫌。
捜索が紆余曲折をへた難産だっただけに一入ってとこですか。
創刊17周年記念作品「キャプテン・キッド」(週刊少年サンデー1975年12号)の
詳細については、こちらを参照。ちなみに時期的には、同誌でムサシが恐竜帝国に特攻
する直前ってあたりですね。
 この作品、唐沢俊一氏のSFマガジンでの連載でちらりと紹介されていた時から読み
たかったのですが、本格的に調査しようと思い立った時には該当号が行方不明(今も本
の堆積物の底の方に沈んでるんでしょうなぁ)で参照できず、連載が単行本になった
「とても変なマンガ」(早川書房)では加筆再編のあおりを受けて記述なし、といった
感じで、手掛かりを失った状態でした。最近になってようやく、氏のホームページの
作品リストに追加されたので見つける事が出来た次第。やれやれ。
バロン吉元とSFモノって云うと凄まじい違和感があるんですが、絵の方向性としては
アメコミ寄りって感じの仕上がりで思ったより納まり良いですな。

富永浩史「機巧天使サンダルフォン」(ファミ通文庫)2巻を読了。帯でも触れられて
いるのが確信犯ですが、ハーレム状態化(うち人間の女性は一人)が進行してます。
よろしいですな〜。スーパーロボット物のお話で「補給」がメインプロットになって
るのは結構斬新かも。まあそれはそれとしてばにぃちゃん萌え。またはかなり怪しい
セピエッタさん萌え。借金してでも買います。っていうか、みんな「標準装備または
装備可」なの萌え。ああもう、何を言っているのやら。

他「まほろまてぃっく」4巻等購入。あと遂に我慢しきれずにフルバの単行本に手を
出す。アニメのネタバレが嫌だったので今回も2巻までで止めときましたが、果たして
追い越さないように自制できるものかどうか。



9/24

朝っぱらから悶絶死寸前に追い込まれていた今日この頃、皆様如何お過ごしですか。
危うく萌え殺される所でしたよ、メイド仕様のメテオさん★に。恐るべし。

Nintendo Kidsに連載中だった沢樹隆広「ありすとテレスあんどロイド」は今月で
最終回。急転直下というか三話くらいすっ飛ばしたよーな展開はやっぱ打ち切り
なんでしょうねぇ…というか他のマンガも全部最終回で、次号から始まるマンガが
みんなゲームとタイアップしてるってのが大人の事情の有り様なんでしょうねぇ…
描かれ得なかった物語を(上山ゾイドの様に)増強補完して単行本化、なんて贅沢は
申しませんが、せめて同人ででもイイからまとまらないかなぁ。
最終回と言う事もあってかテレスさんは思いっきりメカ剥き出しになるはアリスさんは
戦闘モードになるはの大判振る舞いで、筋者は要チェックですよ。でもこの雑誌、あん
まり売ってる所を見掛けないんですけどね〜。

何かアドバンス版のスパロボAやってます。スーパー特撮大戦の次にすぐソレかよ!?
と突っ込まれるまでも無く自分でもどうだかなあ、と思います。正直食傷気味だし。
積みっぱなしゲームの中にはDC版スパロボαもあるし。
でも呼ばれたんです。何かが怪しいと囁きかけて来たんです。ゲームを進めてみると
自分の予感が正しい気がしてきたんです。-というわけでクリアして謎が解けたら
当欄で御報告の予定。あー後「パンドラの夢」出てるんですよね〜買わなきゃ〜。

と思ったら延びたの?10月下旬になったみたいですな。


9/26

今日は月末恒例となった感もある本屋での散財。
10月は気になる新番組が多いので、久し振りにCS番組ガイド誌を購入していろいろ
チェック。気になる「アンドロメダ」はAXNにて10/16スタート。13日に開始直前
特番あり。メイドロボ出演との噂のある破邪巨星Gダンガイオー7話は、キッズ
ステーションで初回が10/17。レンタル版(4巻)開始日の二日前のオンエアという
微妙さが何とも。同局では「人工人間」テーマの「ナジカ電撃作戦」もUHFキー局に
あまり遅れず始まるようでまずは一安心。しかし予告をみるとAIKAと同じ事やって
ますなー(笑)。迷いの無さが眩しいです。

S-Fマガジン11月号は「ヒューマノイドロボット」が特集記事。現状のロボット工学側に
軸足を置いてSF作品を考察するスタンスの記事がメインですか。昨今流行りの「身体性
と認識」論、まぁ人間のように世界を認識し、考えるには人間に似た身体が必要、てな
アレですが、この概念が取り入れられはじめたのが「バーチャルガール」からだ、とい
う指摘がちょっと意外でした。かなり最近の事なんですねぇ。
当ページ的には、小林泰三氏(「玩具修理者」)の「灰色の車輪」が該当作です。
ちょっと生っぽいけど壊れ系マニアにもオススメかもー。それにしても固有名詞の引用
が余りにも直截なんが凄いです。ロボットだけ壊すMF銃て。そのまんまかー。

あと暇を見つけてはスパロボAをちょぼちょぼ進めたり。ええと、ほぼ間違いないよう
です。使われているタームが「人造人間」なのが、ドラゴンボールのアレとかを彷彿と
させ不安にならなくも無いですが、生体ベースのロボットに「言語回路の修理部品」
は使わないだろうということで。…ええと、やってない人には何の事かさっぱりだとは
思いますが(笑)、一応暫定でリスト入り。もしこのまま無事に(笑)終われば、
かなり管理人好みのキャラとなるでしょう。詳細はクリアしてからと言う事で、後日。

電撃大王を立ち読み。上山徹郎氏とCHOCO氏でリバーシブル、な折り込みポスターに
渋い商売っ気を感じてしまい、とうとう買わず終い。だがしかし、うおー欲しいぜー
←じゃ買えよ。全然関係ないけど今月号の智とよみは何と言うか、へきるライク
でしたな。



9/28

寝る時間をも削って、スーパーロボット大戦A(リアル系女主人公編)をようやっと
クリア。いやー、ストーリーの先が見たくて見たくてしょうがないスパロボなんて
初めて見ましたよ(笑)。時間が惜しかったので、説得可能キャラも無視して
ざくざく撃墜しつつ進めてしまいました(その方が主力キャラが集中して育つし、
アイテムを落してくれるので速解きには有利。プルもプルツーも東方不敗先生も
アレンビーもララァも経験値と資金源へと消えました)。

結論から言えば(以下ネタバレ)、男女から選べる主人公のうちの女性側、ラミアさん
は「実はロボ」娘さんでした〜!主人公がアンドロイドですよ!作中では単に
「人造人間」という術語が使われますが、主人公の正体を知る立場にある人物から
「機械人形」呼ばわりされる事からも間違いないでしょう。
そのうえかなりイイ性格と無機的な美貌、「ロボットアニメにおけるロボ娘物ネタ王道
のストーリー」を巧みにアレンジしたメインプロットと、実に何と言うか、好みです
凄く。ストーリーの根幹に関わる大ネタバレなので、詳細は別頁で。
というわけで、意外な伏兵にすっかり殺られてた一週間でしたヨ。もうラミアさん
萌え〜モードから抜けられない腑抜けっぷりです。

そのうえ男主人公を選ぶと、こんどは敵の幹部として悪の華を咲かせてくれるってゆー
じゃありませんか!?うわー、それはそれでピンポイントで狙撃されてますよ?
スーパー系を選んでも、話の流れは同じながらディテールがかなり異なるという話も
あり、まだまだやらなあかんって感じです。でもGBA燃費悪いんだよなぁ…クリアまでに
電池を4セット8本を消費し切ったですよ。ゲームギアよりはマシですが。

後、引き続き本屋で散財中。
いわゆる「アート系」モデル誌「D.D.D.」の今号はロボ娘濃度高し。女性型キカイダー
モチーフのオブジェや、イラスト「ROBOT-MAGAZINE」も良いですが、メインは巻末の
荒木元太郎「FORTSCHRITT」。そっか、ガレキの方の新作のあの帽子女さんも
アンドロイドって設定だったのか。なかなか充実。
エンターブレインの「MC(マジキュー)」2号は、連載中の「しすたあエンジェル」の
ゲーム化速報(メイドロボ2体が出演)、こちらもメインキャラにロボ娘さん、の
針玉ヒロキ「レーズン・レッスン」予告編などなど。SHあRP氏の新連載予告も気になる所です。
エクセルサーガ8巻、「それゆけまりんちゃん」に愈々「まりんちゃん初号機」が登場
したのでペンギンクラブ11月号、久っさしぶりに「ギャランドゥ」が載ったマガジンZ
、とロボ物だけでも結構な量になっちゃいましたなー。




2000 2001 /01/02/03/04/05/06/07/08/09/10/11/12 2002 2003 2004  

戻る