2004年3月の巻頭日記

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3/1



 結局、秋葉原電気っ娘祭りには行けなかった管理人です。ダメっぽいと聞くとここは逆に何としても行くべきだったのではないかと思わなくも無かったのですが、まぁ、流石に1週間に2度も趣味の為に会社を抜け出してもいられません。クビになるから。ああ、これというのも平日の五日間だけのフィラーでニッチな企画だったのがそもそもの原因で、まだまだロボ萌えは社会認知度が低いのですなあ。はやくスク水なみの市民権を獲得したいものです。市民権て。


 で会社を抜け出していったというのが「イノセンス」の試写@有楽町よみうりホール。
 お話に関してはネタバレになるので詳しくは書きませんが、他の攻殻の映像作品がそうであるように、オリジナルなストーリーの骨格に、原作のエピソードから抽出された要素で肉付け、再構成されており、押井守の饒舌さと士郎正宗の衒学趣味が融合して前作以上に実に何と言うか、らしい一作になっているのではないか、と思います。
 
 でまぁ当ページ的にはどうかというと、かなり宜しかったんではないでしょうか。最高レベルのビジュアルでもって実に景気良くあっちこっち開いたり外れたり壊れたりしますし。ただ(以下ネタバレ)やっぱりこの世界ではアンドロイドにゴーストは宿らない、という約束事は簡単には揺るがないようで、途中までひょっとして前作を踏まえた上で新たな機械知性の進化が見れるのか、と思っていただけにちょっと残念なラストの種明かしでした。世界観に則っているって言やぁ、ま、そうなんですが。
 それにしても愛玩用少女人形にどうしてまたあんな過剰な機動力や戦闘力があるのかはちょっとした謎ですな。いや、管理人が開発担当だったらやっぱりそういうスペックにしちゃうと思いますが(笑)。ともあれ、ロボ好き、なかんずく人形関節フェチな向きには何が何でもマストな映画ですね。ラスト付近はちょっと凄いです。あと犬好きにもお勧め。
 新規タイトルとしてリスト入りです。もう一度観てみたいのですが、劇場で、というよりはDVDでネチネチとコマ送りしつつ鑑賞したい感じかも。


 攻殻話続き。
 メガハウスの「攻殻SAC」食玩が予定より半月程遅れた所為で、やまとの劇場1作目版、バンダイのSAC版とモロにリリースが被ってしまいショップやコンビニの店頭は大変な事に。まぁ個人的にはバンダイ版はどうでもイイので(出来もちとアレだし)、まず顔面武装メイドロボさんを入手すべくメガハウス版をお試しで2個購入。
 …レア版ノーマルのメイドロボ、キター
 これにはちとビックリ。ひょっとして、俺って超ラッキー!?
 …箱買いの予約をしていなければね…。正直この2体が出れば自分的コンプリートだっただけに、いかにしてくれようこの

 で、やまと版もお試しで2個購入。
 人形使いwithinロボ娘、デター!
 …こんな所で人生の運を浪費しないでおくれ…。
 ともかくどれも出来が良くって満足。特にレア版ロボメイドさんは妙に可愛いし、ノーマル版のフェイスオープンっぷりも素敵。セリオさんのガチャが2種出た時にも実に良い世の中になったものだと思ったもんですが、いや長生きはするもんです。



今回はちょっと多すぎるので手短に、買ったものとか。


 コミック本。
 1年振りの新刊「成恵の世界」6巻。バチスカーフさん活躍編ですな。巻末オマケページで機族の皆さんの秘密が明かされてます。

 最終巻が3点。ゴハ。「ワンダバスタイル」(幻冬社BIRZコミックス)は2巻。帯のアオリも密かに続編の存在を示唆しているように取れなくもないですが如何に。キャラの掘り下げがしっかりした好コミカライズでした。剣祐介「JUNK FORCE」(メディアワークスDC)は3巻。表紙のマメットさんが…いいのか。いいんですけど勿論。長期連載にようやく幕が降りた介錯「鋼鉄天使くるみ」(角川書店エースコミックス)は11巻。2式の皆さんが登場するラストの展開はなかなか好み。
 


 雑誌。
 「まんがライフMOMO」4月号。林家志弦「キリカのビーム」は新連載。読み切り版を撃ち漏らしてはや5ヶ月、やっと読めました…。木製アンドロイドってレアリティ高いなぁ。ヒトをヒトとも思わない凶暴さがかなり素敵。
 「まんがタイムきららCarat(キャラット)」vol.4。蒼馬みずき「鋼鉄彼女」にはゴスロリ系メイドロボ、棗(なつめ)さん登場。やっぱり付けたくなるもんなんですか、ロケットパンチ。正しいか正しく無いかで言えば正しい訳ですが。以上4コマ2作、リスト入りです。

 「マジキュー」vol.1は、版型が大きく、薄くなって新創刊。ロボ系連載に引き継ぎが無いのは残念ですが、企画ページ「5階美少女家電売場でございます」(イラスト:風上旬)にヒト型炊飯ジャー炊ちゃん登場。連載企画なのかしら?また次号から開始のリレー小説「Breeak」にもアンドロイド登場…って「有機体」がついてますな…こちらは見で。

 「Megami Magazine」4月号掲載の、あさぎ桜「アクエリアンエイジ外典 Girls a War War」にメイドロイドI-7「ナナ」さんの登場を確認。…いつから登場していたんでしょう?完全ノーチェックでした。しかし折よく3/15に単行本が出るとかで、最近の登場でなければ初登場の姿を拝めそうです。バックナンバーの探索はそれ以降で。さしあたりリスト入りで。

 「電撃コミックガオ!」4月号。アニメ化に合わせて連載開始、結城さくや「蒼い海のトリスティア」はまだラファルーさん未登場。この作品も宿題なまま…。栗華さんも見納めか「住めば都のコスモス荘」最終回、ブルマなミリーさん登場「ポポ缶」、「ひなどりGIRL」などいつもの作品も元気。さて「Dears」アニメ化ですか…最初はロボか、と色めき立ったもんですが。
 「コミックガム」4月号。短期連載の最終回、永井朋裕「強制電波リモ×コンちゃん」。ええと、今まで取り上げ損ねていたのですが、前号で主人公のお姉さん(科学者)に似せた外見に改造されたメイドさん型の端末(?)ってちゃんと自律型ロボットなのかなぁ…。1話目はスルーしてしまっており基本設定が不明なんですが、最終話ではお姉さん本人との会話シーンもあり、一応大丈夫そうなので暫定ながらリスト入りに。バックナンバー買い直さないと…
 「アフタヌーン」4月号。トミイマサコ「マゴロボ」はいよいよ次号最終回。イメージシーンだけどタマヤさんバラされてます。

 非常に気になっていた八神健「ありさ2(ありさのじじょう)」が新連載の「少年エース」4月号。ゲーム版のキャラの外見と性格だけ使った別の作品なんですね。…ちとまだ判らないですが、ビミョーにロボからは遠ざかっている感がなきにしもあらずんば、かも…むぅ。

 他、「ZERO-SUM」4月号掲載の「そにょもにょ」。寄生獣?美鳥の日々?
 


 小説。
 「銀色の恋人」のタニス・リーの新刊、「バイティング・ザ・サン」(産業編集センター)を購入。さしあたり前半を攻略中。
 
 『膨大なロボットによる生産力と高度な科学によって、永遠とも思える繁栄を享受し、性別や年齢はおろか生死からすら自由になった遠い時代の人類。だが主人公の「少女」はそんな「世界」に疑問を持ち、次第に敵対していくことになる…』

 作中「アンドロイド」と呼ばれる存在は、プラズマの血流で動き、生科学合成で造られた細胞から出来ており、体内には様々な機械、回路が内蔵されている…という、なんというか区分けに困る類いの設定ですが、まだステイで。全編読み通すとまた変わって来るかも知れません。



 掲示板で情報を頂いて、星野亮「ザ・サード」シリーズ(富士見ファンアタジア文庫)をサーチ&デストロイ。1作目は立ち読んだ覚えが…女性型アンドロイドが出てくるのは2作目以降なんですね。まだ3巻目に入ったばかりですが、とりあえず2巻「虚ろなる幻影の墓碑」に登場した医療アンドロイドのメイリンさんを対象に、リスト入りです。しるくすさん、情報提供ありがとうございました〜!機械知性の皆さんに主張があって宜しいですね。


 アダルト。
 雑誌では「ポプリクラブ」4月号。パニックアタック「すてきな恋のみつけかた」は突然の最終回。最後までイイ感じに脱力系でした。ああそれにしても一時はアレ程の権勢を誇ったロボ娘マンガ群もこれで「NATURAL SCIENCE」が孤塁を守るのみに…ペンギンクラブ4月号では不定期ながら長期連載だった、いずみよしき「7人姉妹と憂鬱と」がこれも最終回。単行本、出ないのかなぁ…
 「阿口云」4月号。幸田朋弘「Petit-ろいど3」は、いよいよ3人娘のライバルに相応しそうな新ロボ娘さん登場!というか好みだ!ダッコスレ系というか。善哉善哉。魔訶不思議「I▼DOLL」も、今回はちゃんとロボ娘話。
 他、「キャンドール」4月号は「メイドロイド雪之丞」。

 「ヤングコミック」連載中の、くすみんと「Maid in はうす」が、遂に遂に単行本化ですってよ!?99年からですから足掛け5年もの連載で既に62回を数え…て…アレ?1回4ページとして248ページに読み切り版が+αって、4コママンガの単行本離れした厚さになるのでは…?出来れば何も落とさずに収録して欲しいものですが、さてどうなるやら。3/27を震えて待て!…3/26発売の「LOVE ME DO」とは1日違いで4コマメイドロボ同士の直接対決ですな。


 最近、ロボ関連の新作の発表が減少傾向にあるアダルトゲームから1本、「新妻企画(仮)」(Light)。ええと、つまりロボの新妻、という事ですね?まだメーカーのOHPには情報は上がってない模様。今夏発売予定。


 DVD「僕、専用 9号機HARUKA」。ええ、買いますよ?それが何か。しかし今回のロボげなシーンはイマイチ。アイディアとしても既に使ったのに似てるし。



NHK教育で再放送中の「プリンプリン物語」はロボの国こと(ネタバレ)、タンガラトントン編にやっと突入。な、長かった…これでロボ娘が出ていたかどうか、大昔の記憶がやっと確認できそうです。しかしもし前半のVTRが現存していたらもっと待ったんですな。これも塞翁が馬ってことで。



 ご要望も頂いたので、今回から巻頭日記のフォーマットをちょっと変更。本文50KB位までを目安に過去の日記を下に延ばす事に。ナロー環境が付近に無いので検証出来ないのですが、余り重いようでしたらご一報下さいませ。


3/18


 本当に三鷹駅出てきましたな…。「白き花びら」の毒気にあてられっぱなしの管理人です。ごきげんよう。ま、この調子なら来週の吉祥寺周辺の描写もちゃんと出てきそうで楽しみ。初めてのガンプラは是非Be-Jあたりで(違う)。
 それにしても「紅いカード」といい本筋から離れた話の方が出来がいい気がするのは何故でしょう何故かしら。


 TV話。

 NHK教育「プリンプリン物語」の再放送は#646をもって「タンガラトントン編」が終了。子供の頃の記憶では曖昧だった女性型ロボットの登場を確認しました。また危惧していた自律性、外見などの要素にも問題はなさそうなので晴れてリスト入りです。まぁ散々待たされた割に、短いタンガラトントン編にあって殊更出番が少なかった訳ですが(笑)。むしろ、こー何と言うか「プリンプリンが無理矢理ロボットに改造されそうになる」シチュエーションに萌える方々向けなシリーズだったかも知れませんねえ。
 


 極く一部で(非常に低い温度で)話題沸騰中のテレビ東京系「究極癒し戦隊ヴィーナスエンジェル」といえば、管理人的にはガングレイブからチャンネルを替えないでいるといつの間にか始まっていつの間にか終っている番組、という以上の評価はなかった脱力系ヒロイン戦隊モノ(バラエティ寄り)であるが、…何か、いつの間にか出てますねロボ娘…。
 というわけで杉並区立地球防衛軍の備品、セクシーアンドロイドのホノカ弐式さんが審議対象です。
 番組内での立ち位置がよく判らないキャラなので調べようと思っても公式サイトすら存在しないという有り様で、首尾一貫したやる気の無さはいっそ清々しいですね。先々週からの登場は確認していますので一応レギュラーのようではあります。差し当たりリスト入り。


 引き続きCS話幾つか。
 
 チャンネルNECOで放送中の「円盤皇女ワるきゅーレ」は漸く「十二月の夜想曲」編に突入したので早速チェック。機械皇女コーラスさんの設定が原作から変更されて只の電波さんになっていると聞いていたのですが、少なくとも第4話までの時点では「確かに只の電波人間っぽく思えるが、さりとてロボである事が否定されてもいない」という状況である、と判断いたしましたので、ま、次回以降も視聴を継続してみます。それにしてもNECOのアニメ枠の「月に1度、4話まとめて更新」というスタイルは意外と不便ですな。実質的には毎週1話更新より遅いわけだし。ここでは現在、冥王計画ゼオライマーもオンエア中。…スパロボMXが延びなければタイムリーだったのに。


 AXNでは「アンドロメダ」が#66「歴史は繰り返す」をもって第3シーズンが最終回。本国では現行の第4シーズンで終了、という説も流れているようなんですがどうなんでしょう?今回はクリフハンガーでこそありませんでしたが、より大きな波乱含みっぽいラストでしたねぇ。それにしても第1シーズンに続き、またレギュラーキャラが減っちゃうの?…復帰は難しそうな退場劇ではあるんですが…。
 振り返り見るにロミィさんの(ロボな)見せ場が少ないシーズンだったという印象は拭えません。数少ない主役話の#65「愛は消えず」も重要なシーンは大半が電脳世界内の出来事だったしねぇ。ちと残念。


 東映チャンネルで放送中の「こちらロボット110番」は今週の更新で最終回。あー、こんな終り方でしたっけ。微妙に覚えてました。それにしてもパールちゃんがシステムダウンして白目を剥く所は、なんつうかモンティパイソンのアニメのよーな禍々しさがなんとも…(笑)。次回からは「ロボット8ちゃん」で、引き続きチェックします。個人的にはこのまんま順当に進めて、「てれもんじゃ」はやって欲しいなあ。


 3月からスカパー2の「ファボリTV」が「テレビ朝日チャンネル」に改名してスカパー!にも登場。
 実は管理人が未確認な情報に「『ビリ犬』、または『ビリ犬なんでも商会』にロボ娘が登場していたのでは?」というのがあって、シンエイ動画のアニメばかりを狂ったように放送し続けるこのchは探索にうってつけ、で御誂え向けに現在両番組とも放送中、なんですが、TBSチャンネルと同じくパックセットに入ってないんですよね…。とりあえず3月中は無料放送期間中ということで追いかけていますが、その先は未定。正直、月額高価くないですか?


 キッズステーションで「超重神グラヴィオンツヴァイ」10話視聴。何喰わぬ顔をしてエィナさん復・活ー!…ってあら!?貴女メガネはどうしたの!? 無くしたじゃ済まない.わよ!?ああもうそうでなくても低い女子メガネ率が…ああ…
  ま、ともあれ自爆前に自身の全データを別の筐体に転送、といういかにもロボっぽい技を使ってくれたから許可です。後あの外部装甲のヘルメットとかはエィナさんの背中に収納された、とか脳内補完するとロボ萌え度上昇。見える!儂の目には確かにそう見えるんじゃよ!ともあれこれで視聴継続をする勇気が湧いて参りました。
  あ、あとメイド皆ロボ(←国民皆兵と同じ語形)説について、某巨大掲示板のスレで『名前が数字のもじり(エィナはギリシャ語で"1")のキャラはメイドロボなのでは?』という興味深い考察が。たしかにオリジナルのエィナさんは1号機っぽいですよね。 トリアさん(3)、テセラさん(4)、クッキーさん(5)、ディカさん(10)辺りに注目か。

 

 引き続きAT-Xで「みさきクロニクル」#11を鑑賞。…やっとコトコ02さんに見せ場らしい見せ場が回ってきました。01さん時に引き続き眼球の裏にインターフェイスが隠されていたり誤作動したり煙吹いたり、と観続けた甲斐はあるエピソードでしたが、散々待たされた割にはこー、弾け切ってないというか(壊れ方が)、やや不完全燃焼というか(物理的に)。ルブランかプリムの手駒としておおあばれ、程度の扱いでいいんで次回以降の活躍(具体的には壊されるとか)も期待したい所。


 それにしても4月改編はロボ的には寂しいですね。確定なのはNHK地上波の「火の鳥」くらいでしょうか。まSFっぽいタイトルは多いので取り敢えず押さえておきましょう。



今回買った物とかー。

「イノセンス」絡みで3冊。結局、球体関節人形展には行けなかったなぁ…

 小説、山田正紀「イノセンス After The Long Goodbye」(徳間書店)は、映画の前日談で、「犬」「人形」2大テーマのうち「犬」要素強めの一冊。アニメージュ連載分に大幅に加筆されており、より劇場版へのブリッジという印象が強くなっていますな。ガイノイドが(本当にチョイ役ですが)登場してますし。というわけでリスト入りです。

 押井守「イノセンス創作ノート」(徳間書店)。内容の初出は殆どが映画公開前の物にも関わらずほとんど完全にネタバレというか種明かしそのものをしており、映画のパースペクティブを捉える為の補助線としてとても有用かつ読んで面白い一冊でした。ともあれ、やはり件の人形描写の執拗さの裏にはそれなりの動機付けがあったと言う訳で、やはり押井守という御仁はどちらかというと「こちら側」のヒトですねえ(トミノ監督は絶対に「あちら側」、という意味での「こちら」)。

 「季刊エス」が人形特集ということでチェック。いつも仕事の資料として買って来ちゃ仕事場に積んでるだけの事が多い雑誌だったのですが、今号はちゃんと読みました。とは云え「イノセンス」絡み以外ではロボット的な視点からのアプローチは皆無で個人的にはやや喰い足らず。


 コミックス。
 実は初出した同人誌をずっと探し続けていた、きづきあきら「SWEET SCRAP」は、「氷が溶けて血に変わるまで」(ぺんぎん書房)収録の短編。『ゴミ捨て場でロボ娘を拾って来た男がみるみる」式のお話ではあるんですが、そう思って読み進んでいるとかなり容赦なく切ない展開が待っているので油断は大敵です。リスト入り。

 他、ゆうきまさみ「鉄腕バーディ」4巻。あと雑誌連載時は読んでも意味が全然判らなかった中西達郎「ドリムゴード」(マッグガーデン ブレイドコミックス)2巻。…やっぱりよく判りませんデシタ。自分の読解力に自信を失いつつあります。あーともかくこの「最後の主人公」の「人形」はロボ娘さんなのかね?とりあえず次巻までは保留しときます。あさぎ桜「アクエリアンエイジ外典 Girls a War War」(学習研究社)も購入…した筈なんですが何故か手許に見付からず…。ただ、キャラクターとしてのロボ娘さんは未出だったような。「斬魔大戦デモンベイン コミックアンソロジー」(BIBLOS)も。…ゲーム本編が延びなければタイムリーだったのに。


 雑誌。
 まず前回の記載漏れ2点。

 「コミックバーズ」4月号掲載の幸崎えん「ふぁみりあ」は、読み切りの短編。『ゴミ捨て場でロボ娘を拾って来た男がみるみる」、というわけでエルアさんがリスト入りです。羞恥心は希薄なのに体内のメカを見られる事には物凄く恥ずかしがる、というのはいいツボの抑え方ですな。フェイスパネルの大胆な開きっぷりがイイ感じ。

 志名坂高次「S-2」最終回掲載の「マガジンGREAT」3月号は、いつも以上に発見に難儀しました…。それはそうと前号の「次回最終回」の煽り文を見て思った「これは次では終るまい」という予測を全く裏切らない見事な打ち切…急転直下っぷりで、やっぱりこの雑誌カラーで宇宙SF冒険物は難しかったんですかねぇ。ガッカリですよ。でも「ビッグバンファイトの優勝はハティさん」というもう一つの予想は当たりました(笑)。
 
 そしてついに連載が始まってしまった大亜門「無敵鉄姫スピンちゃん」…あれ?タイトルが変わってますね…。久しぶりにジャンプを毎買う事になるのかー…10週くらいは(と早々に縁起でもない事を)。しかしやっぱり服の下は完全に外骨格系ですな、スピンちゃんは。ともあれ色々併せ技でリスト入りは変わらずということで一応。登録タイトルはこちらで統一します。ともあれ、お待ちしてますんで早く立派なエロボットになって下さいましね。


、「電撃大王」5月号の「PUREまりおねーしょん」は百合展開進行中。まぁ性別の壁を乗り越えられるのならヒトとロボットの壁もついでに、みたいなもんでしょう。そうか?また、「電撃萌王」vol.9の予告によると。「可愛い電化製品たちと一緒にモニター生活!」というアオリで、よしなひじき「でんきじるし」新連載との由。一応期待しておいていいんですか?ていうか「マジキュー!」と企画被ってますよ?こちらは3/26発売予定。

 「エース特濃」5月号増刊は、こちらも「イノセンス」公開記念で押井守特集号。MEIMU「キカイダー02」はヒナノさん似のお母さんロボ退場編。壊れてます。それはいいんですが次回は特濃ではなくエース本誌に掲載、しかも夏までお預けと言う事でまたしてもさまよえるコミックと化しております。なんか女性型アンドロイドが出て来る度に引っ越しているような気も。何故だ。

 「チャンピオンRED」の「こいこい7」は、「アスカ」さんの創造主とその手下のアンドロイド娘さん登場。このままロボ濃度が上がってくれるのかしら。
他、「まんがタイムきらら」4月号「LOVE ME DO」、「ドラゴンエイジ」4月号「(ニコ)」、「ヤングキング」7号「保健室のメカニカル」など、いつもの。

 

 DVD。
 「時空警察 ヴェッカーD02 メモリーズ」を購入。新撮ドラマ収録と言う事で僅かな望みを賭けて買ったものの、単なる総集編+αの域は出ず。当然エリー刑事さんの新たな勇姿は拝めず。こんなことならまだ「サイバーシスターズD3」の方を買った方が良かった…かも…。でもあのマスクデザインはぶっちゃけどうなのよ。

 小説では、庄司卓「トゥインクル☆スターシップ」の6巻目となる「メノウの髪のラプンツェル」も購入。


アダルト。

ゲームでは、安価かったのでWIN「忍ちっくはぁと」(Kiss Next)を購入。一応武器内蔵型忍者ロボ娘が出ているらしい、という事なのですがまだしばらくは積みゲーになりそうですな。登場が確認できるまでは保留しておきます。しかし最早ちと消化しきれないほど積まれてますな。どうしましょうねえ。

「コミックTENMA」4月号、八的暁「さらばマイティセブン」は、確かシリーズ2作目?だったと思います。今作の、「なな」さんは「機械」で「人工知能」らしいのですが、そもそも実体としての存在があるのかどうかが良く判りません。ラストシーンでは現実空間にいるようにも見えるのですが…一応保留ということで。


 5000文字ってどれくらいなんだろう…今回もちと多くなってしまいました。買ったアメコミや同人誌ネタは次回以降に。


うわ!「R.O.D」ここで終わりかよ!あー…こんなことならちゃんとPPVの方で追いかけりゃよかったかも…。大人しくフジテレビ721での一挙放送を待ちます…。
それでは。


3/29


 カレイドスターが終っちゃってちょっと虚脱風味な管理人です。今日び完全オリジナルストーリーを1年間破綻なく全うしただけでも偉いと思いますが、いや面白かったなぁ。プリンセスチュチュに今一つノれなかっただけに佐藤順一復活を強く感じた1作でした。ケロロ軍曹も観ようっと。
 春改編では他に、恋風とMONSTERと、全然ノーマークだったけどアトムの後番のレジェンズと非ロボ系作品では楽しみにしているアニメも結構ありますな。


 でそのアストロボーイ鉄腕アトムは#50で終了。トビオ死亡→アトム誕生の超有名エピソードは結局最終回のメインプロットにまで引っ張ってきたんですね。ヒトとロボットを巡る愛憎劇という今作のテーマをそこに収斂させたのは良いアイディアだと思いました。けど収監される天馬博士は観たく無かった…。悪人は罪を償って更正して、という事なのか、最後まで折り目正しいアニメでしたねぇ。…色々と制約あってこういう作風になった事に対して、今更どうこう言っても仕方ないですが…。
 ま、「白い惑星号」とか「アトムの初恋」が物凄ぇ好きな管理人が個人的な事を言うと、「人間そっくりのアンドロイド少女」が出て来なかった事に関しては百万年許さん。


 ということでアニメ話続き。
 OHPでタイトルだけが以前から発表されており、一部ファンの間ではその実体について話題になっていた「re:キューティーハニー」が正式発表されてますな。サトエリ版「キューティーハニー」オープニングアニメのスタッフによって製作される新作OVAシリーズって事で、つまり庵野監督かー…あー…まぁ短期決戦なら面白くなるかもです。
 ただちょっと心配なのは映画版の設定を引き継ぎそうな所で、いや劇場版の予告編第2弾で、ハニーが「生まれ変わってまだ1年」という発言をしているんですよねえ。これは以前ここでも触れた「新造人間」説を強化してる気も…下手するとサイボーグとか…や、原作通りフツーにフツーのアンドロイドで良いんですよ?良いんですからね?

 とりあえずスカパーPPVで7月から先行オンエア、各話45分全3話。そういえばこれって例の「おジャ魔女どれみナ・イ・ショ」と同じスタイルですな。東映アニメーション製OVAの新たなフォーマットになるのか。


 「超重神グラヴィオンツヴァイ」は12話で最終回。エィナさんだけでなく、ヒューギ義兄さんの妹、ルフィーラさんも、既に亡くなった本人を模して造られたアンドロイドであると判明。人間の心に目覚め、創造主を裏切るというこれまた王道復古な行動に出ます。今までにキャラがしっかり描かれていれば萌え所なシチュエーションなんですが、いかんせんシリーズを通して顔見せ程度の出番しか無かった人ですんで唐突な感は否めませんなー。…まぁ唐突はこれに限った事じゃ無いシリーズでしたが(笑)。
 シリーズ構成の志茂文彦氏によるノベライズ「超重神グラヴィオンツヴァイ」2巻(メディアファクトリーMF文庫J)も購入。副読本に、ラストに物足りなさを感じた人に。この本のあとがきでもちらりと触れていますが、続編「ドライ」の話も無くは無い模様。エィナさんをもっと!もっと!

 

 アニマックスで放送中だった「バビル2世」も最終回。…え?最終回!?というわけで見事に#37「謎のエプシロン星人」を録り損ねました。せっかく情報を頂いておきながら…iCALに入力もしておきながら…凹む凹む。次回、またどこかの局で再放送が掛かる事を待つのが得策と言う事は判ってますが、ショップに行けば出たばかりのDVD-BOXが…いやいやいや。それはダメだ。今お金ないし。ダメだってば。


 同じく最終回を迎えた、らしい(らしい、というのは裏番組を見ていた所為)「幻影闘士バストフレモン」について気になる情報を入手、登場キャラの一人ティエルさんが調査対象に。以前ネットで見た情報ではクローンとかバイオ何とかとか、という話だったのですが、最終盤になって「アンドロイド」というタームが使われたとか使われなかったとか。あああ、気になる。折よくAT-Xで放送が始まるので、そちらでチェックする所存です。韓国アニメ侮れずです。裏番組なんて観ている場合じゃなかった…いや、やっぱりそっちを観るなあ…

  

 そして韓国といえばすっかりおなじみ、26日は「韓国まんがまつり7」@新宿ロフトプラスワンへと土曜出勤を抜け出して赴く。
 今回はかにさんが欠席だったのが残念。でも今回も脳幹に響くバカ映像連発で面白かったです。いやあ、日本作品でもカマキリ男とかシンナーマンとかの定番(何のだ?)以外にも凄いのがあるもんですねぇ。次回の上映予定作品も(上条恒彦好きの)管理人は楽しみにしています。

 今回最も衝撃的だったのは、何故か観客席側から出た「スフィアズ(スピオズ)」日本上陸か?というニュース。どうやら既に日本の代理店か何処かが買い付けしているらしく、早ければ秋頃にも日本語で話すテラーさんが観られるかも知れないって事らしいんで、今から期待しときますですよ。
 ほか、偶々隣の席になった新田五郎さんとご挨拶できたりと実りの多いイベントでした。


 今週のアメコミ。

 リーフで何冊か持っていたアレックス・ロス「TERMINATOR THE BURNING EARTH」(iBOOKS)の、割と最近出た合本を購入。思えばコレに惹かれて買ってから随分経ちましたなぁ。T800系列の女性型ターミネーターさん達が、数だけなら大量に登場するシリーズなんでまとめて読めるのが嬉しい1冊。光の演出の上手さが印象的なアレックス・ロスが、闇と泥濘にまみれた暗黒の未来世界を例の超絶画力で描写していて読み応えもあり。

 もう1冊は、以前当欄で触れた「OUTSIDER」(DC)の、これは別編集+キャラ図鑑といった感じの1冊「Teen Titans OUTSIDERS -SECRET FILES and ORIGINS-」。より詳細なINDIGOさんの解説が載っていたので捕獲しました。遠未来から現代に落ちて来た、という事以外出自はまだ不明なんですね。


 今回買った物ども。


 コミックス。
 新条るる「LOVE ME DO」(芳文社MANGA TIME KR COMICS)は1巻。描き下ろしを含めカラーページ多め、でカバー折り返し部分のリアル頭身モンさんに萌え、と。
今一冊のメイドロボ4コマ、くすみんと「Maid in はうす」(双葉社 ACTION COMICS」は…あれ?巻数表示無し。2巻以降はこの売れ行き次第、なんですか…世知辛い話ですな。懸念された収録話数ですが、なんと2002年10月分までしか収録しない(増刊収録分は全カット)、という荒技で乗り切ってます。あのぅ、なおさら2巻以降も出てくれないと困るんですが…。
 好対象(?)なのが、みづきたけし「こはるびより」1巻(メディアワークス電撃コミックス)。尺不足の懸念があったのですが、本編は勿論番外編、果ては告知マンガまでもかき集めており、「萌王」からの読者にも優しい構成になってます。以上3点、単行本化に伴いリスト移動です。

 姫川明「アストロボーイ鉄腕アトム」(小学館てんとう虫コミックススペシャル)3巻はこちらも完結。限られた紙数にコンパクトに話を畳んでおり、好コミカライズなのではないでしょうか。
 金平守人「KANEHIRA-DEATH」(エンターブレイン ビームコミックス)には明確にロボ娘とされるキャラは登場していませんが、「BLACK JACKEL」のナパームさんが濃いグレーなのと、「ひろみいっぱいいっぱい」2話のひろみさんに内部図解と胸からレーザーな描写があるので一応取り上げておきます…ま、後者は絶対に違う気がしますが。それにしてもこの作者、いろいろ我慢することもありましょうが素直に萌えマンガを描いていた方が(後略)
 他、芦奈野ひとし「ヨコハマ買い出し紀行」11巻、もりしげ「こいこい7」3巻。
 

 雑誌。
 いろいろリニューアルな「電撃萌王」vol.9。よしなひじき「でんきじるし」は、少女型家電製品をテーマにしたイラストストーリー+読者参加企画です。気になるそのオリジンですが、ややファンタジーっぽい描写はあるものの「博士に造られた」「電気で動く」と、一応科学技術の産物と捉えて良さそうですね。リストには入れておきます。「こはるびより」は単行本の告知マンガ…の筈なのですが、さらりと重要な設定が提示されてますよ?
 「マガジンZ」5月号。ウエダハジメ「Qコちゃん」は、破滅的な終局を匂わせつつ凄い所で突然終了。…本当に夏予定の単行本で完結するんですか、コレ。ともあれこれで(確か)創刊以来続いていた、マガジンZのロボ娘マンガ連続掲載記録が途切れる事になりそうですね。何だかちょっと残念。
 「アフタヌーン」5月号。トミイマサコ「マゴロボ」が最終回。大団円でした。単行本は6月、と。メモメモ。あと将棋マンガに祥子さまが。
 他、久しぶりに六本松さん登場の「エクセルサーガ」掲載の「ヤングキングOURs」、「コミックGUM」、「電撃コミックガオ!」、「COMICゼロサム」、「まんがライフMOMO」など、いつもの。「少年エース」5月号、八神健「ありさ2(ありさのじじょう)」は未だどういう設定なのか不明。何か秘密の研究をしている主人公の父親が消息不明、というのはゲームと同じなんですが…


小説。
星野亮「ザ・サード 黒髪のジャンヌ」(富士見ファンタジア文庫)はシリーズ短編集第3弾。新キャラ(ロボ)のジャンヌさんは今後も出てきそうですね。夢幻「めぞんdeぎゃらくしぃ 剣と魔法の大冒険?」(集英社スーパーダッシュ文庫)はシリーズ6作。管理アンドロイド245-71号の中身は絶対美少女型だと思ったんですがねぇ。そこまでベタでもないですか…


アダルト。
単行本では、三浦靖冬 「とわにみるゆめ。」(ワニマガジン コミックスペシャル)。当初の予定から1ヶ月遅れたのでちょっと心配しましたが、無事刊行されました。徹底したロボ線ロボ関節萌えっぷりと濃密に描き込まれた世界観は圧巻で、まとめて読むとまた一入。
 吉川かば夫「ぱにくるクロニクル」(晋遊社)は、主にマリオンさんとディアナさん(体重350kg)のロボ姉妹を中心に新規エピローグを含む描き下ろしが多数追加されている嬉しい一冊。表紙もこの二人だし。

雑誌では、コミック阿口云5月号「Petit-ろいど3」が変わらず高値安定。学園編も楽しみ。


 ゲームでもPS2「アストロボーイ鉄腕アトム」(セガ)を購入。傑作だったGBA版に迫れるかどうか、ですがしばらくはやっぱり積んゲーになりそう。ソニックチーム製なんで面白くはありそうですが…。しかしついでに買ってしまったセガエイジス「北斗の拳」はちょこちょこ遊んでしまってます。マークIII版、狂った様な難易度なんですけど…。余りに懐かしいので、ついでに復刻版Beepも購入。思えばソノシートが付いて来た号はほぼ全て買っていたんだなあ…付録の楽譜は今でも保存してます。ながいけん「チャッピーとゆかいな下僕ども」大増補版も買ったし、何だかノスタルジックモードな昨今。


 最近情報系サイトでタイトルが出始めている、今年の秋改編でAT-X他で放送予定の「To Heart 〜Remember my Memories〜 」がかなり気になってます。時期的には「〜2」のアニメ化だと合うんですが、タイトルからは1作目の匂いもしますねぇ。まぁ「〜2」にもロボ娘が出てくれさえすれば何も心配する事はないんですが、どうか。


 掲示板で情報を頂いた、AOpenの製品のマニュアルに掲載されている「美少女ロボット蒼ちゃん」 ですが、2chでは速攻で萌えスレが立ってますな…流石と言おうか…



 というわけで「クロマティ高校」最終回では息も出来ない程笑わされた管理人がお送りしました。ええと、あのメカ沢さまはロボ娘ですか?それではごきげんよう。


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