2004年4月の巻頭日記

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4/26

 ちょっと本業の方が繁忙期になっております。でも更新が滞っているのは管理人の怠惰に依る所のが大きいですが…。っていうか少々の暇があっても体が動かないっていうか。歳だ。


 そんな中、今週末は会社側の都合で久しぶりに土日ともお休みに。と言う事で映画を観に行ったり、溜まっていたDVDや録画を観たり。

 すいている時間帯を狙ってオールナイトの「APPLE SEED」@新宿。どう映画化するのか危惧が無いでは無かったのですが、原作の要素を巧みに生かしつつ1本の完結した物語に再構成した手腕はなかなかの物ではないかと思います。似て非なるストーリーになっている所為で昔読んだ時の記憶との齟齬が大きく、帰ってからコミックを引っ張りだして読み直したり。ビジュアル的にも(トゥーンシェーダーレンダリング丸出しのキャラにさえ耐えられれば)クオリティは高いレベルでまとめて来ており、アップルシードの映像化と言う点では疑いなく最高傑作でしょう。…今までのがちとアレだったというのは、まずおいといて。
 で、当ページ的に気になるのは物語中盤に登場する「カーマイン」「ビリジアン」「セルリアン」の御三人(機)のお姉様方。資料によってサイボーグ説とアンドロイド説に別れているのが悩ましいんですが、切り飛ばされた頭部が更に膾切りになった際、断面が金属だった事、その状態で喋った事などからロボットである可能性が高い気がします。まぁ何にせよ外骨格系なのでリスト入りは無しなんですけども。


 「CASSHERN」は試写会の抽選を外してから観る気減退中。今回は結局パスしちゃいました。なんかアンドロ軍団で見た目人間の人々は総じて「新造細胞」で生まれ変わった「新造人間」、ということらしく、どうにもこー琴線に掛からないというか…まぁ期待しているモノとは色々と違うんだろうなぁ…近日中にはなんとか観る予定。


映画話もう一本。
 ウォン・カーウァイ「2046」がカンヌ出品だとか。え、て事はもう完成はしてるんですか。っていうかまさか完成するとは。
初期案にあったロボットの殺し屋、とかの設定がちゃんと残っているといいんですが…

 

ゲーム話。
 またしても「Simple2000」シリーズですか。まだ公式には上がっていないようですが、6月発売予定の「vol.55 THEキャットファイト 女猫伝説」が…凄いタイトルだ…審議対象です。雑誌等で公開されたスクリーンショットで登場キャラ名を確認すると、「ラブ☆ピンポン」に登場していたメイドアンドロイドのMONAさんが居る様です。基本的にコスト削減のため使い廻せるキャラは使い廻すシリーズなのでまぁ同一人物(ロボ)と考えて差し支えないでしょう。一応購入予定に。
 因みにシリーズの「対戦!爆弾ポイポイ」ではディフォルトでロボ娘さんが選択できるらしいのですが、外骨格ロボであるということと、設定が「仮想空間上でのイメージ」に過ぎない、ということの2点においてスルー中です。どんなもんだか気にはなるんですが…

 PS2版「デモンベイン」はまたしても発売延期。5月という事ですが、この期に及んで詳細な発売日が決定していないと言うのがまた徒に不安にさせてくれます。一部で7月発売説まで流れているようですが真相は如何に。ああもうアニメ版だけでいいから観せてくれ。


今回はなるたけコンパクトに、買った本とか。

 

DVD。
 明瀬礼洋監督作品、「侵略ちょー美少女ミリ」1、2巻(Geneon) 。うぉ、メジャーレーベルだ!3話から登場という地球侵略支援アンドロイド、鉄腕アッキーさん目当てで2巻から買いましたが、2話で顔出ししていると言う事もあって結局両方購入。萌え語尾を付けてしゃべりますよアッキーさん。空飛びますよアッキーさん。でもようやくミリ達に合流した所で終ってしまうのは残念。


コミックス。
 田丸浩史「ラブやん」3巻(講談社アフタヌーンKC)。50万ラブって日本円では幾らデスカ?他にも何かある気がするんですが、止むを得ません、リストへ。志名坂高次「S-2」(講談社月刊少年マガジンKC)は完結となる3巻。描き下ろしで追加されたエピローグとイラストは、読者としては嬉しいものの、作者の無念も伝わってきそうな印象。なにはともあれパティさんは最後まで良いなぁ…あのまま大気圏再突入かなぁ…萌えっていうか燃え。物理的に。
 周辺ジャンルとしては「MEZZOアンソロジーコミック」(宙出版)の一本にアンドロイドネタがあったので購入。ま、作者(服部健吾a.k.a.梨加夫)が作者だから、ね〜。本編もそうだったけど、ロボ娘ネタをもっと!もっと!野々村秀樹「人形少女」1巻(講談社マガジンKC)は、まぁ、まとめて読んだところで周辺ジャンルでもなかったですやっぱり。あともっと関係ないけど「エヴァンゲリオン」9巻が付録に付いて来た可動綾波フィギュアを購入。元がレイキャシールだっただけにロボ風味に溢れる傑作なんですが、顔の塗りはパッケージにも使われている試作バージョンの方がよりメカメカなフィーリンで良かったのになぁ…まぁ、オフィシャル度の高い製品にはいろいろ制約があるんでしょうねえ。


雑誌。
 新創刊「電撃帝王」vol.1。「大王」と「萌王」の中間点というか萌え要素強化した「大王」というか、そんなコンセプトっぽいです。っていうか中間点というにはあまりに幅が無さ過ぎっていうか「大王」の萌え要素を強化したら明らかにオーバードゥーズじゃんっていうか。当ページ的には犬威赤彦「MURDER PRINCESS」、アナさんユナさん二人の殺人アンドロイド少女がが該当キャラ。ほんの冒頭部のみの出番です
がまぁ今後も絡んでくるのでしょう。リスト入り。…タコみたいなロボットには乗らないんですかそうですか。

 週刊少年チャンピオンの新連載、有賀ヒトシ「アイアンジョーカーズ」をチェック。1話の台詞廻しからひょっとして、とも思ったのですが、2話ではこの作品世界のサイボーグは所謂サイボーグである、と明確にされてしまいました。というわけで脅威の横ロール少女、ミキさんは対象外に。とはいえ週イチで有賀ヒーローが読めるのは個人的に嬉しい事態です。

 ビッグコミックオリジナル月一連載中の浦沢直樹「PLUTO」、vol.8掲載の7話ではついに、ついにアトムがキター!しかも何かショタ入ってるー!?こ、これならウランちゃんにも期待できますよ!?勿論「出ない」というのは絶対に無しだ!他なら知らず、これは「史上最大のロボット」なのだからー!…ハァハァ…
 実際この作品に出て来た女性型アンドロイドといえば、ゲジヒトの奥さんとドイツの航空会社のオペレーターのお姉さん位しか確認できていなくて、しかも後者はホログラフ映像だけでの登場ということで未だにリスト外なんですよね…男性型は沢山でてるのに…おっさんばっかりだけど…。というわけで今後に期待してます。あ、エプシロンが保母のお姉さんっていうの希望。

「少年エース」6月号。丸川トモヒロ「成恵の世界」は久しぶりの(本当に…)機族の皆さんのお話。この作者さんのロボット観というか科学観には共感するところ大であるなあ。そうかエウレカ「ドジなロボ娘」はレアで珍重される存在なのか!「ありさ2(ありさのじじょう)」はまぁだ進展無し。どこまで引っ張るのか。しかし少なくともアリサさんの方は生物っぽいですね。コミック版「凉宮ハルヒの憂鬱」はあっさり長門さんが正体バラシ。やっぱり基本設定は小説版に準じる模様。

「ヤングキング」vol.9は陸乃家鴨「保健室のメカニカル」が最終回。結局最初の読み切り版は時系列で言うと連載版最終回の後の話、と言う事になるんでしょうか。単行本は5/26、少年画報社から。

「マジキュー」vol.2、風上旬「5階美少女家電売場でございます」は「アンドロイド萌型洗濯機ASW80静ちゃん」登場。うろたん「SOS スクール・オフ・シスターズ」の新キャラにはR2D2系ロボ、科学委員の芽華美さんが登場…怪しい…。でも中の人は只の人のような気が。来月を待て!…え、来月っていつの間に月刊誌に。

 その他、「まんがタイムきららCarat」vol.5には蒼馬みずき「鋼鉄彼女」が第2話。次回からは学校編?「アフタヌーン」6月号。ついに「砲神エグザクソン」は次回最終回、ですがちょっと着地点の予想が付かない感じ。こちらは本誌「電撃大王」6月号、高木信孝「Pureまりおねーしょん」も次回最終回。「コミックGUM」6月号、「まほろまてぃっく」まほろさんがエライ事に。アニメ版を越える鬱展開の予感。見田竜介「改造少女柚」は、文字通り改造少女もの。「ロボに改造された」がちと謎ですが、まぁ平たく言えばサイボーグなんでしょうねぇ。遺憾ながらリスト外。「ドラゴンエイジ」5月号、「ファンタジア バトルロイヤル」04/春、まんがタイムきらら5月号、等いつもの。

 特に今回顕著なんですが、ここの所、長期連載作品を含めて最終回が多いですねぇ。一つのあるタームの終わり、という印象はあってちと寂しいです。


ムック。
 「もけもけ大正電動娘ARISA 公式読本」(キャラアニ)を購入。…いや、もう本編やる気力が失せ気味なんで、せめてお話だけでも把握しておこうと思って買っただけの後ろ向きな買い物なんですが…うん、エンディングも細かい設定も載ってるからもうこれでいいや…。でも本編はシリアス進行なんですね。ちと意外。

 別冊映画宝庫vol.9「メカフェチ映画大図鑑 メカフリークス」(大洋図書)。こっちのシリーズは滅多に買わないのですが、表紙に女バトルコップが居る時点でついカッとなって(略)。いやまぁ、「ビキニマシン」あたりはともかく、「バストロイド」「サイボーグ2」「テハンノ」「ネメシス」辺りの解説、スタッフリストがまとめて掲載される本など多分空前(にしてたぶん絶後)ではないか、と。


小説。
 山科千晶「埋葬惑星」(電撃文庫)は、これがデビュー作。
『埋葬惑星ドールランド。巨大な墓であるこの星には、死者の霊を慰めるためのロボット達が住んでいた。そんな中の一体、猫型アンドロイドのジョーイは、若くして死んだ自分の御主人様の遺言を知り、それを何とか叶えられないかと考え始める…』
 猫の形をしたロボットをアンドロイドと呼ぶのは誤用っぽいですが、まぁご愛嬌でしょう。というわけで、物語中盤に登場する高級娼婦アンドロイドのイレーヌさんが対象キャラです。リスト入り。

他には涼風涼「斬魔大聖デモンベイン」第3巻「明日への翼」は完結編。エルザさんの出番少なかった…


アダルト。
雑誌ではコミックメガストア5月号、旭「Upgradeしますか?」。劇的ビフォーアフター。でもビフォー側がロールちゃん風なので主人公の怒りはある意味もっともだ。と思いました。ばんがいち6月号、高久としひこ「カスタマイズしましょう」。コミック曼天5月号、清水清「先生のHIJYOBERU」、I-droidプチvol.2、PROPER「皐月のいる場所」は共にシリーズ連載。
DVDは2本。
 紋舞らん「強化機動プリス」(アイエナジー)。表題作はサイボーグヒロインもの。まぁそれはさくっと流して、映像特典の「メイドアンドロイド」をチェック。…あぁもう全然ダメっていうか…。一応リスト入り。「僕、専用 10号機 KAY」はいつもとちょっと違うストーリーライン。ありがちと言えばかなりありがちなお話ですが、そういえばAVでは観た覚えが無いですな。いつもと比べてもちょっとハードウェア的なロボ萌えは弱いのですが、まぁ紋舞らんの奴の後だったのでやや評価も甘めに。だからといって際限なく出し続けられてもアレですが。


 さて今期のアニメですが、やはりロボ娘的には弱いですねぇ。「火の鳥」は次回から「復活編」なので標準モードで迎撃準備。ロボッ気抜きでいうと「鉄人28号」「愛してるぜベイベ★★」「レジェンズ」「恋風」位の順でお気に入り、かなぁ…。「爆裂天使」は割と楽しんでますが、これが一段落付いてくれないと「サムライジュピター」が動かないので複雑な心境。


 今月頭位からひっそりと新掲示板のテスト中です。使えそうなので一応今回から現行掲示板と併用、近日中に切り替えする予定です。
 新しい掲示板のスタイルならいかに日本一筆無精な管理人でもレスを溜めずにお返事出来る筈です。と安易にテクノロジーに頼ってみました。


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