2004年10月の巻頭日記

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10/4



 どうも。ロボ娘レの「物凄い敵と対戦する事になってしまい、命の危険を感じた高校球児が突然グランドでタバコを吸ってわざと不祥事を起こし出場停止に、って何のマンガのオチだったのかどーしても思い出せずこの週末ずっとキモチ悪い思いをしている」方、管理人です。皆さんごきげんよう。ギャラクシーエンジェルには最後までやられっぱなしです。仙台に行っても頑張れ。
 で、しりあがり寿と相原コージと漫☆画太郎が今も脳内で争っているんですが全部違う気もするし、どうだったかなぁ…。



CS話
 AT-Xで「To Heart Remember my memories」#1を鑑賞。記憶を失って微妙にHM-12っぽい感じになっちゃってるHMXの方のマルチさんが結構高ポイントですよ!?とりあえずPS版のデートイベントやミートせんべいイベントがこなされた後のお話らしく、この点からも無印アニメ版とは前後関係のない別の作品と考えて良いでしょう。と言う訳でリスト入りです。

 
PPVで「攻殻機動隊SAC2ndGIG」#20「北端の混迷 FABRICATE FOG」 鑑賞。「フェラーリより高価なお人形」っぽいのキター!でもアレならオペレータのお姉さんの方が色んな意味で良くね?本編の方は、原作のシチュエーションを転用しつつ違う全く話を、というある意味アニメ版スタンダードな造りでした。そろそろ「個別の11人」編も収束に掛かって来た模様。



 AT-Xの先行放送で「トップをねらえ!2」#1を鑑賞。良くも悪くも(最近の)ガイナックスのアニメでしたな。トップの続編と考えなければ問題なく面白いんじゃないでしょうか。
 でネタバレっても幾ら何でも早過ぎなんでボカして書きますが、あのキャラの度を越した不死身ぶり&異常な戦闘力は一体何ですかねぇ。瞳孔も赤く光るし。バスターマシンより強くないですか。
 こうなるとまだ「トップ2」製作の噂がまだホントの噂だった頃流れた「ある主要登場人物の一人がロボ娘」という、これまた何ら裏付けの無い噂を思い出さずにはいられませんでしたよ?…いやでもまさかなぁ…有り得ないよなぁ…。でもそう思い込んで観ると萌え度限界突破。妄想するなら今のウチ、ですよ(笑)。



TV話

10月改変期ということで、新番組をチェック中。

舞-HiME」#1を視聴。また色々詰め込んだなぁとは思いますが、空中分解しなければ面白くなりそうです。目下第一容疑者の深優グ-リアさんはオープニングにちょろっと登場したのみ。

他、「下級生2」と一応チェックしときたい「リリカルなのは」は現状視聴する手段がありません。早くCSに来ないかなあ。関連ジャンルとしては「ローゼンメイデン」辺りも…って「舞-HiME」と5分被ってますな。どうしたもんだか。



 ゲーム話。
 「ドリル少女ユイ」(林組)購入。各シナリオは短め、煩雑な分岐は無し、で各シナリオを読ませる仕様という感じのビジュアルノベルです。どんな兵器よりドリルが強い、という世界観が素敵ですね、ええ。内容的には「スパイラルなみ」というより、むしろキャラクターの配置なんかに「マシンメイデン」が思い起こされますな。
 で、さっと2つ3つばかりエンディングを観ましたが、今の所はっきりとしたメカバレなどは見付からず。それっぽい事が描けそうなシーンはあるんですが。とは言ってもまだまだCGも回収してないし、もうちょっとやってみます。ユイさんが「主人公の死別した恋人に酷似している」という設定に一抹の不安を覚えずにはいられないのですが、ドロシーさんはちゃんとロボっぽいし、いずれも「金属とプラスチックとプログラムの塊」には違いない様なので、リスト入りって事で。


 「月は東に日は西に」、情報を頂いた「テイルズ オブ ファンタジア」は未だ買ってません。っていうかどれを買ったら良いものやら…ちと迷いますな。




 掲示板でも情報を頂いていますが、「2046」の日本公開日が正式決定し、日本語サイトもオープンしています。まぁSFっぽい設定とガジェットではありますが、中身はどうやらいつものウォン・カーウァイ節全開らしいので過剰な期待は抱かない様にはしときます。「2046」の1/2が1023、だから10/23が公開日、という以前からの噂が裏付けられる形になりましたね。




買った物とか。


コミック。
むっく「眼鏡のお年頃」(芳文社まんがタイムKRコミックス)購入。カバー下が尋常でない凝り方で笑いました。ネコ耳眼鏡メイドロボ、ニャー1号さんを対象キャラとしてリスト入りです。…内部図解をするなら2号じゃなくて1号さんで…ううう。ともあれメガネでメイドでロボ、それがジャスティス。リスト移動です。


松沢まり「ひなどりGIRL」(メディアワークスDC)2巻も。ドラマCD化決定、でサリーさんは金田朋子、と。…それはつまり、プリキュアの池澤春菜とどちらがパ行の発音が多いか勝負ですな!?


関連ジャンルとして田中久仁彦「一撃殺虫!ホイホイさん」(メディアワークス)初回限定版を購入。単行本は全エピソード収録の他、カラーイラスト集やゲストコーナーの充実が嬉しい1冊です。そしてある意味本体ともいえるDVD版「ホイホイさん」ですが、短いしお話しらしいお話しも無いとはいえ、絵は可愛いしちゃんと動くし、何よりなかなか(ロボ的な)見どころの多い1本になってると思います。特にコンバットさんの暴走&壊れ(壊され)っぷりは高ポインツでした。っていうかこのコンバットさん、絶対自律思考してるよなぁ…


浦沢直樹×手塚治虫「PLUTO」(小学館ビックコミックス)1巻は、こちらは通常版を購入。




ムック。
E=Mc2「MEGANEKO」(エンターブレイン)は、氏のファンロード時代から現在に至るまでの、同人・商業・ネットに於ける仕事集。流石に壮観です。ゾイド少女の他、メカっぽい女子も何名か。…しかし絶対に入っているに違いないと踏んでいたコミック版「シンシアマシーン」は収録されておらず(カラーイラストはあり)、やや敗北。いずれ出るに違いないコミック作品集に一縷の期待を賭けるのであった。



雑誌。

 「ヤングアニマル嵐」vol.22、月子「インコントロール」は読み切り短編。
 『憧れの同級生、岡田に声もかけられない男子高校生、清野は、思い余って彼女の姿を模した「人型ゲーム用コントローラー」を購入してしまう。ただのコントローラーである筈の「マイ岡田」と日々を過ごす中で、いつしか本当の岡田の事を忘れて行く清野。しかしある日…』
 あー、つまり、同じ容姿の人間とロボ娘がいたら、ロボ娘を選ぶよね当然?って話ですよね?ええ、まぁ。そうですね。妥当だと思います。リスト入り。



「電撃コミックガオ」11月号、いわさきまさかず「ポポ缶」にはお久しぶりにミリーさん登場。もちろん「ひなどりGIRL」も。あと衣谷遊「リヴァイアサン」はタイムリーに(?)アトムネタ。まぁロボットじゃないんでしょうけど。


 「コミックZERO SUM」11月号は、たつねこ「そのもにょ」。そして次号予告に馬場敦史「Xenosaga EPISODE I」が。…何故今。そしてEpI。迷走してますなぁ。まぁキャラデザを強引に変更してもあんまり良い事は無いって事ですな。ロマサガとか(笑)。


 「まんがライフMOMO」11月号「キリカのビーム」。ビームやロケット噴射の熱には耐えるのに焚火で延焼する謎科学萌え(笑)。

 「ヤングキングOurs」11月号。「エクセルサーガ」は二式さんが実にいい感じに酷い目にあっていて宜しいですな!しかも全然平気そうなのは更に宜しいですな! 

 新創刊なった「まんがタイムきららMAX」11月号、「鋼鉄彼女」は以前読み切りであった「中華彼女」との合流編。これでロボ娘数が一挙に倍に! 

 「ビッグコミックオリジナル」10/20号。「PULTO」は、1巻発売に合わせてか冒頭部をなぞる様な展開で、ゲジヒトの奥さんもそれなりに出番が。そして何やら「地上最大のロボット」達を巡るきな臭い陰謀が。ロボ娘マダー?




アダルト。


コミック。
九尾(108)「MADE IN MAID」(富士美出版富士美コミックス桃姫)は、足掛け4年の連載が、オマケページ多数を加えて漸くの単行本化。高性能過ぎる機械は人間を堕落させる事もあるが、結局は使う人間の器の問題という事ですかね。

みずきえいむ「未来の國からこんにちは」は「TOYBOX」(大都社大都コミックス)収録。以上、共にリスト移動です。



雑誌。
「コミック阿ロ云」11月号、幸田朋弘「Petit-ろいど3」。フェイスパネルっぽいの萌え。でもこれ、ガワはどうぶつロボなんですよね…?。

「アイドロイドpetit」vol.3 、PROPER 「未縁のいる場所」はシリーズ連載。

「ポプリクラブ」11月号、明確なロボ作品は無いものの、昭嶋しゅん「Natural science」単行本が10/22発売予定との告知が。

「コミック曼天」11月号。清水清「先生のBoTAOSHI」…いかん混乱して来た。誰が誰だ。



「パソコンパラダイス」11月号。Studio e・go!の新作「ひとがたルイン」は、そのタイトル通り少女型の古代の遺物がヒロインのゲーム。って事で一応続報も追いかけてみます。今冬発売予定。


DVD。
「僕、専用。15号 ANNA」(ゴーゴーズ)。ここ数本、基本設定を毎回変えて来ているシリーズ第13作。今回のメイドロボさんはどうもワケありっぽいんですが…なるほどそういうオチですか。まぁちゃんとロボだったから良かった良かった。でもやっぱりロボっぽさは下値安定中。ううむ。


新田五郎さんのところで知ったんですが、W(ダブルユー)の新曲のタイトルは「ロボキッス」だとか。ミニモニ。に続き再びロボネタなのか。とりあえずチェックせないかんですね。
それではおやすみなさいませ。


10/25



 日曜はあるイベントに行ったんですが、当り障り無く収めようとすると書くことが無くなってしまうので(笑)今回の感想はパスという事で。いやはや難儀ですな。それとやっぱ上条恒彦はカッコイイと思った。


 さてそのイベントで偶々お会いした新田五郎さんのふぬけ共和国にあった「【CD】・「ロボキッス」 W(ダブルユー)(2004、zetima)(以下、ロボット娘ソングを適当に羅列していきます) 」をご紹介。相変わらず切り口が上手いです。こういうのは本当はウチとかがやらなきゃならなかったとロボ娘プロパーのサイトとしては少々忸怩たる思いなんですが…それにしても「サイボーグ純情派」とか全然知りませんでした。是非聞かな。



 アニメ話。
 「To Heart Remember my memories」#3を鑑賞。早くもマルチさんの記憶喪失事件も解決編で、いや中々に宜しかったのではないでしょうか。作画も2話の崩壊振りが嘘のような整い方でしたが、無印アニメには無かった手首外しの復活やオーバーヒート&耳から強制排気、機械的な起動シークエンスなど、演出としてちゃんと「ロボットとしてのマルチ」を描こうと意図されていたのは嬉しいポイントでした。ラストシーンでのあかりのリアクションで示唆されている通り、今後まだ一波乱ありそうですね。
 で#4鑑賞。マルチさんはこれからもちゃんとレギュラーなんですな。記憶が戻ったら研究所に帰るのが筋と云えば筋なのでちと心配したのですが…なるほどそう言う展開ですか。あ、セリオさんの私服キター!ロボ瞳もキター!


 アニメでもう1本。
 情報を頂いてDVD「それゆけ!ズッコケ三人組」第3巻収録の#8「ズッコケ宇宙大作戦」を視聴。これ、NHK教育の実写版で同じエピソードを観た時、ヒロインが「ロボ娘と思わせておいて実はナメクジ型宇宙人の外装甲」だったみたいなオチに落胆して、特にリアルタイムでのオンエア時にはをチェックはしてなかったのですが…あれあれ?アニメ版ではちゃんとロボ娘さんっぽいですよ?原作にも当たってみましたが大筋ではアニメ版と同じ、と言う事は……ああもう「愛の詩」枠の原作改悪癖がこんな所で悪さを。
 頭部の外皮を全部脱いだり、胸のパネルを開いたり、と健闘してくれた名無しの宇宙ロボ娘さん(C.V.植田佳奈)を対象に、原作(那須正幹「ズッコケ宇宙大旅行」ポプラ社)ともどもリスト入りです。



 映画話。

 金曜深夜の先行オールナイト@新宿にて、「2046」を鑑賞。1960年代後半のアジアを舞台に、トニー・レオン演ずるダメプレイボーイの不器用な女性遍歴を描く恋愛映画でした。……あれー…?
 いや、ま、予備知識があったので別段驚きも落胆もしなかったのですが、でもやっぱりCMとかプロモ番組の売りに興味を持って観に行った観客には「騙された」感を与えかねないかなぁですね。アクションやSF映画なのに女性客目当てで恋愛要素をウリにする宣伝戦略は昨今良く目にしますが、逆パターンは珍しいかも。
 「2046」年パートは劇中劇ということで「CQ」等と同じくリスト対象外の扱いとしますが、それにしても短かいですよ。複数のアンドロイドお姉さんたちが登場する割にメカっぽいシーンもあんまり無かったし(どうも撮ったのに使われていないカットが多そうですな)、まぁそこら辺目当てで観に行こうという向きはそれなりの覚悟を持って臨むという事でひとつ。それほどウォン・カーウァイ映画は観てないんですが、個人的な感想でいうと「楽園の瑕」よりは面白かったんではないかと…いや、途中で寝なかっただけですけど(笑)。
 

 とりあえず観終わった後で思うのは、小説「2046」「2047」を日本語訳で全編読ませろ、と。分類するとSFじゃなくて官能小説という事は…アレですか、二次元ドリーム文庫みたいなのを想像すればいいんですね?(違うし台無し)



 そういえば「ステップフォードの妻たち」(旧作)が「ステップフォード・ワイフ」の題で日本版DVDがリリースされましたな。ううむ…海外版のVHSとDVDを既に持ってるので購入のモチベーションが上がらないんですが、しかし日本では記念すべき初ビデオグラム化なんですよね。やはり字幕は欲しいしいずれ買わねば。リメイク版をあてこんでこの時期の発売、という事らしいんですが、日本公開は延び延びで現状で来年の2月予定、ですか…本国でもコケ気味だったようですし、ちゃんと公開されるかちと心配にならん事も無いです。


 
 あと「追撃8月15 Hidden Heroes」とかも購入。機会があれば紹介したい所存。



ネットから拾ったネタとか。

 Keyの新作、新ビジネスモデル、YAHOO!BB先行ダウンロード、と周辺の話題も満載な「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」 。やはり注目度が違う感じです。
 公式ページにあがっているこつえー氏による壁紙もかなりロボげな感じで、これは期待して良さそうですね。期待してますからね。いやホント頼みますよ?11/29(YAHOO!BB先行)、12/6(一般)ダウンロード販売開始。


 YAHOO!のコンテンツビジネスというと星新一「気まぐれロボット」の動画配信も気になるところ。現在公開されている予告編には何か変型しているお姉さんロボの姿が…!…ってあれ「気まぐれロボット」ってそういう話だったっけ…?読んだのは大昔の話なのですっかりウロ入ってます。とりあえず当ページとしてもスルーするわけにはいかなそうです。


ライアット・ガンナーズ」(アルファポイント)、ですか…プレイヤーのサポートを担当するニューロノイドとは、まぁアンドロイドと考えて良さそうです。時間を喰い過ぎるので封印しているオンラインゲームなんですが、これはちょっとスルーする訳にも行かないようですぜ?今の本業の方のプロジェクトが終わったらやってみようっと。…いつなんでしょうかね?


 2ch情報によると「鯖」のブランド「」の新作(よく分からん字面ですが)は、自律型戦闘ロボ少女が主人公のコメディADV「でいじーちぇーん」だとか。うわ好きですよそうゆうの!まだ公式には情報が上がってないようです。SF系エロゲーには厳しい時代ですが負けないでちゃんと出して下さいね。



今週の発掘品。

 何故か未だに続いている休日出勤の合間を縫って、新装オープンなった国会図書館へと赴いてみました。土曜日も普通に開館するようになって一気に使い勝手が向上しましたな。
ます掲示板で情報を頂いた「SPA!」の萌えキャラ特集が掲載されている04/1/20号をチェックした他(これは同人誌があれば充分でした)、幾つか作品も発掘してきました。



 一本はコミック。
 巣山真也「こわれたものはなおしましょう」(少年ガンガン2000年9月号掲載)は、第2回エニックス新世紀マンガ大賞入選作にして作者のデビュー作。

 『常に世界の最先端を行く研究所にして工場でもある巨大な「塔」。主人公の少年、つかさは、ある日その「塔」から落ちてきた「キカイ」の少女、ミシルを拾う。いきさつから彼女を塔に送って行く事にしたつかさだったが…』

 まぁ、ガンガンぽいっちゃーガンガンぽいというか…でもいくら何でもこんな作劇上の反則はいかんよなぁ。ともあれ、ミシルさんを対象キャラとしてリスト入りです。


 今一本は小説。
 タニス・リーの短編、「アンドーヴァーの犯罪」(「ロボット貯金箱」集英社コバルト文庫 収録)はミステリ仕立ての一編。
 
 『若き富豪ロジャーは、望みもしない結婚を迫る周囲の重圧を疎ましく思っていた。ついに追いつめられた彼は、密かに作らせたアンドロイドと偽装結婚をする事を思い付く。だが秘密に秘密を重ねたその結婚生活には様々な綻びが現れ始め、ついには…』
 
 と言う事で新妻ロボ、リディアさんが対象です。メインテナンスは大事だよ、というお話ですね?嫁はロボに限る、かもしれませんが。リスト入りです。それにしても乙女のバイブル、コバルト文庫も昔は普通のSFを出してたんですねぇ。


 国会図書館のシステムも、検索から申請までがICカードを介して端末でシームレスに行えるようになって大幅に省力化された分、貸し出し最大数が雑誌×3タイトル(x最大6冊)+本×3タイトルまでとかなり増強された上、受け取りまでの時間も体感で半分〜2/3程度に縮まった印象で、かなり使いやすくなりましたねぇ。こう言う事になら税金払うのも惜しくないんですけど。


 江口寿史「KV-201XR」は「爆発ディナーショー」(角川書店/双葉文庫)中の1編。…発掘っちゅうか、すっかり忘れてました…。新田五郎さんのページで触れられているのを読んで思い出したのですが、蔵書を発掘してもついぞ発見できず(『お蔵出し』は見付かったのに〜)。しょうがないんで文庫版で買い直してのリスト入りです。ううむリリカル。



買ったものとか。


コミック。
 宿題だった星野桂「D Gray-Man」(集英社JC)第1巻を購入。懸案だった「イノセンス」の正体ですが、1巻で語られる限り「物質」である、との事なので、「土翁と空夜のアリア」編のララさんは一応ロボ認定出来そうですね。と言う訳でちと変則的ですが未単行本化部門にリスト入りです。ジャンプと言えば目下「Waq-waq」も気になりますな…。


 ROBOTという誌名は単にロゴにした時の絵面が可愛くなりそうだから、であってテーマではない、と予め広告で釘を刺されていたにも拘らず、フルカラーショートコミック集「ROBOT」(ワニマガジン)に特攻(ブッコミ)掛けてみましたヨロシク!
 …ううむ。衣谷遊「ANGELS」の主人公のお姉さんがちょっとそれっぽいものの裏は取れず、リスト外と言う事で。また一つ青春の蹉跌。


 アンソロジー物から一本、KURONEKO「ちまちまじぇねれーたー」(「ちっちゃいこぱらだいす」宙出版 収録)。
 『実家から突然送られてきた小さな女の子。その正体は、あらゆる可燃物をエネルギーに変換できる人間型発電機だった…!』
 あー、まぁドラえもんとかもそうですけど、何でもエネルギーに出来るってことは、まぁそういう事ですよね。確かにエコだけどもさあ〜。



小説。
 重馬敬「鉄人28号」(角川書店)は、原作をベースにオリジナルの展開を加えた一作。金田博士と不乱拳博士の前向きなマッドサイエンティストぶりや、鉄人と正太郎を対となる存在として描いている点、なぜ旧型の鉄人が強いのかその理由付けなど、巧みな新解釈と手堅い再構成、そして心地良い既視感で読ませる一作になってると思います。どこかしら長谷川裕一っぽいテイストも…というかマンガ版でもこの話を読みたいなぁ…。

  『戦後日本。少年探偵、金田正太郎の持つ鉄人の操縦器を狙う謎の人影の正体は、レナーテと名乗る美少女だった。囚われの父、不乱拳博士を助けるため、止む無く悪の組織の言いなりになっていたという彼女の事情を聞き出した正太郎は、逆に博士救出への協力を申し出る。だがレナーテにはどうしても打ち明けられない重大な秘密があった…』

 というわけでヒロインたるこのレナーテ・不乱拳さんがまた素晴らしいのですよ。リスト入りです。


 新井輝ほか「To Heart アンソロジーノベル」(エンターブレイン ファミ通文庫)はタイトル通りの短編集。この手の本の定番とも云えるマルチ話は無く、各キャラのエピソードにちょこちょこ登場するのみ。セリオさんもほぼそれに準じる形の出番しかなく、ちと喰い足りないですなー。とまれ一応新規タイトルとしてリスト入りです。


 柿沼秀樹「ジャンクフォース」(メディアファクトリー MF文庫J)は第4巻。…表紙のマメットさんからして異常に素晴らし過ぎなんですけどー!?あー、胸のアレは胸部を貫通しているのかー。
やはり流石はこつえー氏。本編でもサイボーグ萌えなキャンディさんのエピソードや、夢のあるラスト(笑)が素晴らしい戦闘メカ・マメットさんのエピソードなど、ロボメカ萌えも満載で大満足の1冊でしたよ?次巻で終了(予定)なのが勿体ない弾けっぷりです。



雑誌。
 「チャンピオンRED」12月号には「こいこい7」アニメ詳報が。製作トライネットエンターテイメントって事は「プリンセスアワー」枠ですかね。現行作品と同様、キッズステーションに来てくれればありがたいのですが。気になるロボの方のアスカヤヨイさんのC.V.は水樹奈々たんですか。たん言うな。


 「電撃大王」12月号。高雄右京「To Heart Remember my memories」は、先輩と綾香の下り以外ほぼアニメ版#3までと同じ展開。原田将太郎「なななな」、ひょっとしてまとめに入ってますか?

 「電撃帝王」vol.3。犬威赤彦「MURDER PRINCESS」。無事アナさんとユナさん再登場。っていうかレギュラーの悪役になりそうな気配で、喜ばしき事かな。他、ホイホイさんコミック掛け替え用カバーが付録に。…コレの中身がメカだと思うと、もゥ!もゥ!!(変態)


 「マガジンZ」12月号。当初の予定が延びるだけ延びていたウエダハジメ「The地球侵略少女Qコちゃん」第2巻(多分完結)は加筆訂正多数にて11/22リリースとか。や、ちゃんと出て良かった。

 「コミックGUM」12月号。見田竜介「改造少女柚」は、久しぶりに読みきりで再登場。はっきりしなかった柚さんとそのご兄弟の実態ですが、「機械化率88パーセント以上の改造人間」という事でやはりサイボ−グな模様です。うむ、ちと残念。


 「電撃コミックガオ!」12月号。いわさきまさかず「ポポ缶」は割と唐突に最終回。最終第3巻は12/16発売予定とか。もっとミリーさんを見ていたかった…。他、松沢まり「ひなどりGIRL」は、CDドラマ版の詳報も。ってもう1巻でてるのか〜…買うのか〜…



 「コミックZEROSUM」12月号は、馬場淳史「ゼノサーガ エピソード I」が新連載。構成は異なっていますが基本的にゲーム版のお話と同じようですね。コスモスさんを対象キャラとして、もちろんリスト入り。…それにしてもやはり何故この時期にこの企画なのかは謎げ。たつねこ「そのもにょ」も。グフさん出番少な。


 その他、「まんがタイムきらら」11月号。新条るる「LOVE ME DO」モンちゃんの頑丈さに萌え。「まんがタイムきららCarat」vol.8、蒼馬みずき「鋼鉄彼女」。「コミックブレイドMASAMUNE」11月号、萌木原ふみたけ「Purism×Egoist」は不定期連載という形に落ち着きそう。「マジキュー」vol.8、風上旬「5階美少女家電売り場でございます」、等いつもの。



アダルト。


コミック。
 昭嶋しゅん「Natural Science」(晋遊社)。部長代理ロボ・街田夕那さんを対象キャラとしてリスト移動です。


小説。
 安斉みちる「人形少女 イミテーション・ガール」(マドンナ社マドンナメイト文庫)。


『交通事故をきっかけに、パラレルワールドに飛ばされてしまった少女、唯奈。そこは女性が産まれず、ドールと呼ばれるアンドロイド達がその代役を務める不思議な世界だった…』

 一言で云って大橋薫の「Doll's Don't Cry」みたいなお話というか…エロですが。ドールさん達の描写はそれなりに多いのですが、ロボ度は低めかもです。リスト入りです。

 

雑誌。
「メガストア」12月号、田中浩人「石のあしあと」はシリーズ連載第7話。あんましクーンさんの出番なし。



D・V・D。
 「猥褻3話(ワイセツ3ストーリー) 星りょう」。タイトル通りのシチュエーション仕立て3話構成のうち、2話目がロボ話。
 
『長い恒星間飛行からの帰路にある宇宙船。地球まであと僅かに迫ったある日、乗組員たちは道中大変に世話になった慰安用アンドロイドに恩返しをしようと試みる。だが人間に奉仕する事だけをプログラムされた彼女には「何かをしてもらう」という概念が理解できなかった…』

 特に何も期待せずに観たのですが、曲がりなりにも宇宙船や星々は3DCGで描かれているし、宇宙船内のセットもそれなりに組まれているし、オチもまぁロボット物ぽい感じはするし、で妙に拾い物感のある1本でした。いや別にメカ描写とかはないですけど。リスト入りです。


 「僕、専用。16号機 AKI」(ゴーゴーズ)。毎回趣向を変えてきているこのシリーズ、今回は…ひょっとして劇場版パトレイバーネタですかー!?しかも中身はいつもと同じクセに何か壮大なオチが(テロップだけで)語られるし…。あたかも最終回のよーなノリですが、まだ続くことは確定事項のようで、ホッとするような残念なような。そして今作もロボ度はやっぱり低め(AIがバグってんのか偏頭痛に悩んでんのか判らないような演出はご勘弁を)。意欲的なシリーズだとは思うんでそこに拘泥を持ってて欲しいんですけどね…



今回はまた長いですな


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